渋谷表参道 嵐酔水墨画書道教室~一期一会の墨交流~ Ransui's Sumi Art class

書と中国水墨画を学ぶ 心の模様を墨に託してみませんか。初級から上級まで 一緒に筆を持って楽しみませんか?!

墨彩の世界 蓮のこころ

2009年05月16日 | Ransui's gallerly
「滴翠水弾雫 蓮花潤麗純 風吹湖水上 一花舞水運」

墨彩画で描いたすこし現代的な「蓮花」です。

中国の西湖では、この蓮がよく咲くそうでなにか日本の蓮よりも一回り大きいようです。

でも、蓮は、特に薄いピンクとか赤の花はとっても奇麗です。

花がゆったりと開いている様子では、その花びらの中から仏が現れてくるかのようなそんな気さえします。

撥墨という墨がたっぷりにじむそんな技法で描いた抽象的な現代水墨画の世界です。

あの、有名なモネも蓮を好んで描いたそうですから、蓮はあまりに美しい花なのでしょうねぇ。

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師匠の作品

2009年05月16日 | 日記
こちらは、私の尊敬する師匠の作品です。

上野の東京都美術館で毎年、私の会派の書道展が開催され、そちらには全国、そして世界各国から書道や水墨画の力作が押し寄せ、見事な展覧会になります。今年ももうすぐでそんな季節になりました。

さて、こちらは先生が、苦心して制作され、見事、総理大臣賞を受賞された作です。

先生の作品には、なにか水墨画の世界に通じるものがあり、とても親近感がわくのですよ。

先生の作品は、近代詩とよばれる分野の作品で、「流れ、抑揚、にじみ、遠近」に渡り高度な筆の技が必要なものです。

先生のように私も毎日練習に励みますが、なかなか筆の道には明確な答えが見つからないですね。

でも、先生はよく言われます。


「良い作品に出会いなさい。よき作品が良いと言われるのには理由があり、作者の心を読むに値する価値がありますから。」

と。そんな言葉を今では噛み締めるように展覧会等には足を運んで自己の研鑽に役立てております。

書道や水墨画をやっている方々も、それぞれの個性あふれる味をだしていただき、自分の筆の研鑽に共に学んで行きましょう。

これから、私はアトリエで書いてきます


先生の作品から「前衛 仏」


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コメント (2)
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