行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第28節 テゲバジャーロ宮崎戦

2021-11-20 11:31:58 | カターレ富山
今シーズンも残り3試合、それを全て勝つことでJ2復帰への道筋をつけねばならないカターレ。
4戦連続勝ちなしという状況にあっても、あきらめるという選択肢はありません。
3戦3勝、ひとつの取りこぼしすら許されない、連勝以外に無い状況にあっても、あきらめるという選択肢はありません。
ホームに迎えるは、現在暫定首位のテゲバジャーロ宮崎。
2015年の山口以来のJ3参入から即優勝という栄光をかけ、今節の勝利でそれに王手をかけるべく乗り込んできます。
返り討ちとし、希望を繋げなければならないカターレ。
持てる力を全て出し切り、ただひたすらに勝利をもぎ取るべく、戦いに挑みます。

このシーズン最終盤に3連敗、そして引き分け。4試合連続勝ちなしで、その間僅か勝ち点1では、本来であればとっくの昔に脱落してしまっていたはずの状況。
前節、前半終了時点で0-2、首位の熊本に反撃すらおぼつかないほど圧倒されて迎えたハーフタイム。
あるいは、気持ちが切れて後半が消化試合になっていたとしても不思議はなかったことでしょう。座して死を待つのみ・・・昇格失敗という現実を突きつけられるだけであったかと。
それでも。
そんななかにあっても、決してあきらめなかったカターレ。
2点差を追いつき、ドロー決着。
勝つことだけが求められた試合でそれを成し遂げられなかったものの、それでも負けなかったことで可能性を消さずに残したのでした。
今節、代わって首位に立った宮崎との上位直接対決。
今度という今度は、負けは論外として、引き分けすらも許されません。
けれども。
逆に、やるべきことがクリアになった、という見方も出来るかと。
勝つしかないなかにあっては、「負けたらどうしよう」とか雑念を挟むような隙が、もはや無い。勝つことのみに最大集中しなければ。
それでなくともホーム戦。
2週連続アウェイ戦で、3週ぶりのホーム。その前回ホーム戦では無得点で敗れています。
勝利に飢えているのは、選手たちのみならず、カターレファン・サポーターとて同じこと。
是が非でも勝利し、期待に応えねばなりません。

最終節に試合のない宮崎にとって、今節がアウェイ最終戦。シーズン開幕から間もない第3節の前回対戦で記念すべきJ初勝利を挙げた富山を相手に再び勝利することで、次節のホーム最終戦での優勝決定に結び付けたいところでしょう。
前節は、前の試合でカターレが敗れた岐阜を相手に4-3と逆転勝利。首位進出を果たしました。その勝負強さを今節にも発揮し、連勝を目論んで乗り込んできます。
J2ライセンスを取得しておらず、たとえ最終順位が昇格圏にあったとしても今シーズンの結果を以てしてのJ2昇格は無い宮崎。
そのことで、4クラブが降格することとなる今季J2、そのうち19位がその難を免れる可能性があるとして、ボーダー付近クラブより熱い視線を受けていたりもします。
けれども。
そうはさせじと奮起せねばならない、我らがカターレ。必ずや前回対戦のリベンジを果たし、最終順位で上回らねば。
まずは今節の直接対決に勝利し、次節の岩手戦も制したならば。次節の宮崎ー熊本戦の結果次第というところもありますが、それでも自力で上回ることが出来る可能性は低くなく。なによりも、可能性があることそのものが僥倖と言えるのであって。
伊達に首位に立っているわけでないチームを相手に、前回敗れてカターレに苦手意識もないであろう相手に勝つことは、困難ではありましょうが。
けれど、臆している場合などでは、決してなく。
むしろ、4点、5点を奪って圧勝する気概が必要。
なぜなら、現時点で得失点差で7の差があるから。
勝利・勝ち点3を奪うことが最低条件とはいえ、それを果たしたとしても、1点差勝利ではその差を2しか埋めることができません。せっかくの直接対決、複数点差をつけることで一挙に差を詰め、あるいは逆転するくらいでなければならないところ。
カターレの連勝が最低条件ながら、それを成し遂げた上でも、次節宮崎が引き分けでもカターレの最大勝ち点51で並ぶことに。そうすると意味を成すのが得失点差。
同勝ち点ながら得失点差で及ばなかった、という悲劇をなんとしても回避せねばならないことは、火を見るよりも明らかです。
そのためにも。
勝利は必須、その上でなお、圧倒して勝たねば。
もちろん、簡単なことではありません。首位が相手では、あるいはどの相手よりも困難という見方すらできるかと。
けれど。
ごちゃごちゃと雑念を挟む余裕など、もはやありはしません。
勝つことだけに最大集中せねばならないことは、言うまでもないのだから。
その上で、圧倒する。
やれるかどうか、じゃない。やるんだ。

期待したいのは、大野。
前節、敗色が極めて濃厚であったチームを救った立役者。当然、相手もカターレのトップスコアラーとして要警戒選手としてマークしてくることは間違いありません。
けれど、それでも。
あるいはプレッシャーに負けて自滅してのPK失敗も、無いわけではなかったなかで。
それをしっかり決めてみせたこと。
そして、相手の隙をみのがすことなくボールを掻っ攫い、同点ゴールを決めたこと。
その勝負強さを、そこで得た自信を、是非とも今節勝利の力としてほしいです。
2009年のJ参入以来、カターレでは2013年の苔口、そして昨年の武のふたりしか、シーズン10得点の大台に乗せた選手がいません。
ここまで9得点で、それにリーチのかかっている大野。
記録達成を成し遂げることはもちろん、なんならハットトリックでも決めてしまう気概でもって、貪欲にゴールを狙ってほしい。そしてチームを勝利に導くヒーローとなってほしい。切に願うばかりです。

現在はカターレを率いている石﨑監督にとって、宮崎は地域リーグ時代に指揮を執っていた古巣。
そして、宮崎のキャプテン・代 健司と言えば、言わずと知れた4年にわたってカターレに在籍していた選手。
いろいろな思いが錯綜する試合でもあります。
そんななかで、どうしても勝たねば、勝つしかないカターレ。
今治に続いて熊本にも勝利できず、同一シーズン全チーム勝利は成し遂げられなかったけれど。
それでも。
同一シーズン連敗で勝ち点0で終わるわけには、いきません。
宮崎に勝利し、全チームから勝ち点奪取を成し遂げたあかつきには。
J2昇格を成し遂げて、来シーズンのリベンジのチャンスを与えない・・・そう、勝ち逃げせねばなりません。

必ず、勝つ!!!
首位を撃破し、5試合ぶりの勝利でホーム・県総を沸かせろ!!!
難敵相手?それがどうした。
不可能なんて、ないんだぜ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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