杉並どうぶつ相談員

杉並区と協働し、人と動物が和やかに暮らせる地域をめざします。

脱走猫の探し方

2018-06-27 21:42:20 | ネコ
大阪北部地震で被災された皆さまにお見舞い申し上げます。


地震の際、多くの猫が家を飛び出してしまいました。

窓やドアには日ごろから脱走防止策を講じておきましょう。



 猫の脱走防止策 

万一、猫が脱走してしまった場合、

室内飼いの猫は外が怖いので遠くにはあまり行きません。
たいてい自宅の近くに潜んでいますが、

冒険心、好奇心の強い猫は、なかなか自分から戻ろうとはしません。

猫の姿が見えない場合は、なるべく早く迷子チラシを作ります。

以下のテンプレートに猫の写真を入れれば簡単に作れます。
※猫の写真を撮っておきましょう。

探していますの貼り紙

時間が勝負です!貼り紙は動物病院や人目につく場所に貼り、
※自由に貼ってよい「でんごんくん」など以外は許可を得ましょう。
近所の家々にポスティングします。

以下の場所に猫が行方不明であることを連絡してください。

★杉並保健所生活衛生課 03-3391-1991
★東京都動物愛護相談センター 03-3302-3507
★最寄りの警察署

🐾杉並どうぶつ相談員もご協力します!


脱走した猫は昼間は警戒して隠れていますが、
夜になって辺りが静かになると出て来ますので、
見つかりやすいのは夜。
脱走して3日目ぐらいから空腹を意識するようになるので、
その頃が家に戻すチャンスです。

猫が家の外まで戻って来ているのが確認できた場合は、
猫が自分から入って来られるように、
玄関ドアを少し開けて、好物のエサを置いておきます。

★猫の姿が見えない場合、ドアの外にエサを置いておくと、
ノラ猫を呼び寄せ、飼い猫が近寄れなくなったりするので
要注意です。


🐾脱走した場合に備えて、
猫には電話番号を記した迷子札を着けてあげましょう。



杉並区オリジナル迷子札(軽くて丈夫です)
★杉並どうぶつ相談員のイベント等で差し上げています。

★迷子札は災害時には首輪ごと外れて紛失する場合もあるので、
マイクロチップの装着もお勧めします。


ふだんから外に出ている飼い猫が行方不明になった場合は、
何らかの理由で遠くへ行ってしまったり、不幸にして
交通事故に遭ったり、帰りたくない理由があったりと、
なかなか戻って来ないケースがあり、
飼い主さんは辛い毎日を過ごすことになります。

上述したように、猫を探しながら、
杉並清掃事務所にも問い合わせてみましょう。
電話 03-3392-7281

猫を屋外に出入り自由で飼うと交通事故に遭ったり、
猫同士のケンカで病気が感染したり、
猫の安全が守れません。

昔と違い、町はコンクリートで覆われ、土のある場所が少ないので、
近隣の家々にフン尿など、多大な迷惑をかけることにもなります。


☘猫の安全のためにも、ご近所迷惑にならないためにも、
猫は室内で飼うようにしましょう。