Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

想像することは、愛すること 〜がんとともに〜

2024-02-04 13:44:00 | 乳がんについて
こんにちは
Sujaです

2人に1人は
何らかの癌に罹患するという昨今

私も
もれなく乳がんに罹ったのは5年前

乳がんに罹患するのは9人に1人と言われていますが

私の親族は4人に1人は乳がんです
まぁ、そういう遺伝子なのでしょうが…

朝刊に癌に罹患した人に対して
周りの人がかけた言葉についての記事を読みました

『乳がんなら大丈夫よ。今は医療が進歩していて治るから』

『生存率はどれくらいですか?』

言葉をかける人は悪気はないのだろうけど
気遣いのある言葉とは思えません

当事者の気持ちまで想像して言葉をかけるには至らなかったのでしょうね

私の場合は 

有り難いことに私の気持ちを慮っていただける人たちに囲まれて

不快な気持ちになることはあまりありませんでした

若干名、『良くなったらまた誘うね!』と
風邪でも引いたかのようなレベルのメールをもらいましたが

どう反応していいのか分からなかったのだろうと解釈し
彼女の幼い対応に笑ってしまいました
その後もちろん連絡はありませんし
私も連絡しようとも思いません

そうやって余計な人間関係が切れて逆に良い機会でした

落ち込んでいる人に
かける言葉は難しいです

でもその人の気持ちになって 

自分ならこんな風に言ってほしいと想像して言葉をかけることはできるんじゃないかと思います

想像することは愛すること

愛を以て人と関わること
それは自分自身をも愛することです

乳がんの術後も欠かさず行なっている事

2021-05-29 13:51:00 | 乳がんについて
こんにちは
sujaです

2019年11月
私は乳がんの手術をしたのですが
(詳細は過去のブログに記しています)
手術した翌日から腕を挙げるリハビリが行われました

リンパを少し採ったので
リンパの流れを良くするのと
手術をした側の腕が
突っ張って挙がり難くならないためのものでした

実際
手術してから3か月ほど経った時
手術した右側の腕を挙げると
突っ張る感じがあり
腕を挙げたまま鏡で確認してみると
右の乳房から脇腹に1本の筋が突っ張っていました

主治医はこれを『バンド』と呼んでいました
そのまま放置しておくと
痛くて腕を挙げられなくなるというので
毎日ストレッチをし、キャッチボールも加えたのです


しばらくすると『バンド』は消え
突っ張る感じも和らいできました

今もストレッチとキャッチボールは欠かさず行ってはいますが

先日
右の脇に『バンド』が発生し
自己マッサージを加えて
しばらくすると消えていました

癌とはいえ
躰の組織を取り除いたのですから
無くなった組織を補うために
体中の組織がうごめいているようです

うごめく組織に協力するべく
私は日々
躰を整えることを怠らないようにしなくてはなりません

恐怖!!術後初のマンモグラフィー検査!!

2021-01-30 13:42:00 | 乳がんについて
こんにちは
sujaです

私は、2019年秋に乳がん手術をした後
1年間の点滴治療を昨年秋に終えました
そして3か月ごとの検診というものを
先日受けに行ってきました

採血、レントゲン、乳腺エコーまでは楽々検査なのですが

問題は
乳がん手術後初のマンモグラフィー検査なのです

そう、乳房を挟みこみ
煎餅のようにペッタンコにして撮影する
あの激痛マンモです
あれは…苦手です
まぁ、「マンモは得意!」という人はいないでしょうが…

手術から1年以上経っているとはいえ
まだまだツッパル感覚や痛みがあるので
まさか手術した乳房は撮影しないだろうと思っていたのですが…

「やります」と技師の人
「まだ痛いんですけど」
「大丈夫。やります」笑顔の技師
「リンパ浮腫になりませんか?」
「なりません。大丈夫」笑顔でセッティングする技師
「えーっ」

おとなしく挟まれれば良かったのですが
挟まれる度「痛ーい」「痛いです」
「あー痛い」と叫ぶ私

「大変なことになるよりは、痛いと叫んで済むなら良いじゃない」
変わらず笑顔の技師

ようやく撮影が終わり
「大変お騒がせして、すみませんでした」と詫びる私に
「大丈夫ですよ。次回はもう少しちゃんと撮りましょうね」と満面の笑み

なんと、これを定期的にするのか
そう思った瞬間、蒼白になる私でした

各検査が済んだ後
主治医に診察していただいた時に
「手術した側をマンモで挟まれて、すごく痛かったです」と感想を述べたところ

「痛いという事は、ちゃんと撮れたということだよ」
こちらも満面の笑み
「ほら、よく撮れてる」とマンモの画像を確かめておられました

よく撮れていたそうなので
次のマンモ検査、もう少しちゃんと撮ろう言った技師の言う事を
素直に聴けるかどうか、自信のない私です

検査の結果は
異常なしということでした
よかったよかった





乳がん検診は大事。でも、もっと大事なのは…

2020-10-08 10:13:13 | 乳がんについて
こんにちは
sujaです

乳がんと診断されてから1年になります
早いものですね

1年と言われた点滴治療も来月には終わろうかと思います

10月は『ピンクリボン月間』ということで



今回は
7年前に行った乳がん検診を発端に
起こった体験談です

2013年の2月
乳がん検診で
以前からある右胸のシコリを
詳しく調べた方がいいと言われ
紹介されたクリニックへ行ったのです

このシコリは
2004年に検査して問題なかったので
さほど気にせず
念のため程度に診てもらったのです

しかし検査の結果、意外な言葉が返ってきました

「癌です」

あれよあれよと
手術する病院と手術の日程が決まり
手術後の抗がん治療の話まで聞かされました

どこか他人事のような気分と
ショックで思考出来ず
誰かに伝えずにいられなかった私は
10年来の知人にメールしました

知人は、すぐに電話をくれて
アドバイスと情報を提供してくれました

先ず、セカンドオピニオンを受けること
その病院は、ここがいいと教えてくれ
それまでにもう一度
違う病院で診てもらうのがいいと
その病院もネットで調べて教えてくれました

クリニックには
セカンドオピニオンを受けたいから紹介状をくださいとお願いしました

すると翌朝
クリニックの先生から電話があり
「もう一度検査結果を見直したら、癌では無く、癌の疑いとありました」
と言うのです

私はどう言う意味なのか直ぐには理解出来ませんでしたが
100%癌では無いということは、ようやく分かりました

兎に角、紹介状をもらいにクリニックへ行ったところ
「遅かれ早かれ、そのシコリは取った方が良いですよ」と先生

これって誤診になるのかなぁ〜?
と思ったのですが
当時、知識不足の私は何も言えず
紹介状と胸のレントゲンをもらい
クリニックを後にしました

セカンドオピニオンの前に予約した病院は
知人が調べてくれたところ
乳がんに特化した病院で
温存療法のパイオニアの先生が居るらしく
私は運良く、その先生に診てもらうことが出来たのです
(この先生が、今の主治医です)

結果、癌では無いということです

間一髪、手術を免れたという感じです

しかし、いずれは乳がんになり
手術をする事になるんだろうと直観しました
「今から準備しておきなさい」
という神様からの忠告に思えたのです

当時の危機的状況の中
何も分からず、自分を見失い
状況に流されそうになる私を
救ってくれたのは
10年来の知人の言葉です

「私だったら、納得するまで何件も病院を探して診てもらうわ。そんな簡単に、身体にメスを入れさせない」

この言葉を聞いて、我に返った気がしました

自分の身体を、人ごとのように
しっかり理解もせずに、手術を受けようとは…

必ず、後悔するに決まっています

知人には
本当に、感謝しかありません

乳がん検診は行った方が良いと思いますが

信頼できて
しっかりコミニュケーションが取れる主治医を見つけることが
何よりも大事だという事が
当時の体験から学んだことです

リハビリ兼ねたキャッチボールが意外と楽しくてストレス解消になります

2020-04-22 14:47:11 | 乳がんについて
新型コロナウイルス感染者の対応に関わっている医療従事者の方々の勇気ある姿勢に心から感謝します
そして無事に全うできる事を心から祈っています


こんにちは
Sujaです

緊急事態宣言が発令されてから2週間が過ぎましたが
感染者数を確認すると
まだまだこの生活は続きそうですね

私は、乳がんの手術後
手術した右側の腕を上げると
まだまだ痛みがあるため
リハビリを兼ねて
フィットネスクラブのプールで泳いでいたのですが
今月から、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため
休会する事になりました
(後にフィットネスクラブは、休館になりました)

運動不足になりがちな日々を
どう過ごそうかと考えていたところ
マナくんが「キャチボールをしよう」
と提案してくれました

家の小さな庭でのキャチボール
楽しそうですよね


グローブとユニフォームは
マナくんが用意してくれました
スワローズが好きなワケでは無いけれど
同じ名字ということで
青木宣親選手の23番を背負ってます


ボールはさすがに硬球とはいかず
リハビリ程度で投げられるよう
まずはテニスボールでのキャチボールです

高校時代、野球部のマネージャーだった私と
小中学時代、野球部だったマナくんとのキャチボールは
いい汗をかくほど、有意義な運動となりました
ストレス解消と気分転換には最適です

腕が慣れてくれば
ボールを軟球に変えてキャチボールしたいですね

「そのうちバッテイングもしたくなるよ」
と、既にバットも用意してしてくれているマナくん
さすがです