花冷えのする頃、墨を少し硯に擦り、筆をさらりと紙に走らせると心もうっとりになります。
「山かげや 岩もる清水おと さえて夏のほかなる ひぐらしの声」
すこし、季節は先なのですが、こういう句を今日は、筆の練習で書いておりました。
かなの美というのは、二つあって、
ひとつは、紙の美 今回は紙をつぎはり文様というすごくお洒落な紙をつかってみました。
なにやら紙の文様が着物の文様のようで実にいい。
二つ目は、なんといっても毛筆の線であるのでしょうか。
今日も、静かにいつものように筆を持って書斎に静かに向かっておりましたが、古の平安人は、きっと、とりとめのない自然の美や心の思いをすらすらと墨にしたためておられたのでしょうね。
かなを書いている時は、墨の香りがかな用の特別な物を擦りますのでまた格別にいい。
こういうすばらしい名句をただ練習するだけではありますが、平安人の心を感じるようでとても優雅な気持ちになってしまいます。
こういう美しい落ち着いた頃のかなの美があった日常の生活。
平安王朝時代は、まさに華やかで心も身も洗練されていたからこういう美しいかな文字という文化を伝承して行けたのでしょうか。
かなが大好きな私にとってはまだまだ書いて残しておきたい名句が一杯。
またいい物が書けたら紹介したいと思っております。
みなさんも、一度、平安時代の優雅な世界にかなを通して浸ってみてはいかがでしょうか。?
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かなを書いている時は、墨の香りがかな用の特別な物を擦りますのでまた格別にいい。
こういうすばらしい名句をただ練習するだけではありますが、平安人の心を感じるようでとても優雅な気持ちになってしまいます。
こういう美しい落ち着いた頃のかなの美があった日常の生活。
平安王朝時代は、まさに華やかで心も身も洗練されていたからこういう美しいかな文字という文化を伝承して行けたのでしょうか。
かなが大好きな私にとってはまだまだ書いて残しておきたい名句が一杯。
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ときには、お気に入りの硯にお気に入りの墨を磨って
調墨しながら描くこともあります。
そんなときは、墨の匂いと、お気に入りの硯が濡れていくのを見てうっとりしながら
それでも、心静かに描くことができるんですよ^^
書道もいいですよねぇ・・・
子供のころ習っただけなのですが、大好きでしたよ^^