本日は2ヶ月に一度のスガモフラットの見学会でした。
第一部にはドイツ人の記者さんもみえていて、Mさんに取材をお願いしたいということで見学会が終わってから二人でずいぶんと話し込んでいらっしゃいました。どんな記事が出来てくるのか楽しみです。子育て中の方、独身の方という対象で取材の申し込みは何件かありましたが、５０代の方を対象にということでの取材は初めてですからね。
そう言えば、つい最近同じ職場の後輩（子供が生まれたばかりで奥さんも働いている共働き夫婦）の２０代男性が、郊外に一戸建てを買ったということを聞きました。今までは都心の便の良い場所に住んでいたので、買う前に色々と聞かれてはいたんです。子育てしながら働く苦労だとか、保育園のことだとか・・・ それに対し私の思うところを色々と力説はしていたんです。例えば、『二人で働くなら、職場と家が近くないと大変だ』とか、『小学校１年生になると、保育園時代より朝家を出るのが遅くなるし、学童終わって家に帰ってくるのも早くなる。だから仕事から帰るのが遅いと子供が一人になってしまう時間が出来る』とか・・・ まぁ、経験上郊外（職場から近くない場所）に家を買うということは共働きとしては苦労が増えるんじゃないかということを語っていたんです。
でも、そんな声は心に響かなかったようで、彼は郊外のしかも駅から歩けない場所に家を買いました。
そんな様子を見ていてすごく思うんです。やっぱり子供が生まれると『家を買いましょう！』という空気が日本にはありすぎるんじゃないかって。そういう空気に呑まれて、買わなきゃ損と思わされ、買いたい熱に侵され・・・・ 熱に侵されると勢いで買ってしまう・・・
もう少しマスコミも角度を変えた考え方をどんどん紹介していってほしいものです。もちろんスポンサーが不動産屋だったりしてなかなか難しいのかもしれませんが、もっといろんな選択肢があって良いんじゃないか？ということを伝えていってほしいです。もちろんスガモフラットに依頼がくる取材は、新しい暮らしの形という観点からの取材が多く、買う買わないという観点ではない『暮らし』を見つめてくれて、それを伝えてくれる記事になっているとは思ってますけどね。
買わなきゃ損なんてこと、ナイと思うんだけどなぁ～。だってこの先人口が減っていくわけだし、土地や家なんて安くなっていくだろうし・・・。
・・・とドイツ人記者さんはどんな記事を書いてくれるんだろうなぁ～と思った日でした。
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