亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

男子バレー

2008-06-10 14:45:13 | Weblog
緒戦の敗退を生かした





 日本は緒戦でイタリアに敗れた。この敗戦は考えられない経緯であった。第一ゲームこそ落としたが、第二ゲーム、第三ゲームと連取した。しかし、第四ゲームを落とし、問題の最終戦で一時は24ポイント対17ポイントとリードした。

 あと1ポイント取れば日本の勝利である。このゲームは貰ったと誰しも思ったに相違ない。しかし、ズルズルとポイントを取られ、このゲームを失うという考えられない結果となり、第一戦はイタリアに屈したのである。



 無論、植田監督はあらゆる対策を立てて1ポイントを取りに行った。山本隆弘のバックアタック、福永達哉、清水邦広の新鋭の投入、荻野や山村のストップの強化、しかし、誰しも予測しなかった事態となり、日本は緒戦を失ったのである。



 その後、他の国々と戦った日本はそれこそ必死の形相で立ち向かった。「災い転じて福となる」の諺どおり、日本はイタリア戦の敗北を生かして再生した。そして、見事に北京オリンピックへの切符を入手したのである。イタリア戦の敗北は結果的に日本の実力を高めた。
  


 これで北京五輪のメダルを狙える。精神的にも技術的にも日本男子チームは格段の力を着けたといえよう。我々サポーターは日本男子チームの北京での活躍に期待したい。