中国語学習記録~試験でモチベーションを維持しよう!

2006年から趣味で始めた中国語。各種試験に向けての計画、実行、結果を綴っていきます。

HSK公式サイトがリニューアル(試験日程追加)

2010-04-18 21:35:29 | HSK

HSK日本事務局の公式サイトがリニューアルされていました。(4/16)
http://www.hskj.jp/

以前の殺風景な公式サイトと比べると、やや洗練されています。
特筆すべき点をいくつか挙げておきます。

1.試験実施日の追加(東京、大阪)
東京と大阪については、9月5日、11月14日も追加されたようです。

6/20   筆・口 :東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄
9/5    筆・口 :東京・大阪
10/17 筆      :東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄
11/14 筆・口 :東京・大阪
12/12 12/5筆      :東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄 ←日程変更
(筆:筆記試験、口:口語試験)

半年の間に5回もやるんですね。試験そのものがリニューアルされたことを契機に、入門者レベルの学習者の取り込みを想定して、受験機会を多くしたのでしょう。
(1級から4級の4段階で中検の準4級~3級下位くらいに相当すると思われます。)

2.新HSK5級のレベル
以前、「新HSK5級=旧HSK6級」と推測した記事を書きましたが、レベル対応に関する情報が出ていました。

http://www.hskj.jp/ のQ&A(6)によると、

『○級合格=本科大学の入学許可証明」ということではありません。「○級合格=本科大学入学レベル相当の中国語能力の証明」であるとお考えください。この前提で、5級の上位合格が文科系大学入学レベル、下位合格が理工系大学入学レベルに相当します。詳細については今後ホームページでお知らせいたします』

・・・とあります。旧HSKでは、3級のレベル基準として、「理工系大学の本科入学最低基準」と定義されていました。Q&Aの「理工系大学入学レベル」と同じレベルを指しているように読み取れます。
となると、新HSK5級の最低レベルは、旧HSKの3級くらいに相当するという見方もできます。ただ、リスニングのスクリプトを見てみると旧HSKのレベルとさほど変わらなかったので、実際には旧HSK3級レベルで新HSK5級に受かるのは難しいでしょう。

3.問題例の掲載
1級~6級すべての問題例が掲載されています。(リニューアル前も出ていましたが。)
聴力はスクリプトのみ。5級の問題をざっと眺めてみましたが、旧HSKと同程度の難易度だと感じました。

4.受験パンフレットの掲載
HSKを受けたことのある人には郵送されてきていると思いますが、受験パンフレットが掲載されていました。(PDF)
マンガも付いており、より幅広い層をターゲットにし始めたように思われます。

http://www.hskj.jp/pdf/guidance/guidance.pdf



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