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sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

おじゃりやれ八丈島 備忘録vol.2

2011年06月15日 | trip

レンタカー借りてあっちこっちと弾丸ツアーが始まった・・・

八丈島は2つの島がくっついた形になっていて、大昔の長きに渡る火山活動で
ひょっこりひょうたん島が形成されたようです。

三原山がある大きな島の方面にある集落の樫立、中之郷、末吉を坂上(さかうえ)、
八丈富士がある小さな島の集落の大賀郷、三根を坂下(さかした)と呼ばれています。

この辺り(登龍峠)から見られる風景は「新東京百景」に登録されているんですって
ほんとに美しくて絶景でした!!
何にもない峠なので、夜は絶対怖そうだけど^^;ここからの夜景を撮りたかったー

こちらは八丈富士の中腹にあるふれあい牧場。

かつて三宅島の山腹にも村営牧場があったが、やっぱりのどかだな~。
牛たちものーんびり島時間を過ごしていた。

そして、八丈島の特産品といえば・・・??

「黄八丈」ですよね!!

幕府への年貢品として、八丈島は「黄八丈」を納めていた。

(ちなみに、三宅島は海水を煮詰めて塩を精製し、年貢として「塩」を納めていた。)
黄色は刈安(コブナグサ)、赤茶はタブ、黒はスダジイの色。

黄八丈を製造している方に、作業途中のスダジイの皮を煮ている状態を見せて頂けた。

スダジイの樹皮を煮立たせた煮汁に絹糸を入れる、さらに泥染めで黒い色を沈着させる。
オーナーのYさんいはく、グレーは簡単に出せるが真っ黒い色合いを出すのが難しい。と。
貴重なお話を聞かせて頂けて、とってもためになった^^

伊豆諸島からの年貢品はどの島からもとても貴重なもので、作り出すにも大変な作業を
経て行われていたのだなと思った。

八丈島の産業の1つである気候を生かした切花や鉢植え園芸品。
あちこちで色んな園芸種を栽培していて、フェニックスの栽培も民家との合間で行われていた。


島に住む者としては各土地の産業や暮らしにとっても興味があり、どうしてもそういう目線で
見てしまった。ガイド目線とか・・・。

何だか私だけ研修旅行みたいで撮った写真もそんなものばかりでしたけど・・・(笑)

 

まだまだつづく・・・



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