9時過ぎからガソリンを用意したり、テントの準備のために鉄工所に相談に行った。
「どうしてもというなら作るが、高いからやめて他のもので代用したほうがいいよ」
「帆布と言ってもそれほど寿命が有る分けでないよ」
「たとえばあそこにあるようなもので代行したら」と係留しているを船を指して教えてくれた。
「もしこれで良かったら自分で作ったら」と、言って倉庫からテントになるようなものを出してきた。
「接着剤はこれを使ってハトメを打てばOKだよ」と微にいり細にいり教えて貰った。
ありがたく頂いた。
11時から試運転を兼ねて沖に出た。魚探を見ながら底の地形をチェックしていると
起伏のあるところで魚影を見た。当たり前だが「オッ!魚が見える」
釣りの支度はしていなかったので船を止め釣り道具を用意した。
かなり流されたので先ほどの所へ行こうとしたが場所が分からなかった。山も何も見る余裕が無かった。
しばらく走っていると魚影を見たのでが、またその位置に行くため試行錯誤してやっと見つけ1匹釣り、
また戻ろうとして試行錯誤して見つけ3匹ほど釣ったが波が高くなったので1時ころ戻った。
波があるときこの船でバックすると船に水が入る等の船の性質もかなり分かってきた。