平田弘集「松籟45句」/俳句文芸精鋭選集

2007-08-16 23:52:02 | Weblog
■俳句文芸精鋭選集
□天満書房
□平成19年8月6日発行
□定価3500円
□平田弘集「松籟45句」掲載(57~66頁)

●抄出7句
夕空に鋏光らせ豇豆摘む
初なりの南瓜切り取る重さかな
鳴子ゆれ実りの秋の穂の重さ
秋晴に無限の空の深み見る
落葉焚く煙の中に火の見ゆる
風騒ぎ色そのままに紅葉散る
白鳥を待つ人水辺見回りぬ

●鑑賞1句
風騒ぎ色そのままに紅葉散る
風がさわさわっと騒いだと思うと、紅葉が、今の今まで枝に付いていたままの鮮やかな色で散った。散るものの華やかなまでの美しさに魅了される。(高橋正子)

▼ご感想などを下記の<Comment>にお書き込みください。(高橋信之)

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金が減らないw (ぶひぶひ)
2010-02-22 06:00:31

これやるとき、一緒に買い物来てもらうほうがいいぞ!!!!


だってオレ、報酬とは別で、普通に欲しい物買ってもらってるしw
物買っても金が減らないシステム考えたオレ天才すぐる(`・ω・´)!
てか、逆に増えてるしなwwwwwうんめぇわぁwwwww

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20歳の娘ゴチでした。。 (シコティ40)
2010-02-01 21:09:27

「とりあえず生中でぇー♪」って言われて、何の事か聞いてみたら
生でナカダシしてって事だって(*´ー`)ノ 略語ムズィな。。


ちょっとしつけが必要だと思ったから3回ナカダシしといたぞ(。`・ω・)!!!
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お礼 (平田 弘)
2007-09-21 14:57:18
藤田荘二様、小川美和様、お祝いのお言葉有難うございます。これからも精進して参りたいと存じます。宜しくお願いいたします。
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おめでとうございます (小川美和)
2007-09-17 14:17:51
平田弘様
この度のご出版おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
秋晴に無限の空の深み見る
白鳥を待つ人水辺見回りぬ

どの御句も心に深く届き感銘を新たにさせて頂きました。これからもどうぞお元気でご健吟くださいますようにお祈り致します。
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おめでとうございます。 (藤田荘二)
2007-09-17 10:42:03
俳句文芸精鋭選集「松籟45句」収録おめでとうございます。
落葉焚く煙の中に火の見ゆる
 煙の中に燃える火を見つけられた目、きっと人生を掻き立てるものを大いにお持ちであることと拝察いたしました。

今後も私どもへのご指導と、ご自愛お祈り申し上げます。
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お礼 (平田 弘)
2007-09-07 10:16:17
まえかわをとじ様、コメント有難うございます。遅々とした歩みながら精進したいと思っています。
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おめでとうございます (まえかわをとじ)
2007-09-02 21:30:20
弘様
「松籟45句」のご出版おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
これからもますますのご健勝をお祈りいたします。
素晴らしい句ばっかりですが、中でも
落葉焚く煙の中に火の見ゆる  の一句がすきな句です。
今時落ち葉焚くだけで風雅なものですが、煙の中の火どころか、大きな大きな晩秋のイメージが広がってきます。
時節柄、いっそうのご自愛をお祈り申し上げます。
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お礼 (平田 弘)
2007-08-28 16:17:42
志賀たいじ様、何時もいつも有難いコメントを戴き御礼申し上げます。体は冷やせず、暑さは熱しでコントロールに手を焼きます。
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平田 弘様へ (志賀たいじ)
2007-08-25 08:45:47
この度は俳句文芸選鋭選集「松籟45句」の出版お目出度うございます。平田様らしい清明な句ばかりでさすがと思いました。
”白鳥を待つ人水辺見回りぬ”
もうそろそろ飛来する筈と白鳥を静かに待つ人の心と見回る水辺の澄みわたる自然の景が一体となって読者の心を惹き付ける素敵な句と思いました。
今後ともご健康にご留意たまわり、ご健吟下さいます様ご期待申し上げます。
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お礼 (平田 弘)
2007-08-22 11:01:55
藤田裕子様、お祝いのお言葉有難うございます。
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おめでとうございます。 (藤田裕子)
2007-08-20 22:54:32
平田弘様、俳句文芸精鋭選集のご出版、心よりお喜び申し上げます。好きな句が多い中で、特に次の句が印象に残りました。

風騒ぎ色そのままに紅葉散る
 少し強い風に吹かれ今、木から紅葉が散っていきます。「色そのままに」に鮮明な色の紅葉の美しい光景が見えてきます。

どうぞ、これからもご自愛の上、ご健吟されますようお祈り申し上げます。
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お礼 (平田 弘)
2007-08-20 17:22:01
古田けいじ様、池田多津子様、藤田洋子様、吉田晃様、小口泰興様、大給圭線様、篠木睦様、岩本康子様。
 句集出版を祝っていただき有難うございます。「俳句の座」の方々の有り難味をかみ締めています。歳とともに鈍くなってゆくなか、支えるものは絶え間ない俳句の精進のように思います。今後とも宜しくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
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おめでとうございます。 (岩本康子)
2007-08-20 14:53:17
平田弘様

この度は、俳句文芸精鋭選集へ「松籟45句」の収録
おめでとうございます。 句集「翔ける」以来のまとまった句集ですね。 挙げられたどのお句も素敵ですが、特に次の2句が印象に残ります。 

秋晴に無限の空の深み見る
 秋の空の青さを「無限の深み」と言い切られたとこ ろが素晴らしいと思います。

白鳥を待つ人水辺見回りぬ
  毎年白鳥の飛来を楽しみに待つ人が今年は水は充分か、周囲に危険なものはないかなど見回れているのでしょうか。愛情深い心がよく表れていると思います。

 どうぞ、これからもご自愛の上、ご健吟を続けられますようお祈り申し上げます。





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おめでとうございます (篠木 睦)
2007-08-20 13:45:16
平田 弘様、「松籟」45句」出版おめでとうございます。

私の好きな句
初なりの南瓜切り取る重さかな
*収穫の嬉しさを巧く表現されていると思います。

残暑厳しいおリお体大切になさって下さい。
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おめでとうございます。 (大給圭泉)
2007-08-20 09:25:55
平田弘様
ご出版おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。これからもますますのご健勝をお祈りいたします。
みんな好きな句ですが

初なりの南瓜切り取る重さかな
収穫の嬉しさがよく伝わりました。

時節柄、いっそうのご自愛をお祈り申し上げます。


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おめでとう (小口泰與)
2007-08-20 08:53:12
平田弘様
 この度は、俳句文芸選鋭選集「松籟45句」の出版おめでとう御座います。
 素晴らしい句ばっかりですが、特に私が好きな句は

「初なりの南瓜切取る重さかな」
丹精を込められた南瓜を手に取る嬉があふれた句ですね。とっても素敵です。

時節柄、いっそうのご自愛をお祈り申し上げます。

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おめでとうございます (吉田晃)
2007-08-20 08:27:58
 出版おめでとうございます。よい句がたくさんあり、どれも好きな句ですが、中でも
「風騒ぎ色そのままに紅葉散る」が素晴らしいと感じました。「色そのままに」の表現が、散る紅葉の濃淡を想像させてくれ、イメージが広がります。

夕空に鋏光らせ豇豆摘む
初なりの南瓜切り取る重さかな
鳴子ゆれ実りの秋の穂の重さ
秋晴に無限の空の深み見る
落葉焚く煙の中に火の見ゆる
白鳥を待つ人水辺見回りぬ

 残暑厳しき折柄、どうぞご自愛下さい。重ねて、おめでとうございます。
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おめでとうございます (藤田洋子)
2007-08-19 22:18:36
弘様、このたびは俳句文芸精鋭選集のご出版、心よりお喜び申し上げます。これからもますますのご健勝をお祈りいたします。

白鳥を待つ人水辺見回りぬ
 飛来する白鳥を前に、静かな水辺の情景が心落ち着くようです。静けさの中で人の動きもとても穏やかに感じ心に残るお句です。
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おめでとうございます (池田多津子)
2007-08-19 21:18:54
 弘さま、俳句文芸精鋭選集「松籟45句」のご出版、心よりお喜び申し上げます。

初なりの南瓜切り取る重さかな
 初なりの南瓜の重さを感じて収穫する。収穫の喜びが重さとなって手の中にあります。自分で育て、収穫できることは大きな喜びです。

 おめでとうございます。

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出版おめでとうございます (古田けいじ)
2007-08-19 21:14:57
弘さま
ご出版おめでとうございます。ますますご健康で、これからも俳句に精進されなすようにお祈りいたします。

好きな句

風騒ぎ色そのままに紅葉散る

一陣の風に散る紅葉。散るには早すぎるような鮮やかな色をして散る。
一瞬の風景を上手くまとめられていると思います。
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お礼 (平田 弘)
2007-08-18 09:44:04
臼井愛代様、お祝いのお言葉有難うございます。またコメントを戴き感謝いたします。
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御礼 (平田 弘)
2007-08-18 09:40:40
信之先生、正子先生、「俳句文芸選鋭選集」を取り上げて戴き感謝申し上げます。水煙の延長上の投句でしたが、出版のお祝いのお言葉を戴き、コメントをつけてご紹介戴き厚く御礼申し上げます。今後の継続の糧といたします。

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おめでとうございます (臼井愛代)
2007-08-17 14:23:49
弘さま
「松籟45句」のご出版おめでとうございます。これからも、ますますご健康で、私たち後輩に、俳句に向かわれる真摯な姿勢をお示しくださいませ。

初なりの南瓜切り取る重さかな
その年初めて収穫される南瓜のずっしりとした重みから、実りの豊かさ、そして、作者が感じられた収穫のうれしさが伝わってくるようです。

秋晴に無限の空の深み見る
何処までも青く澄みきった秋晴の空に、見る人の心までもが深く澄んでいくようです。作者は、仰ぎ見た空のその先に繋がる、無限の広がりにも思いを馳せられたのかもしれません。
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おめでとうございます。 (高橋信之)
2007-08-17 00:38:25
平田弘集「松籟45句」出版、おめでとうございます。弘さんらしい45句が揃いましたね。

夕空に鋏光らせ豇豆摘む
秋晴に無限の空の深み見る
風騒ぎ色そのままに紅葉散る
白鳥を待つ人水辺見回りぬ
などが特に強く印象に残りました。
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