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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第4節 AC長野パルセイロ戦

2023-03-25 19:51:39 | カターレ富山
昨シーズンは成し得なかった、ホーム開幕戦勝利。2年連続となった北九州戦で、今度はキチンと勝ちきって、詰めかけたカターレファン・サポーターに勝利を届けた前節。
2週連続ホーム戦の2戦目、もちろん狙うは2連勝。
負けられない、勝たねばならない隣県対決。AC長野パルセイロを迎え撃ちます。

就任2年目のシュタルフ 悠紀 リヒャルト監督のもと、J2昇格を目指す長野。
シュタルフ監督の前任・YS横浜時代の教え子であった船橋 勇真、佐藤 祐太、池ヶ谷 颯斗らを擁して臨んだ昨シーズン。彼らの更新とともに、2019年に15ゴールを挙げた進 昂平、そして元カターレ選手でもあった音泉 翔眞らのかつてのYS横浜選手を加えた、まさに“シュタルフチルドレン”とでも言うべきメンバーとともに、今シーズンに挑むことに。
シーズン開幕戦は、進が早速期待に応えるゴールを挙げて、宮崎を相手に2-0と快勝。
連勝を目指した第2節・愛媛戦も、首尾よく先制ゴールを奪ったまではよかったものの。試合終了間際の90分に痛恨の同点ゴールを決められてしまい、無念のドロー。
そして迎えた前節。ホーム開幕戦となった奈良戦。
シュタルフチルドレン擁する長野が、やはりかつてシュタルフ監督の薫陶を受けた元YS横浜・浅川 隼人に先制の“恩返しゴール”を決めらえてしまうという皮肉。
1点のビハインドを追った後半だったものの、同点・逆転どころか、62分、76分に追加点を挙げられて突き放されてしまうという。
さらに82分、池ケ谷にこの日2枚目のイエローで退場、次節出場停止という、泣きっ面に蜂状態で。
ホーム開幕戦で0-3の完敗、奈良に記念すべきJ初勝利を献上してしまうという屈辱を味わうこととなったのでした。
昨シーズンのJFL優勝クラブである奈良。JFLとJ3との間に歴然とした実力格差があるわけではないことは、昨シーズンのいわきがJ初年度から即優勝した例を見るまでもなく、明らかとも言えますが。
それでも。
J3発足初年度以来、今シーズンで10年目となる長野。発足時からのオリジナルメンバーのひとつであることを思えば・・・。
いかにカテゴリ格差が小さくとも、それが敗れて仕方ない理由になどならない。やはり、新参チームに敗れるという心理的ダメージというものは・・・お察しします、と。
カターレだって、かつて長崎やら讃岐やらにJ初勝利を献上してしまった過去があるし。J3歴にしても、最多に次ぐ9年目の「準オリジナルメンバー」とでも言うべき長さ。
・・・お察しします、と。

ここ2試合の嫌な流れを断ち切るべく、3試合ぶりの勝利を目指して富山に乗り込んでくる長野。
確かに手痛い敗戦を喫してしまった前節ではあったものの、それでも。
第3節までが終わった段階で、負けなしチームはあれど、3連勝を果たしたチームがひとつもない状態となった、今季J3。まだまだシーズン序盤も序盤、逆転の目などいくらでもある、と。
そう、混戦模様のなかで、今節の富山戦で勝利を挙げたならば、相手の富山と順位をひっくり返し、最低でもひとつは順位を上げることが出来る。
打倒富山を掲げ、気合を入れなおして乗り込んでくることでしょう。
それに・・・。
YS横浜監督時代、それまで1勝も挙げられていなかった富山を相手に、執念で勝利をもぎ取っていったシュタルフ監督。
そして去年も。6月のホーム戦ではカターレがクラブ新記録となる6連勝を打ち立てる1-0勝利を挙げたものの・・・長野にとってのリベンジマッチとなった8月のアウェイ戦では、逆に0-1でやり返され、敗れています。
これまで対戦してきたシュタルフ監督を知るからこそ。敗戦ダメージからしゅんとして、やすやすと連勝させてくれるような・・・そんな甘いタマじゃないだろ?と。
返り討ちにせねばならないカターレにあっては、あるいはいつも以上に気を張ってでも、長野の挑戦を跳ね返さねばなりません。

今節に臨むにあたり、期待したいのは・・・やはり、坪川でしょうか。
2020年、新型コロナの影響でシーズン開幕が6月に順延、試合スケジュールも変更されたなかでの開幕戦。県総で無観客にて行われた富山-長野戦が、長野の新卒ルーキーだった坪川のJデビュー戦でした。
あれから3年。同じ富山県総合運動公園陸上競技場で、今度はカターレ富山の選手として、乗り込んでくる長野を迎え撃つこととなります。
Jリーガーとして初めての、古巣対決。シュタルフ監督をはじめ昨シーズンのチームメイトも少なからずやってくるであろうなか、やはり、期するものがあるのではないかと。
なんなら、前節の浅川に続いて今節は坪川が恩返しゴールをくれてやってもいいのでは?くらいの勢いで。長野に対して脅威となってほしいです。
元長野といえば、高橋もそうですが。
開幕戦のチーム今シーズン初ゴール、そして前節の決勝PKを獲得した飛び出しなど、ここまでも存在感を見せている彼のこと。
県総に乗り込んでくる長野ファン・サポーターにも、在籍当時を知る人もいるのではなかろうかと。そんな人たちに、地元・富山で躍動する高橋 駿太の姿をまざまざとみせつけてほしいです。
それから、開幕以来の活躍が光ると言えば、前節も2ゴールを挙げてここまで3ゴールの吉平。対長野戦では、2021、2022年とホームで2年連続ゴール、決勝点を挙げています。
2度あることは、3度ある。今節もまたゴールを挙げてチームを勝利に導く活躍、大いに期待したいところです。

シーズンの序盤も序盤という今の段階で、勝つか負けるかで一喜一憂してもしかたない、という見方もあるでしょうけれど。
それでも。
第1節の結果5位、敗れた第2節で10位、ホーム開幕戦を制した第3節で、再び5位。
一喜一憂すべきでなくとも、モチベーションは、志は高く持たねばなりません。
もし今節敗れると、またしても順位がガクリと落ちてしまうことに。少なくとも、直哲対決の長野には追い越されてしまう結果を招きます。
勝ったとしても、得失点差によっては5位以下になる可能性もないではないですが、それこそ一喜一憂すべきでない些事。勝ち点+3という結果は、分けや負けでは及ばないことに間違いないのだから。
前節の敗戦のダメージが残る可能性のある長野。撃破し、2連敗をくれてやったならば。なんなら、3点、4点獲って連続の完敗をくれてやったならば。
ただの1勝に終わらず、今秋のアウェイでの対戦での影響するやもしれません。
去年も一昨年も、両チームの対戦はホームで勝ってアウェイで負けて、の1勝1敗でした。
ならば・・・シーズンダブル勝利を狙うなら、まずは今節のホーム戦。
きっちりと勝ってみせるよりほかないでしょうよ!

昨年、1勝1敗で迎えたホーム開幕北九州戦で敗戦、続く新参のいわきに引き分け、隣県対決の岐阜に負けて5試合で1勝1分け3敗。スタートダッシュに完全に失敗しました。
今シーズンは、ホーム開幕北九州戦で勝って、それを繰り返さなかった。
順番は違うけれど、隣県対決の長野、新参のFC大阪と続く対戦。それを連勝でのりきったならば・・・去年の繰り返しになどならない好スタートと言えることでしょう。
だったら。
ねらっていくよりほか、ありますまいよ。
まずは、今節・長野戦。
もちろん、勝つ!
勝って、去年の繰り返しではない、期待の持てるカターレである証を打ち立てねば!!

長野の挑戦を、跳ね返せ!!
隣県対決を制し、ホーム連戦で連勝を!!
連勝必須、力の限り!!!

勝たれ!!!富山!!!!!