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sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

おじゃりやれ八丈島 備忘録vol.3

2011年06月15日 | trip

趣を感じることができる古民家喫茶「中之郷」

ここのオーナーさんはステキなお姉さん^^
彼女のおじいちゃまは昔村長さんだったそうな。そのお家を利用しているお店。

私が三宅島に移住した頃からはじめたようで、とあるblogで見つけて以来
ずっと来たかったとこ。

開店当初は、2ヶ月おきにやっていたりと不定期だったそうな。
今でもシーズンだけ営業していて、オフシーズンは閉店しオーナーのお姉さんは
黄八丈を織って冬を過ごしているのだそうな。

「好きな事をやりながら過ごす人生」いい暮らしだなー。

中もすごくオシャレ。

一間がとても広く四方の窓を開けると、ものすごく風が通り抜けるので心地いい。いいのだ。

この日はとても暑く、行った時は私たちだけだったので、我が家のようにみんなで寝そべって
だべってると、ほかのゲストが来店し慌てて座ってみたり・・・(笑)

 

知る人ぞ知る「隠れ家カフェ」も良かった。
八丈島では有名な空間舎へも行きたかったが、あいにく臨時休業だった。残念。
カフェもすごく多くて、オシャレな食べ物屋さんがたくさんあった。

 

もういっちょつづく・・・



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おじゃりやれ八丈島 備忘録vol.2

2011年06月15日 | trip

レンタカー借りてあっちこっちと弾丸ツアーが始まった・・・

八丈島は2つの島がくっついた形になっていて、大昔の長きに渡る火山活動で
ひょっこりひょうたん島が形成されたようです。

三原山がある大きな島の方面にある集落の樫立、中之郷、末吉を坂上(さかうえ)、
八丈富士がある小さな島の集落の大賀郷、三根を坂下(さかした)と呼ばれています。

この辺り(登龍峠)から見られる風景は「新東京百景」に登録されているんですって
ほんとに美しくて絶景でした!!
何にもない峠なので、夜は絶対怖そうだけど^^;ここからの夜景を撮りたかったー

こちらは八丈富士の中腹にあるふれあい牧場。

かつて三宅島の山腹にも村営牧場があったが、やっぱりのどかだな~。
牛たちものーんびり島時間を過ごしていた。

そして、八丈島の特産品といえば・・・??

「黄八丈」ですよね!!

幕府への年貢品として、八丈島は「黄八丈」を納めていた。

(ちなみに、三宅島は海水を煮詰めて塩を精製し、年貢として「塩」を納めていた。)
黄色は刈安(コブナグサ)、赤茶はタブ、黒はスダジイの色。

黄八丈を製造している方に、作業途中のスダジイの皮を煮ている状態を見せて頂けた。

スダジイの樹皮を煮立たせた煮汁に絹糸を入れる、さらに泥染めで黒い色を沈着させる。
オーナーのYさんいはく、グレーは簡単に出せるが真っ黒い色合いを出すのが難しい。と。
貴重なお話を聞かせて頂けて、とってもためになった^^

伊豆諸島からの年貢品はどの島からもとても貴重なもので、作り出すにも大変な作業を
経て行われていたのだなと思った。

八丈島の産業の1つである気候を生かした切花や鉢植え園芸品。
あちこちで色んな園芸種を栽培していて、フェニックスの栽培も民家との合間で行われていた。


島に住む者としては各土地の産業や暮らしにとっても興味があり、どうしてもそういう目線で
見てしまった。ガイド目線とか・・・。

何だか私だけ研修旅行みたいで撮った写真もそんなものばかりでしたけど・・・(笑)

 

まだまだつづく・・・



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おじゃりやれ八丈島 備忘録vol.1

2011年06月15日 | trip

おまっとさんでした^^

しかし、気がつけば・・・
ほとんどが風景ばかりで、お宿やお店の画像がなかった^^;

旅レポは景色で楽しんでいただければと思います(^^)/

 

★☆★八丈島備忘録★☆☆

快適クルーズで八丈島に到着!!
ひょっこりひょうたん島が見えてきたぞぉ~!!(右側は八丈小島)
やっぱデカイなー!!って思った。

港に降り立った瞬間、やっぱ亜熱帯だなーと思わせるぐらいのしっとりとした多湿気候。

初日はビジターセンターでガイドウォークに参加!!

ビジターセンター内には色んな展示物があり、資料なども充実していた。
こんな施設で働けたらいいなー♪♪

この施設は大小の棟が2つあり、ちゃんと八丈島の形に設計されていたのがステキでした^^

八丈島では7種類もの光るきのこが見れるんだって、いいなー。

ヤマモモの木がたくさんあった。(八丈島では「よーも」と呼んでいる)

これが、ビジターセンター付近にある八丈島の森の様子。
まだまだ若い森ではあるが、三宅島とはちょっと雰囲気が違う。

玄武岩溶岩流の上にヤマモモやスダジイやオオタニワタリなどが混在している。

スダジイなどを炭焼きした痕跡がある林なので極相林ではないが、うっそうとしている
感じはするものの、三宅島の森とはまた違った雰囲気の森が広がっていた。

三宅島の粟辺の溶岩流あたりも、数百年するとこんなふうな森が広がっていくのかなー
なんて思いながら散策。

スダジイに着生しているオオタニワタリ。
三宅島でも観察することはできるが、八丈島よりは断然少ない。

八丈島~三宅島あたりまでが、この南方系シダの北限なので、やはり八丈島の
方がたくさん見られた。
ガクアジサイやハチジョウイボタ、スダジイやタブの木など、園芸種以外の植生は
非常に似ていた。 


入梅しているにも関わらず、快晴となり最高のコンディションで旅は始まった・・・

 

つづく・・・




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