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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

富山県サッカー選手権大会 決勝戦 富山大学戦

2019-05-11 14:31:28 | カターレ富山
リーグ戦の間隙をぬって行われることとなる、天皇杯富山県代表の座をかけて戦う県選手権決勝。カターレ富山にとっては初の、岩瀬スポーツ公園サッカー・ラグビー場での公式戦。富山大学と対戦します。
スーパーシードとして、この試合の勝利でもって、2週後の天皇杯1回戦にコマを進めることとなるわけですが。
ノックアウト方式の一発勝負。絶対は、ありません。
ゆめゆめ油断することなく勝利を挙げ、富山県代表に恥じないクラブとして天皇杯に進出しなければ。

県選手権決勝での富山大学との対戦は、カターレ発足初年度であった2008年以来、2度目のこと。
それ以降の同大会では、ずっと富山新庄クラブとの対戦だったのですが。
富山新庄クラブは、準々決勝でヴァリエンテ富山に敗戦。そのヴァリエンテ富山を破って決勝に進出したのが富山大学ということのようで。
直近2試合を、いずれもPK戦を制して勝ち進んできた富山大学。
プロとの対戦である決勝でも、得点チャンスは少ないであろうことを見越して、粘り強い守備に重きを置いてくるのではないかと。

プロクラブのプライドにかけて、必ず、間違いなく勝利せねばならないカターレ。
実際に、PK戦にまで持ち込まれた挙句に敗れてしまい、アマチュアに負けて天皇杯出場を逃してしまった前科があるだけに。
2015年の、あの当時を知る選手は、もはや苔口ただひとりとなってしまったのですが。
いくら実力差があろうが、絶対などないと。
それでなくても、決定力不足に悩まされている今シーズン。
これまで同様、完全に主導権を握りながら決めきれず、いたずらに苦戦してしまうケースも、否定できません。
ましてや、ターンオーバーでレギュラー外の選手が実戦経験を積むために今シーズン初出場することも考えられるわけで。
またもやらかしてしまわない保証など、ないのだから。

いかに、勝つか。
やりにくいであろうことは確か、だったらなおさら。
勝つことを最低ラインに。
むしろ、ゴールラッシュによって。今シーズンここまでの鬱憤を晴らすような、そんな勝利を挙げなければならないのです。
ドローの無い、完全決着の公式戦。
リーグ戦のこれから先を見据えて、決定力不足解消のきっかけにせねばならないのです。
誰が出場することとなるにせよ。プロクラブの矜持を見せつける、次につながる勝利を挙げなければならないのです。

アマチュアをボコって勝ったとして・・・自慢にならない一方で、プロ失格の烙印は、二度と御免なので。
たとえ実力差があろうと、容赦なく勝つことが礼儀とさえ言えます。
申し訳ない、悪いと思うならば。
この試合の勝利でリーグ戦にもつながる自信を得て、優勝につなげること。
J2昇格を果たして天皇杯無条件出場権を獲得することで、富山県代表枠を空けること。
それこそが重要なのです。

勝ち切る強さで、プライドを示せ!!
富山県最強の座を、明け渡すな!!!
勝たれ!!!富山!!!!!

続くドロー決着。決定力不足は改善されないまま アスルクラロ沼津戦

2019-05-07 06:13:19 | カターレ富山
1-1のドロー。
これまで4戦全敗という沼津との試合。しかも4試合でたったの1得点しか挙げられていなかった相手に、先制されながら追いつき、連敗を阻止した―――言葉だけにすると、悪くないようにも感じますが。
実際のところは、「またしても勝たねばならない試合を勝ち切れず、引き分けどまり」であったに過ぎず。
これまでの試合で突き付けられてきた課題に対し、またも克服出来ずじまいに終わった・・・そんな試合でした。

約1ヵ月ぶりのホーム戦は気持ちよく晴れ渡り、絶好のサッカー日和。今季ここまでで最も良いコンディションでの試合であったかもしれません。
前節はメンバーを外れていた前嶋や、サブであった才藤がスタメン復帰、花井に代わって脇本がスタメンとなるなど、メンバー編成を変更して臨むこととなった今節。
4戦全敗も過去のことで、今季は今季と言わんばかりに。今節もまた、カターレのペースで試合が進むこととなりました。
球際の競り合い、パス回しの質など、明らかにカターレ側の優位が見て取れました。
しかし・・・相変わらず、最後のところで得点に結びつかない。
途中の攻めは良いのに、フィニッシュの段階で露骨にトーンダウンしてしまう感じが、またこの試合でも。
なにか、いざ決めるべき場面になって、そのときになってはじめて「さて、どうしよう?」というような。アイデアの足りなさなのか、落ち着きの足りなさなのか。

そんななかで。
「決めるべきシチュエーションできめきれないと、手痛いしっぺ返しをくらうことになる」というのは、サッカーにおけるセオリーといったものであるのですが。
この試合でも、まさにそのとおりとなってしまったのでした。
25分、沼津に先制ゴールを許してしまうことに。
チャンスの数で言えば、決して多くはなかった沼津の攻撃にあって。カターレ側のゴールライン際において、CKのリスクは負うことになったとしても、そこは割り切って見逃す場面・・・だったところ。
「って、おい!なんで残すんだよ!?」と思ったのもつかの間、そのラインを割ることなく中途半端に残されたボールが、攻め上がっていた普光院 誠への絶妙なパスとなってしまい。
沼津からしたら棚ぼた的なチャンスであったところでしょうが、当然のように、それを見逃してくれるわけもなく。
中央にいた染矢 一樹に入れると、低空のヘッドが今瀬に当たってゴールするというアンラッキーなかたちで決まってしまうことに。
・・・なんとも、やりきれない思いでした。
カターレの攻勢に押されてしまうかたちで、劣勢であった沼津。
そのなかにあって、普光院、染矢、そして岡 佳樹といった沼津の攻撃陣には、数こそ少なかったにせよ、やはり、迫力がありました。
少なくとも、攻めながらも決めきれないカターレ攻撃陣のそれをしのいでいたのでは?というくらいには。
そんな相手にあからさまな隙を見せてしまっては、決められてしまうのも道理。
そうさせないためにチャンスをものにして先制パンチを浴びせる必要があった・・・などと言っても、後の祭りというもの。
どうにもこうにも苦い先制点を許すかたちとなってしまったのでした。

勝つためには・・・追いつき、逆転するためには最低でも2点必要であったなかで。
前半のうちに高橋に代えて田中を投入するなど、いつも通りではない策でもって、その意思を示した監督。
不本意極まりない失点ではあったものの、それが前半であったこと―――心身ともに疲れ切った後半試合終了間際などではなかった、反撃の時間が多く残されているということをポジティブにとらえてやっていく必要がありました。
後半も、54分という早い段階で花井を投入。
やはり、安定感がある。単純な比較をするものでもないかもしれませんが、それでも。ここまでレギュラーを張ってきたのは伊達ではない、とばかりに、後半もペースをにぎっていくにあたって、その役割をしっかりと全うしてくれました。
ただ・・・。
どうにもこうにも、得点に至らず。
相手を抑え込んでいる、チャンスを作らせない。攻勢をかけている、なのにシュートにまで持っていけない。
いかんともしがたい、やきもきした時間が続きました。

一向に点の入らないこのままでは、対沼津5連敗か?という雰囲気もあった試合終盤のことでした。
80分、前嶋のシュートが、相手に当たってコースが変わり、それが入って同点に。
因果応報というか、なんというか・・・。
前半の失点シーンの鏡合わせか?というような。アンラッキーが反転したかのようなラッキーなゴールによって、追いつくことに成功したのでした。
練習で繰り返している攻撃パターンを試合で実践、というのも、確かに大切なことではありましょうが。それでもやはり、実戦では、そうそううまくいかないことのほうが多いでしょう。
にもかかわらず・・・攻めているのに決めきれないカターレの攻撃には、そんな「かたち」に固執しているような印象すら受けました。なにか、良い「かたち」以外のゴールは価値がないかのような。
しかし、実際はどうか?
沼津のゴールにしても、決して狙っていたかたちではなかったでしょう。けれど、相手のミスを見逃さず、しっかりとチャンスをものにした意義あるゴール。
前嶋の同点ゴールにしても。相手に当たって入るのはラッキー要素が絡んでいたから価値が低い?そんなことは、あるわけない。
結局のところ。
狙っていたかたちではゴールは生まれず。逆に、イレギュラーなかたちでは失点、得点ともにあって。
なんというか・・・ままならないな、と。

試合はそのまま、1-1のドロー。
また、勝ち切れなかった。勝つべき試合を落としてしまった、そんな結果となりました。
沼津戦の連敗を阻止した手応えというよりは・・・勝ち点2を失った、という落胆のほうが大きくて。
課題克服は、今節もまた、果たせませんでした。
連続負けなしを継続した、とは言うものの・・・。
8試合で5引き分けは、やはり多すぎです。なんなら、全34試合で5分けでも「そんなものか」というくらいであろうに。優勝を目指すクラブであれば。
2勝5分け1敗が、本来なら5勝2分け1敗くらいでなければならない内容であるにもかかわらず、そのような結果が伴っていないところが、また・・・。
いつまでも、足踏みしているわけにはいきません。
足踏みしていても、前には進まないのだから。
もたもたしているのを、他クラブはただボーっと待っていてくれるわけなど、あるはずがなく。
気ばかりが急いてもいけないのでしょうが、それでも。
それでもやはり、早急な改善が必要です。
時は、待たない。
後悔してからでは遅い、ということを。改善は1分1秒でも早くしなければ取り返しがつかなくなってからでは遅い、ということを。
シーズンも、早くも1/4が経過。
地に足をつけて着実に・・・そのうえで、さらに。
いつまでも、課題をこなせないままにもたもたしている暇など、ありはしないのです。

第8節 アスルクラロ沼津戦

2019-05-04 23:49:44 | カターレ富山
平成から令和への改元を挟んで迎えることとなる今節。約1ヵ月ぶりのホーム戦で、アスルクラロ沼津を迎え撃ちます。
前節は無得点に終わってしまい、平成最後の試合を勝利で飾れず。今節は、それでなくともホーム戦。「令和最初の試合を勝ち切ってほしい」という地元のファン・サポーターの期待に応えねばならないのは、言うまでもありません。
前回のホーム戦より、負けなしの状況が続いてはいますが、それでも。
負けていない、というよりは、勝ち切れていないというもどかしさが上回ってしまっている、というのが正直なところでしょう。
だからこそ。
現状打破の、勝利を。これからに期待するに値するような、快勝を。そんな願いに応えねばなりません。

今季対戦することとなる全17クラブのなかにあっても、過去の対戦成績で4戦全敗という沼津は、相性という意味においては最悪の相手と言えなくもありません。
お互いにメンバー編成がこれまでと全く同じでは無い以上、参考程度の戦績ではありますが、それでもなお。全敗というデータは、無視するにはいささか重いものではあろうかと。当然、沼津のほうもそれを踏まえて乗り込んできます。少なくとも、苦手意識からくるマイナスイメージで後手に、ということは期待できないでしょう。むしろ、その心配をしなければならないのは、カターレの側であって。
それでなくとも、現在2勝2分け3敗と、開幕から出遅れてしまっている感のある沼津。現在15位ながら、7位のカターレとは勝ち点2の差しかなく。今節の対戦で勝利すれば順位が入れ替わり、出遅れを取り戻していくための足掛かりとすることができるとあらば。過去の相性とも相まって、全力で勝ちに来るであろうことは、火を見るよりも明らかでしょう。
その目論見を阻止し、逆に、これまで苦手としてきた天敵を打ち破ることで自信を得なければならないカターレ。
お互いに今季3勝目を狙う対戦となりますが、それを制して地元に歓喜を届けるのは自分たちであると、快勝でもって証明せねばなりません。

期待したいのはやはり、古巣との対戦となる、白石と谷奥の2人でしょう。
ゴールデンウイークの開催でもあり、沼津から富山へと来場するファン・サポーターも、これまでより多くなるのではないかと。そんな人たちにとっても、2人の富山でのプレーぶりは気になっていることでしょう。
どちらも、今季ここまでチームを支えるレギュラーとして活躍しています。勝敗を占う上で、活躍が不可欠なキープレイヤ―と見て間違いないところ。
昨季は2戦2敗という不本意な結果に終わってしまい、恩返しが果たせなかった谷奥。その無念を晴らす意味でも、無失点勝利への意気込みは強いことでしょう。
かつて、沼津の一員として、富山戦で2戦2勝を挙げた白石。今度はカターレの主力として、「同カード連勝」を成し遂げねば。前々節の盛岡戦で大活躍し、前所属の盛岡に健在ぶりを示したように。今節もまた、勝利につながる活躍でもって、沼津に存在感を見せつけねばなりません。
主力として活躍している2人であるからこそ、やはり、現状のもどかしさへの責任というものも感じているはず。
それでなくとも意識するであろう古巣対戦を制することで。
これまでのうっ憤を晴らすかのような快勝をもって、チームを勢いづけてほしい。そう願います。

これまでの4戦全敗という沼津戦にあっては、確固たる勝利への意志のもとにグイグイとくる沼津に対し、後手に回ってしまった挙句に失点、結果として敗れてしまう、という試合を続けてしまいました。
けれども、今節の対戦では違うんだぞ、というところを、しっかりとみせつけねばなりません。
これまで、なかなか内容が結果に伴っていない感が否めませんが、それでも。
それでも、試合を主体的に、自分たちが主導権を握ってプレーできているという手応えは、これまでになくあります。
勝てなかったにせよ、リーグ屈指の得点力を誇るセレッソ大阪U-23を零封したように。残念ながら無得点ではあったものの、数多くのチャンスを作り出していたように。
相性最悪?それは、むしろチャンス。
これまで全敗の相手だからこそ、勝てば単なる1勝以上の価値が、自信が得られるというもの。
だったら、そのチャンスをものにするしかないでしょうよ。
それを成すだけの力を備えているカターレであると、そう信じるからには。
久しぶりのホーム戦、歓喜をもって期待に応えるよりほかないでしょうよ。

全敗の過去を、打ち破れ!!!
決定力不足を、打ち破れ!!!
もどかしいこれまでを、打ち破れ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!