写真で綴る気ままなすぎさん

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上野東照宮 金色殿(社殿)

2021年02月14日 06時23分00秒 | 東京散歩

上野東照宮ぼたん苑の牡丹を見た後、金箔の社殿を見て廻りました。
上野東照宮 社殿は、徳川家康公の遺言により 1627年、藤堂高虎と天海僧正によって、東叡山寛永寺の屋敷地であった上野に1627年に東照宮を造営された。1646年には正式に東照宮の宮号、1651年に三代将軍・徳川家光公が大規模に造営替えをした。現存する社殿で、金箔をふんだんに使い、大変豪華であった事から「金色殿」とも呼ばれている。 東叡山寛永寺の一部でしたが、戦後神仏分離令により寛永寺から独立した。 その後、戦争や震災などにも焼失せず一度も倒れることなく、江戸の面影をそのまま現在に残す、貴重な文化財建造物です。
上野東照宮の参道 社殿の建築の年1651年に諸大名より奉納されたものです。

上野東照宮 唐門と社殿

唐門  唐門(からもん) 1651年建築。国指定重要文化財。正式名称は唐破風造り四脚門。 総金箔の門で両側上部にある松竹梅と錦鶏鳥の透彫は精巧で美しく、室町桃山時代の技術を集大成したものとして評価されています。 柱の内外四額面には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「昇り龍・降り龍」の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。 偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来して、頭が下を向いているものが昇り龍と呼ばれている。

社殿には、参拝料 ぼたん苑と東照宮拝観との共通券で 1,100円
入場して石灯篭と樹齢600年以上の御神木があります。

透塀(すきべい)国指定重要文化財。向こう側か透けて見えるのて二の呼び名がある。社殿の東西南北を囲んでおり、上段には野山の生き物と植物、下段には海川の生き物が200枚以上彫られている。獣や鳥、魚の他、蛙や貝、なまず、蝶、かまきりや想像上の動物など珍しい彫刻もあり、生き生きと表現されている。

社殿 1651年建築、国指定重要文化財。
拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋からなる権現造り。
金箔がふんだんに使用されていることから金色殿ともいわれています。

徳川家の家紋

柱上部や彫刻周囲の文様は置上彩色で装飾されている。胡粉を何度も塗り重ねて厚みを出しその上から金箔を貼ることで、文様が立体的に輝くよう工夫された豪華な彩色方法である。

社殿

社殿の正面

唐門 国指定重要文化財。正式名称は唐破風造り四脚門

内側の透彫は諫鼓鳥という中国の故事に由来している。

総金箔の唐門

柱内外の四額面には左甚五郎作の昇り龍・降り龍の彫刻

上野動物園の中にある五重塔・・・東照宮から





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