星色のマドンナ

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神話の国 チェジュド

2013-05-21 23:56:04 | スピリチュアル

5月に入ったとたんに太陽は繰り返し大爆発を起こしていますね。先日はめずらしくTVのニュースにも取り上げられていました。

一段落したかと思ったのですが、昨日は速報がでて、M1.7のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生したようです。

私はこのところ受け取り上手になったのか、慣れて来たのか分かりませんが、以前ほど切実に辛くないです。今朝は地中からミニボルテックスのような渦がいくつもお腹に上がってきました。不思議な感覚でした。頭の中にも未知のエネルギーが侵入しているような・・・ちょっと今日のは違うな~~と感じていました。

今週末は満月で、しかもウエサク祭の月なので、一段とエナジー強くなりますね~ これが言ってみれば2013バージョンでしょうね~~

 

さて今夜で最終回の済州島、旅日記です!!

2泊3日のチェジュドの旅の最後は、建国神話発祥の地「三姓穴」でした。建国といっても本土には檀君神話があるわけです。

韓国と済州島は文化が違うとよくいわれますが、その辺りの事情も含めて最もよく伝えているtempleさんの記事をお借りしました!!

どうもありがとうございます!!

 ☆ ☆ ☆

 朝鮮には檀君を祖とする建国神話があるが、済州島(耽羅)には、檀君神話とはまったくことなる建国神話があることが高麗が編纂した三国史記に書かれている。

  
 三国史記 済州誌原文

初めは人無し。漢拏山(ハンラさん)の北麓である済州市にある毛興穴(三姓穴)から三神人が出現する。年上から良(梁)乙那、高乙那、夫乙那。荒地で狩猟、皮の着衣、肉食をして生活。

ある時、紫泥で封蔵された木箱が東海岸に漂着。木箱を開けると、紫色の衣に紅い帯の1人の使者が出現。また、木箱中の石箱から3人青衣の処女(おとめ)出現。仔馬と仔牛、五穀の種子出現。

そこで使者がいうには、「我は碧浪国(日本)の国使である。我が王は、この3人の娘を誕生させられた。西海の岳に神の子三人降臨して、まさに開国しようとしているのを聞き、妻が必要と家来に命じ3人の娘を送られた。よろしく支配を作り、もって大業をなされ」と、雲に乗って去った。

良乙那、高乙那、夫乙那は、年齢順に妻を娶り、泉のおいしく肥沃な土地を探しに矢を射て占った。

  <ジオラマです。


済州島建国神話に登場する3女神は、地理的に近い、福岡県宗像神社の宗像三女神(イチキシマヒメほか)との関連を多少感じる。宗像3女神は、スサノオ命と天照大神が誓約をして生まれた神様だ。

いずれにしろ碧浪国は通常日本と考えられている。高麗が編纂した「三国史記」によると、元々済州島は、朝鮮より日本との関係が深かったようだ。

済州島民は1000年以上の長きにわたり、凄まじい差別を受けてきたようだが、その最大の要因は朝鮮民族とは民族的出自が異なったからだろう。

☆ ☆ ☆

「三姓穴」遺跡入り口です。三姓は、高乙那・良乙那・夫乙那の三神。

日本とは様式の違う鳥居でした。三人だから入り口が3つでしょうか? 三棟三棟(さんとうみむね)かしらと思ってしまう。

  

とにかく素晴らしいエネルギーの聖地でした。私達三人同時にビリビリする~~とか・・感激したのです!!

この場所に来れて良かった。それも山に登ったりして、最後の最後に来るようになっていたんだと納得したのです~~ガイドの林さんが、あそこに行ったって何も無いよ。穴しかないんだから~~と案内を渋ったのですが、私達はかなり強引に連れて行ってもらいました。ほんと、最後に行く所でしたね!!

ジオラマもよく出来ていましたが、私はアニメには感動しました。三神は穴から出たのではなくて、天の神仙界に蝕が起きて、光の渦によって地上に降臨したことになっていた。

しかも緑、紫、白(金)の三色を使っていたのです!!緑も濃い緑で、白山グリーンでした!

私も碧浪国は日本だと思ったし、三人の女性となれば、宗像三女は直ぐ思ってしまう。スサノオの娘ですから、ストーリーとしては出来過ぎの感はありますが。。。

韓国の友人には悪い気もしますが、本国の檀君神話よりはるかに興味深く神秘的な物語でした。

個人的な好みをもう一つ付け加えると、神仙界で蝕が興るとなれば、「十二国記」ですね~。小野不由美さんの小説のアニメにはその蝕が度々出てきます。

そんなこんなで、個人的にも思入れがある神話でした。今度は祭祀に参加してみたいと密かに思たりしました

   

これでチェジュドの旅日記は終わりです。

済州島では、林 辰蕃さんにドライバーとガイドをして頂きました。カメラが趣味のようでした。

http://jejutaxi2691.com/

 

お読み頂きまして、どうもありがとうございます