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「カロリー制限」で人間は本当に長生きできるのか2

2018年05月08日 | 長寿遺伝子
さて、壮大な実験のレポートの二回目です。その前に・・・・
よく「貧乏人の子沢山」と言いました、ま~少子化の今の時代には死語かもしれませんが。一方、例えばアフリカの食料も満足でない国で沢山の子どもが生まれている光景もよく見ます。
長寿遺伝子がオンになるポイントは「カロリー制限」だと、ここで学びましたが長寿遺伝子がオンになると”生殖活動が活発化する”のだそうです、それはこういう事の様です。
貧乏人もアフリカの貧しい国民も食料が不足し空腹であることが多い。イヤそもそも今を飽食の時代などと言っているが、人類はかっては飢餓との戦いの歴史がはるかに長いのです。餓死だって珍しくなかったのです。
そうした環境に置かれた時、人間の遺伝子は「ここで途絶える訳にはいかない、子孫を残さねば・・・・」のスイッチが入るのだそうです。だから生殖活動が・・・・これホントです。


代謝が落ちれば、有害な「副産物」も減る
ペニントンの研究グループは3月22日、『Cell Metabolism』に論文を発表し、代謝測定装置「ヒューマンカロリーメーター」による治験の結果を初めて報告した。

ペニントンは、代謝測定装置を備えた世界でも数少ない施設のひとつだ。この装置はホテルの部屋ほどの大きさで、測定に適した環境を備えている。治験参加者を装置内に24時間拘束し、消費する熱量を測定する。その熱量がどこで消費されたか(脂肪か、タンパク質か、炭水化物か)を解析する方法としては最も厳密なものといえる。
一晩食事を抜いたあと、被験者たちは朝8時に測定装置に入り、翌朝8時までそこから出ることも、運動をすることも許されない。食事は研究者たちがエアロック式の小さな戸口から差し入れる。
室内には新鮮な空気が送り込まれて循環し、外に出された空気は一連の分析装置に通され、酸素と炭水化物の比率が測定される。尿サンプルから得た窒素測定値で、被験者それぞれが睡眠時にどのような代謝を行っているか、全体像を算出する。

ここから、たとえ大幅にではなくともカロリーを減らせば、代謝が10パーセント下がることが明らかになった。一部は体重の減少によるものと考えられる。体重は2年間で平均20ポンド(約9kg)減少した。

しかし、論文の著者らによれば、変化の大半はむしろ生物学的な変化によるものだという。インシュリンや甲状腺ホルモンといったバイオマーカーの解析から導いた結論だ。論文の主著者である内分泌学者、リーアン・レッドマンは「カロリー制限によって基礎代謝率が落ちるというのは、つまり機能を健康に維持するために必要なエネルギーが減少することだと考えられます」と話す。

体がより少ない酸素量で、必要とされるすべてのエネルギーを生み出せるようになれば、代謝によって生まれる副産物も減少する。こうした副産物のなかには、DNAなどの細胞機能にダメージを与える恐れのある「フリーラジカル」なども含まれる。

「調査から2年後には、代謝率の低下やカロリーの削減レベルが、細胞や組織を酸化させて機能を損なうストレスを減少させるらしいとわかってきました」とレッドマンは言う。

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