ピンクの生け花で恋人が・・

この作品のＨ・Ｉさん、独身のかわいい女性です。

数年前、恋人がほしくて、何かの本で読んだからと

ピンクばかりで、生け花を生けたいと・・・

本人が望むなら、お稽古事は楽しくなくてはと

3年ほど、ピンクばかりの花材で・・・

努力が実りましたのか、はたまた偶然か

できました恋人が・・

今年はあたりはかも？

お花数少なくて、生け易く、格調高い、生け方

　本日の、お写真の生け方は、厳しい規則やお約束ごとの

ありますお生花よりは自由が多く、さりとて、格調は高く

また、お花数は少なくて、生けやすく・・と

“至れり尽くせり♪を　ご紹介します。

こんな生け花を見ますと、ｐｃの画面まで、和室に入りました気分に

なり、どこかほっとします。。。また、日本人の奥底にある

「気を引き締める」思いにもなります。

　たまには、本格的な生け花にチャレンジしてみるのも

ストレス解消になり、気分転換にいいですよ。。。

そして、ちょっぴり教養ある歳の重ね方、しませんか？

お互いに、皆で頑張りましょう

お写真クリックすると、大きく見えますよ

コーヒー代でお部屋にお花を・・・

　私の大好きな歌人　石川啄木　の歌に

“人が皆　我より　偉く見ゆる日は

　 花を買い来て　妻と親しむ”　

が、あります。

本当に、自分だけが何だか社会から取り残されているような

気分になる時が、誰にだってありますよね。。。

特に、寒い夕暮れ時・・・

あげくに、帰宅したらだ～れもいないお部屋だったり

夫も子供たちもそれぞれのことしていて、私はいったい何？

ってことありませんか？

そんな時、ほんのちょっぴり贅沢気分！

コーヒー代でお部屋にお花飾ってみましょう！！

結構、気分転換になり、気持ちがうるおい、心が癒されます。

＊ 花材・・・糸菊・黄色　１本（￥２００ほど）
　　　　　　
　　　　　　　スプレー菊・ピンク　１本（￥１５０ほど）

　　　　　　　スプレーカーネーション・濃いピンク１本（￥１５０ほど）

＊ うつわ・・・なんでも良い
　　　　　　　　
　　　　　　　　吸水スポンジ（花屋さんで、レンガ大￥２００ほど）
（器を逆さにし、印をつけコップに入れておく）

＊ 挿し方　

（１）吸水スポンジを器の口元より３ｃｍ高く入れる（水を入れ含ませる）

（２）糸菊の上のほうにお花が４～５輪密集しているので、そのまま利用し
枝分かれしているところで切り、中心に挿す。

（３）残りの糸菊は茎を３ｃｍで切り、中心の糸菊の周りに
花首までしっかり挿す。
　　　　　　
（４）ピンクの菊は、枝分かれしているところで全部切る。

（５）長ければ、中心の糸菊より２～３ｃｍ高い位置プラス
スポンジに差し込む茎の長さ２ｃｍで切る　

（６）それを、花首まで入れた短い糸菊と中心の糸菊の間に
　　　放射状に高低を付け、変化をつけながら挿す。

（７）器の周りに、茎２ｃｍ残し正面を中心に１本斜めに挿し
左右、等間隔をあけながら挿していく。

＊ アレンジフラワーでも生け花でも、お花を触っているうちに

気持ちが落ち着き、仕上がった姿を見ますと、満足感でいっぱい！！

そしてな～んとなく、リッチな気分にも・・・

是非、試してみてください。

＊ 次回は、少しの花材で本格的な生け花のお稽古しましょう！
＊ お写真クリックしてね。大きく見えます。

コーヒー代で和風のアレンジ・ちょっぴり大人の味！！

　生徒作品がつづきましたので、今回は

生け花の中でも、お生花（せいか）の花材で

アレンジ風に・・・

木（枝）ものをお部屋に・・・華やかさより

ちょっぴり大人の味わい！

コーヒーなら、ブラック！って感じかな。。。。。

＊ 和洋折衷生け花アレンジ（名付け親はわたくしです）

＊ 花材・・・花佑近・枝付きの多いもの　１本（￥２５０ほど）
　　　　　
　　　　　　　猫柳　・　芽の多いもの　１本（￥１５０ほど）

＊　器・・・ガラスのそうめん鉢のようなもの
　　　　　吸水スポンジ（器の中に適当な大きさでサイコロ状に）

＊　挿し方

（１） 花佑近の小枝を本枝からぜんぶ切り離す

（２） 猫柳は芽が先端になるよう芽の根元で切る

（３） 猫柳は花佑近より３～４ｃｍ短く切る

（４） 花佑子近の枝の中で一番長いものを中心に挿す

（５） 中心の周りを花佑近でぐるりと挿す

（６） 花佑近の間に猫柳をバランスを見ながら入れる

（７） 写真を参考にしてください

＊　右上の写真をクリックしてね。大きなお写真が出ます！☆

下段と同じ花材ですが・・

下段のヤングママと仲良し奥様！！ちょっぴりお姉様ですが

やっぱりとてもお上品な奥様です。

同じ花材ですが、それぞれのよさが出ています。

＊ 花材・・・花ボケ・アイリス・ピンクのカーネーション
　　　　　　　黄の大菊・白小菊・ゲットウの葉

＊お写真をクリックしてね、大きく見えます！！

我が教室に奥義あり

　とても美人で優しいヤングママさんの作品です。

カメラマンがよろしくないので（何を隠そう私です）

実際の生け花よりも精彩がなく、申し訳ないです。

我が教室のお稽古は、本来の未生流の基本から離れることなく

厳しく学んでおりますことは勿論ですが、時に例外があります。

それは、夫と冷戦状態のとき、早い話が“犬も食わない”と

言うとき、いわゆる・・夫婦喧嘩しているとき（くどい！）の

生け花は少し違います。

ご自分に見立てましたピンクのかわいいカーネーションの下に

まるでひざまずかせたように、夫に見立てた紫色のアイリス。。。

意地悪な姑様に、出掛けに嫌味の一言も頂戴しました時は

少し痛んだ菊なぞを本人にみたて、後ろ添えに・・・

そうとは知らない夫は、突然笑顔の奥様に上機嫌！！

お姑様は、「嫁も何のかのと言っても教養ある家の嫁」と

老人会でちょっぴり自慢話に花咲かせ・・・

我が教室の奥義ですが、お家元に知られましたら

わたくし・破門・に間違いなし！！！

本日の美人で笑顔がかわいいヤングママは、

とぉ～っても円満家庭～

インテリママの盛り花！！！

　本日のお花は、知的で容姿もとっても素敵な４０代の奥様

お稽古は３年ほどになられます。先日、ご主人様のお父様が９５歳で骨折！

ドクターは、このまま入院し、それから老健病院にでもと進めれましたが

本人は、まだ、妻が健在なので手術をと希望され、足の付け根の骨折手術を

されて、高齢だからと３ヶ月の完治予定でしたが、ご自分の努力と気力で

まだ３週間と言いますのに、杖をついて歩けるようになられたとか。

もう来月で完治し、寝たきりになるところまたお元気で健康な生活が

出来ますとのことって、素晴らしいことですね。

このお花、そのおじいちゃまの枕元にでも飾ってあげるのかな？


＊　花材

＊　花右近・ストック・花麦・スィートピー・ゴッドセフィアナ・
　　カーネーション・スターチス

お花のことでなくて恐縮ですが・・・

　明日（２１日）、朝日新聞の「声」欄に、私の拙文が掲載されます。

たぶん、地方版なので遠方の方には読んでいただけないのが

残念です。。。

コーヒー代でお部屋にお花を・・

　
　とりあえず、お花を　up　です～

　　赤いカーネーション、ピンクの糸菊、水仙・・各１本　

枯れた蓮の実の美！

いつの日か、自分の全くの趣味で生けてみようと

枯れ蓮の実を、２年ほど持ったままでした。

私の住む町は、３０年ほど前は見渡す限りの蓮田でした。

この蓮の実は、枯れる前は青々として、中に落花生のような

実が全部の穴に詰まっていました。

食べる前に、実を爪の先で半分に割り、中心の芯（新芽）を取り除き

おやつによく食べたものでした。

　私の本家は、真言宗の寺ですが、ここの跡取りに嫁いで

こられたお嫁さんが生け花がお好きで、持って来られましたご本を見せていただき、

テーマに、生けられておりましたお写真が、蓮でした。

以来、いつか生けたいと思っておりますが、まだまだ

技も心も及ばす、まずは枯れた蓮の実で生けてみました。

大きくupです！

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コーヒー代でお部屋にお花を・・・

　近くのお花屋さんの前を、通りましたので

つい立ち止まってしまいました。

店先の隅に“自由にお持ちください”との

張り紙！あげくに“包装は出来ません”とまで・・

その前には、つい２週間前、威厳と風格、気品を

そなえた松が束になって置いてありました。

ああ、あれほどの威厳も時期が過ぎれば

二束三文の値打ちもなくなるのかと、とても

寂しくなりました。

また、金、銀に塗られた、しだれ柳もその横に・・・

お正月花の盛り花に、あれほど精彩を放った

金銀の柳も・・と寂しいよりも悲しくなりました。

花屋さんに銀の柳を数本頂き、チューリップと

組みました。

♪　花材・・・しだれ柳（￥２５０ほど）

　　　　　　　チューリップ２本、赤（１本￥１５０ほど）

♪　器・・・カクテルグラスあるいは細長いグラスなら何でもよい

♪　生け方・・１、しだれ柳の細い小枝ばかり４～５本選び切る。

　　　　　　　２、うまくカーブさせる。コツは思い通りに
　　　　　　　　　曲がらない時は、つめの先で枝をつぶすように・・

　　　　　　　３、チューリップは柳のカーブの中に納まるように切り
　　
　　　　　　　　　高低を付け、葉を添える。

☆ 雑貨コーナーで、おはじきやビー玉を買い置きしておくと

☆ こういった生け方のとき、中へ沈めるととってもきれい！

☆ 片方なくしたイヤリングやピアスを、水の中でも

☆ 葉にひっかけても、ロマンティック～～

久々にお花以外のお話です！

　最近は、このブログが楽しくて、中学生の頃からの雑誌や新聞の

投稿が書けなくて、体力やエネルギーがもう少し欲しいと

思っておりました。

昨年の秋、大好きな作家、水上勉氏がお亡くなりになった時、悲しみの思いを

書いて掲載されて以来、書きもせず投稿もせずでしたので

暮れに今年の記念にと、投稿したものが来週掲載されると新聞社さん（こういう場合は

「さん」をつける）から℡があり、来週あたり掲載予定だとのことでした。

機会がありましたら、読んでやって下さい。

朝日新聞の「声」欄です。でも、地方版ですと、東海三県かも・・るん

下段と同じ花材で・・・盛り花！

　こちらは、70代のおばさまの作品

同じ、花材でも下段とイメージも感じも違います。

このおばさま、いつもネックレスや指輪など、おしゃれもお上手です。

とても70代には見えません。。。

投げ入れに初挑戦！！

久々に、投げ入れをupします。

久々と言うよりは初めてのupですね。

お稽古された生徒さんも、お正月臨時収入が

入ったので、ご自分で選ばれてお気に入りを

購入されましたとのことです。

信楽焼きで結構、渋くて“コン！コン！”

叩きましたら「いい仕事してありますねぇ・・」って

思わず口に出そうな素敵なお色、艶です。

花材は・・猫柳、菜の花、スイートピー

　　　　　レザーファン、ストック

猫柳は矯（た）めが利きますので、お稽古には

適していますが、形を仕上げることがやっぱり

大変なので、ま、どちらにしても練習第一と

いうところですか。（ややこしい説明！！！）

投げ入れはまだですが

未来ある現代的な生け方です。