Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

お隣さんのおかげでくちなしの花が咲きました!

2021-06-26 10:50:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです

家の庭には
大きな木が1本そびえ立っていて

そのせいで
庭の日当たりが良くなかったのです

昨年、少しでも日当たりを良くしようと
ノコギリ片手に剪定してみたのですが

大木の剪定は思ったほど簡単ではありませんでした

見かねたお隣さんが
「剪定するの好きなんでやらせて下さい」
と申し出てくださり
木によじ登ってチェーンソーで
バッサリとやって下さいました

お陰でお日様も地面に届き
草花も喜んでいるようです

そして先日

今まで1輪も咲いたことがなかった
くちなしの花が
甘い香りを漂わせて真っ白く咲いています



🎵くちなしの 白い花 お前のような 花だった🎵

思わず口ずさんでしまうほど綺麗な花
次から次へと咲き乱れる甘い香りの花を
1輪生けてリビングに置くと

部屋中に甘い香りが漂い、癒されます



お隣さんも「いい香りですね」と喜んでいる様子
「木を剪定して頂いたおかげです。ありがとうございます」
庭先で
まな君とお隣さんの会話を聞きながら
甘い香りに包まれて読書する・・・

至福のひとときです

巣作りの邪魔をするなら今のうち!〜スズメバチの巣を作らせないわよ!〜

2021-06-19 14:11:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです

毎年4~6月の時期、我が家では気をつけて
確認しなければならない事があります

それは

巣!

蜂の巣‼︎

しかも
スズメバチの巣

家の壁が
スズメバチの巣作りに適しているようで

毎年この時期になると
巣を作ってしまうのです

そして先日
家のベランダに女王蜂が1匹
せっせと巣作りに励んでいるのを
確認しました


そう
この時期は先ず女王蜂だけで巣を作り
その傍らで繁殖し
1か月後に誕生した働き蜂たちが
女王蜂に代わって巣を構築していきます

女王蜂は働き蜂に比べて体が小さく
攻撃性もそれほどでもないので
この時期に伸してしまうのが良いようです

あれは3年前

近くの電柱に作った巣が
手狭になったようで

時季外れの9月に
働き蜂たち大勢で
家のベランダに巣を作り始めて大変でした

市に助けを求めたのですが
その場凌ぎにしかならず
結局、電柱を管理する東京電力に連絡して
手狭になっていた巣に住んでいる
スズメバチを
葬って頂くことになりました

因みに種類は、キイロスズメバチでした
よく見ると可愛い顔をしているのですが
刺されるのは嫌なので仕方ありません

今回もキイロスズメバチのようです

我が家の必需品である
専用の殺虫スプレーで1撃します


ベランダは日常を取り戻し
『タッタッタッ』
とリスが走る足音が聞こえてきました

なぜ、火を放ったのか?〜水上勉氏の『金閣炎上』を読む〜

2021-06-12 14:58:00 | 本を読む
こんにちは
sujaです

京都の金閣寺と言えば
知らない人はいないほど有名なお寺です

その金閣寺が、かつて
放火によって全焼した事実を
関西出身である私は
恥ずかしながら知りませんでした

そして放火した犯人が
金閣寺の小僧だったというのも
今更ながら
衝撃を受けたのです

知るきっかけとなった昨年の2020年は
金閣寺が放火されて70年になる年で
この事件について書かれた書籍
三島由紀夫氏の『金閣寺』
水上勉氏の『金閣炎上』が
ラジオ番組で取り上げられて知ったのです

この2冊の書籍はぜひ読んでみたい
と思いながらも
なかなか読むタイミングを失い
ようやく先週
水上勉氏の『金閣炎上』を読むことが叶いました


水上勉氏は
犯人である林養賢とは
顔見知りであったようで
ことさらに
事件の真相についていろいろと
調べ尽くしているようです

京都府舞鶴市成生の寺で生まれた
養賢の生い立ち
吃音症だった養賢に対する周囲の反応
養賢を何れは金閣寺の住職にと
願う母親との葛藤
そして
いざ、金閣寺の小僧として
学校に通わせてもらいながら
修行する養賢が
きらびやかな金閣寺の理想と現実に触れ
徐々に変化する様子を
取材を元に
水上勉氏の想像を交えて表現されています

私が非常に衝撃を受けたのは

事件直後
養賢の母親は
わが子が放火犯とは知らずに
養賢が行方不明だという知らせを受け
母の弟と共に
京都の西陣署に出向くのですが
そこで養賢が犯人だと聞き
面会を乞うと、養賢が拒んでいると言われ
会うことなく西陣署を後にします

しかし
帰りの電車が鉄橋にさしかかったところで
橋の下を流れる川に身を投げて自殺してしまうのです

わが子が犯した大罪に対して
世間に詫びる気持ちがそうさせたのか?

当時そのように報じた新聞もあるようです
しかし
遺書もなく死を選んだ母親の本意は
誰も知ることは出来ません

養賢は
7年の実刑を受け
5年程で釈放されるのですが
結核を患った為
入院生活を余儀なくされます

そしてしばらくの後、息を引き取ります
27歳という若さでした

養賢は修行中
金閣寺の和尚である村上慈海から
説教のような文句を聞かされます

「自分が着物を着ているのも、裏返して着てもいても良いようなものだけれども、表を出して着ているのは、世間の人に見てもらう為に着ているのだし、飯を食うのも3度3度死なないために食べている。そんな風に無意味なことなんだ」

当時20歳そこそこの養賢が
この説教をどう解釈し
心のとどめたのか

金閣寺も無意味
修行する自分の無意味
生きるのも無意味

そんな思いが過ったとしたら・・・
と、考えさせられるのです

水上勉氏は
養賢と養賢の母親のお墓の所在を
探しながら
取材するのですが

養賢が生まれた成生の寺にも
母親の故郷にもないのです

そして
もしや?と思った場所へ向かい
ようやく出会ったという二つの墓石を
私は想像しながら
ただただ切なく
心が『キュウッ』と締め付けられました

挿し木から育てた紫陽花が…

2021-06-05 14:13:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです

鎌倉といえば
紫陽花をイメージする人も少なくないと思います

長谷寺や明月院は
『あじさい寺』と呼ばれるほど
紫陽花が咲き誇る所で有名ですよね

私が住んでいる
ご近所のお寺やお宅でも
色とりどりの紫陽花が
所狭しと咲きはじめ
非常にきれいな景色を楽しめるのです

しかし
我が家には紫陽花が1輪も咲いておらず
ちょっと物足りなさを感じていた時

紫陽花の切り花を頂き
それを挿し木にして育てて早3年・・・


ようやく咲いてくれました
なんと可愛いことでしょう

育てたといってもこれといって
世話が掛かるわけでもなく
丈夫に育ってくれた紫陽花たち

こんなに可愛いのなら
剪定の時に
また挿し木にして
紫陽花の家にしてしまいたいと思います