2-1で勝利!
「1勝はこんなにも重みのあるものなのか、と感じた」とは、試合後の監督のコメント。
大敗からの立て直しを期して臨んだ試合で、見事にそれを成し遂げ、嬉しい今季初勝利。まさに、重く、大きい白星を手にしました。
前節のちぐはぐなチームではない、昨季の組織サッカーを彷彿とさせる内容。不退転の覚悟が必須という試合でそれを実現できた意味の大きさ。
苦しんだ果てに掴み取った今季初勝利は、ただの1勝以上の価値をもたらすものとなったように思います。
序盤戦はどちらも探り探りという展開で、一進一退の攻防が続きました。両チーム無得点のまま30分が経過。
ふと、前節が思い出されました。あのときも、30分までは0-0。しかし、そこで先制点を奪われて以降、立て続けにやられてしまったのでした。
だからこそ、今節こそは、しっかり集中しろよ---そう思っていた矢先のことでした。
33分、中央を抜け出した苔口がそのスピードを活かして駆け上がり、冷静にキーパーをかわして、待望の先制点!
注意しなければならない時間帯に逆に決めてくれたことで、一気に会場のボルテージが上がりました。そして、さぁ、これからさらに集中していこう、という40分のこと。朝日のシュートからゴール前でゴタゴタするなか、黒部が押し込んで追加点。「え?入ったの?」というあっけにとられたゴールではあったものの、前半のうちに2点リードという大きなアドバンテージを得たのでした。
リードしてハーフタイムを迎えたものの、後半逆転されてしまった開幕戦のこともあり、油断は禁物・・・と思っているうちに、後半8分、1点返されてしまいました。天敵ともいえる大黒によって。
1点差では、わからない。そんな緊張感の中、耐える時間が続きました。
ここで、前節までのまとまりに欠けたチームであったなら、耐えきれずに失点していたかも、あるいは逆転されていたかもしれません。
しかし、今節は違いました。最後まで集中力を切らすことなく、粘り強い守備を展開。4分あったロスタイムもしのぎきり、試合終了。見事に勝ち点3を掴み取ったのでした。
FW苔口、ボランチ舩津、CBミョンヒが初先発として出場したこの試合。それぞれに「負けている流れを変えたい」という気持ちはひとつ。そして、それがプレーにも表れていました。
まずは、ミョンヒ。
特に後半は押し込まれる場面も増え、あわや、という場面もありました。ゴールされた、と思いきやオフサイドとか。しかし、ラインをうまく統率し、追加点を許しませんでした。
つぎに、舩津。守備では相手にしつこく食い下がり、攻撃でも中央を駆け上がったりと、持ち味の運動量を存分に発揮していました。
そして、移籍後初ゴールを決めた苔口。
前節、大量点差に加えて2人少ないという劣勢どころではない状況の中にあって、それでも一矢報いようと奮闘したものの、2度あったチャンスのいずれも活かせずに終わってしまいました。
FWとして求められるのは得点を挙げること。連敗を抜け出し、勝利へと導く得点。そんな自らに課せられた使命に対し、結果で応えてくれました。
前節の無念を晴らし、今季カターレの一員として、大きな仕事をしてみせた苔口。
ヒーローインタビューを終えてゴール裏に来てくれたとき、活躍を称える苔口コールを聞きながら満足そうな表情を浮かべる姿が印象的でした。
今回だけじゃない。活躍を見せてくれたあかつきには、何度だって賞賛は惜しみませんとも!
プレビュー記事で2年前の流経大戦を思い出したと書きましたが、結果もまさに、そのときを彷彿とさせるものとなりました。先制しながら追いすがられるという苦しい展開だったながらも踏ん張りきって、土俵際で残った試合。
あのとき、もし負けていたらいよいよダメか、という状況をしのいだ経験が後の躍進に繋がった。ならばこそ、今回もそうしなければ。
正直、相手の拙攻に助けられていた部分もあります。もし大黒がフルパワーで個の力で押し切ってきたら、同じ結果にならなかったかと。さらに、今節も失点したことで、これで4試合連続失点中。まだ、堅守富山の復活には至っていないかと。
それでも、ここから。
気持ちをひとつに挑めば、危うからず。その証明を果たした、今節の勝利。
連敗したことなど、過去に追いやってしまえ。
まずは、狙うは連勝です。
次節にも、今節に負けないくらいの気合いの入った試合を期待します。
「1勝はこんなにも重みのあるものなのか、と感じた」とは、試合後の監督のコメント。
大敗からの立て直しを期して臨んだ試合で、見事にそれを成し遂げ、嬉しい今季初勝利。まさに、重く、大きい白星を手にしました。
前節のちぐはぐなチームではない、昨季の組織サッカーを彷彿とさせる内容。不退転の覚悟が必須という試合でそれを実現できた意味の大きさ。
苦しんだ果てに掴み取った今季初勝利は、ただの1勝以上の価値をもたらすものとなったように思います。
序盤戦はどちらも探り探りという展開で、一進一退の攻防が続きました。両チーム無得点のまま30分が経過。
ふと、前節が思い出されました。あのときも、30分までは0-0。しかし、そこで先制点を奪われて以降、立て続けにやられてしまったのでした。
だからこそ、今節こそは、しっかり集中しろよ---そう思っていた矢先のことでした。
33分、中央を抜け出した苔口がそのスピードを活かして駆け上がり、冷静にキーパーをかわして、待望の先制点!
注意しなければならない時間帯に逆に決めてくれたことで、一気に会場のボルテージが上がりました。そして、さぁ、これからさらに集中していこう、という40分のこと。朝日のシュートからゴール前でゴタゴタするなか、黒部が押し込んで追加点。「え?入ったの?」というあっけにとられたゴールではあったものの、前半のうちに2点リードという大きなアドバンテージを得たのでした。
リードしてハーフタイムを迎えたものの、後半逆転されてしまった開幕戦のこともあり、油断は禁物・・・と思っているうちに、後半8分、1点返されてしまいました。天敵ともいえる大黒によって。
1点差では、わからない。そんな緊張感の中、耐える時間が続きました。
ここで、前節までのまとまりに欠けたチームであったなら、耐えきれずに失点していたかも、あるいは逆転されていたかもしれません。
しかし、今節は違いました。最後まで集中力を切らすことなく、粘り強い守備を展開。4分あったロスタイムもしのぎきり、試合終了。見事に勝ち点3を掴み取ったのでした。
FW苔口、ボランチ舩津、CBミョンヒが初先発として出場したこの試合。それぞれに「負けている流れを変えたい」という気持ちはひとつ。そして、それがプレーにも表れていました。
まずは、ミョンヒ。
特に後半は押し込まれる場面も増え、あわや、という場面もありました。ゴールされた、と思いきやオフサイドとか。しかし、ラインをうまく統率し、追加点を許しませんでした。
つぎに、舩津。守備では相手にしつこく食い下がり、攻撃でも中央を駆け上がったりと、持ち味の運動量を存分に発揮していました。
そして、移籍後初ゴールを決めた苔口。
前節、大量点差に加えて2人少ないという劣勢どころではない状況の中にあって、それでも一矢報いようと奮闘したものの、2度あったチャンスのいずれも活かせずに終わってしまいました。
FWとして求められるのは得点を挙げること。連敗を抜け出し、勝利へと導く得点。そんな自らに課せられた使命に対し、結果で応えてくれました。
前節の無念を晴らし、今季カターレの一員として、大きな仕事をしてみせた苔口。
ヒーローインタビューを終えてゴール裏に来てくれたとき、活躍を称える苔口コールを聞きながら満足そうな表情を浮かべる姿が印象的でした。
今回だけじゃない。活躍を見せてくれたあかつきには、何度だって賞賛は惜しみませんとも!
プレビュー記事で2年前の流経大戦を思い出したと書きましたが、結果もまさに、そのときを彷彿とさせるものとなりました。先制しながら追いすがられるという苦しい展開だったながらも踏ん張りきって、土俵際で残った試合。
あのとき、もし負けていたらいよいよダメか、という状況をしのいだ経験が後の躍進に繋がった。ならばこそ、今回もそうしなければ。
正直、相手の拙攻に助けられていた部分もあります。もし大黒がフルパワーで個の力で押し切ってきたら、同じ結果にならなかったかと。さらに、今節も失点したことで、これで4試合連続失点中。まだ、堅守富山の復活には至っていないかと。
それでも、ここから。
気持ちをひとつに挑めば、危うからず。その証明を果たした、今節の勝利。
連敗したことなど、過去に追いやってしまえ。
まずは、狙うは連勝です。
次節にも、今節に負けないくらいの気合いの入った試合を期待します。
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