味館 -味覚研究者(卵)の食ブログ-

味覚研究者(卵)のブログです。
「口偏に未(いまだ)で味と読む。重ね求めよ料理の工夫」(ミスター味っ子より)

チャーリーとチョコレート工場

2005-08-23 16:57:49 | 味な映画

チャーリーとチョコレート工場

監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、フレディー・ハイモアなど


Charlie and the Chocolate Factory

40年以上も世界でベストセラーになり続けている
「チャーリーとチョコレート工場」(Charlie and the Chocolate Factory)
を映像化したファンタジック・ムービー。
出演は『ショコラ』『スリーピーホロウ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』
などのジョニー・デップ、共演に『ネバーランド』のピーター役で
天才子役として世界中から注目を集めたフレディー・ハイモアなど。

◇ストーリー
 家が傾くほど貧しい家に、チャーリー・バケット少年(フレディ・ハイモア)
は失業中の父(ノア・テイラー)と母(ヘレナ・ボナム=カーター)、
そして寝たきりの老人4人の7人で暮らしていた。
そのチャーリー少年の家の近くには世界で一番大きなチョコレート
工場があった。

ウィリー・ワンカはチョコレート工場経営者、いつも人目をさけて
いる変わり者だ。その彼が、どういうわけか秘密の工場を見学させて
くれることになった。この10年間で初めてのことだ。ただし、招待客は
たったの5人だけ。ワンカ社特製チョコバーの包装紙の中に、
金色の招待券を見つけた幸運な者だけが工場見学に参加できる。
しかも、案内するのはワンカ自身だというのだ。
金のチケットを見つけた5人の子供たちに
“チョコレートの秘密と魔法を明かす”と発表するが…。

原作には描かれていない工場長ウィリー・ウォンカの子供時代
も明らかにされる。

◇匂いの出る試写会
 ジョニー・デップの最新作『チャーリーとチョコレート工場』の
日本のマスコミ向けに完成披露試写会が開催され、劇場でいまだ
かつてない驚きの演出が実行された。
 映画が上映されてしばらくたつと、どこからともなくチョコレートの
香りが……。
これはチョコレート工場を見学する物語になぞらえて会場
中にチョコレートの香りが放出されたからだ。
 現在『チャーリーとチョコレート工場』を公開している全米の劇場
の内50館でも実施されており、子供だけでなく大人にも人気を呼んでいる。

チョコレートの香りがしたのは、“チョコレートの滝”を見学して
いるシーン。
まるでジョニー・デップと一緒に工場を見学しているかのような
うれしい錯覚を体感できる。

 香りの元はプロモツール株式会社が開発した「アロマトリックス」
と呼ばれる商品で、チョコレートのほかにもピーチ、アップル、
ゆずなど約130種類の香りを製造している。

全国東急・松竹系にて9月10日より全国上映


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スーパー・サイズ・ミー

2005-06-25 16:49:57 | 味な映画

スーパー・サイズ・ミー


監督・プロデューサー・被験者:モーガン・スパーロック


アメリカ人の6割が肥満である原因はファーストフードにあり!?
監督、モーガン・スパーロック自身がファーストフードだけで1ヶ月過ごし、
人体への悪影響を実体験して見せるドキュメンタリー映画です。

彼はこの実験前は完全なる健康体!
その体が○クドナルドのハンバーガーだけを食べていると
いったいどうなってしまうのか!?

訴訟大国・アメリカで2人の少女が
某ファーストフード店を肥満の廉で訴えたのがきっかけでモーガン・スパーロックは
この映画の企画を思いついたそうです。

DVDの発売が7月8日

ファーストフードを完全な悪と考えていいとは思いませんが、
これを見て、自分の食生活を考え直してみるのは良いのでは?

人の心身は食生活一つで、一ヶ月もあればこんなにも変化していくものです。

ディナーラッシュ

2005-06-10 22:21:43 | 味な映画

今日は食に関する映画紹介。

“ディナーラッシュ”

出演: : ダニー・アイエロ, エドアルド・バレリーニ, その他
監督: ボブ・ジラルディ (映像・CM界の巨匠)

ニューヨークにあるイタリア料理レストラン「ジジーノ」を
舞台に繰り広げられる一風変わった群像劇。

日本では2002年度ミニシアター興行の大ヒットを記録した作品。
ひそかに賭けの胴元を務めている「ジジーノ」のオーナー、ルイ(ダニー・アイエロ)の
相棒が殺される事件が起きた後の、ある一晩の物語である。

ルイの息子でもある野心的シェフ長のウード(エドアルド・バレリーニ)は
イタリア料理界で*ヌーベルキュイジーヌの名シェフとして、
店をトレンドなレストランに変えてしまい、父親と対立。
そのウードにはアシスタントのシェフ、ダンカンという仕事と恋のライバルがいるが、
彼は無類のギャンブル好きで借金の山に追われている。
その他にも雑学王のバーテンダーやチップをもらうのに必死はウェイトレスなどが働いている。

そんな中、一番の客のかき入れ時、ディナーラッシュの時間を迎える。
そんな個性豊かな面々が集結する店にクィーンズ地区で幅をきかせるギャングの
ブラック&ブルーや自惚れ屋の料理評論家などが訪れる。

殺しとギャンブルという危ない要素をベースに置きつつも、
どこか憎めない連中たちのやりとりが微笑ましく、双方のギャップが
不思議な味わいを醸し出している。

 登場する料理の数々はカラフルで、美味そうなものが登場する。
スト-リーに関しては賛否両論と言える映画でしょう(私は好きです)。
ただ映像演出という観点においてはとてもかっこいい映画だと思います。
それから エドアルド・バレリーニもかっこいい!

*ヌーベルキュイジーヌとは・・・
 ヌーベルキュイジーヌは、フランス料理の名シェフ、ポールボキューズらが
提唱したおいしさと健康を追求した、「新しい料理」の流れのこと。
日本料理の影響も大きいと言われ、おいしさと健康をコンセプトとした
料理法は、フランス料理だけでなく、イタリア料理、中国料理など、
世界の料理に幅広く影響を与えました。