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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

2015 カターレ富山選手インプレッション その3

2015-03-07 09:59:27 | カターレ富山
3月6日、かつてカターレに4シーズン所属していた元日本代表・黒部光昭選手が現役引退を表明しました。
間違いなく、カターレの歴史に名を残すレジェンド選手。選手としての素晴らしさのみならず、その高いプロ意識には「これぞJリーガー」という凄みがありました。
長い間、お疲れ様。そして、ありがとう。

そんな先輩に対し、躍進どころかJ3降格と最大級にガッカリさせてしまったのだから。
やれることは、ただひとつ。
一刻も早く、今シーズンでJ2復帰。汚名返上にはそれしかありません。


#13 内田 錬平 (背番号変更 29 → 13)
クラブ初の特別指定を経た加入選手となった昨季。しかし、怪我の影響で僅かに1試合の出場にとどまるという不本意なシーズンとなってしまったのでした。
真価を発揮しなければならない今季。高さとスピードを兼ね備えたCBとしての期待は大きく、守備陣の要となる活躍が求められています。
リーグワースト総失点が降格につながったことは明らかなだけに、いかに失点を防ぐか。求められる要求に十二分に応えていかねばなりません。


#14 大山 俊輔 (背番号変更 26 → 14)
昨季はスタメン出場が3試合にとどまるなど、なかなか活躍できず。背番号を改めた今季、躍進を誓うシーズンとなります。
これまでスタミナ面で弱点を抱え、試合終盤で踏ん張れないことが多かったのですが。そのあたりは、走りきるサッカーを標榜する岸野監督のもと、しっかりと改善されることを臨みます。
テクニックはチームでも指折り。その抜群のセンスがしっかりとフル稼働したならば。必ずや、チーム勝利のための力となってくれることでしょう。
在籍3年目を迎える今シーズン、勝負の年として臨まねばなりません。


#15 中西 倫也 (桃山学院大学から新加入)
かつて所属していた野、ヒョンス、江添に次ぐ4人目となる桃山学院大出身の選手。カターレの初代監督にして現在は同大学の監督である楚輪さんが送り出したルーキーにかかる期待は大きいものがあります。
182センチ・68キロという恵まれた体格で最前線から相手ゴールを脅かすFW。得点力不足が深刻であったチームを救う存在となってくれることを切に願います。
「エースである苔口さえ抑えておけばいい」なんて理屈が通用しないことを、新加入のルーキーが証明する―――そんな活躍が見たいです。


#16 吉川 拓也 (背番号変更 23 → 16)
金沢への期限付き移籍から復帰して成長ぶりを見せねばならなかった昨季でしたが、芳しい実績は残せず。
そうこうしているうちにカターレがJ3に降格してしまった一方で、入れ替わりで金沢がJ2昇格。本人としても複雑な気持ちだったのではないでしょうか。
プロ5年目、そろそろ若手から中堅へ、という時期。プロとしてプレーするとはどういうことなのか、自分なりの見解というものも出来ていることかと。
ならば。やるべきことに、ひたすら邁進するのみ。
存在感を十二分に発揮するシーズンとしなくては。


#17 木本 敬介
朝日と共にチーム設立時から在籍する、カターレの歴史を知り尽くす選手。
昨季、期限付き移籍加入選手たちが主力を占めた終盤戦にあって、スタメン出場し続けて気を吐きました。北九州戦で見せた強烈なミドルシュートなど、十二分に「やれる」力を発揮。生え抜きの存在感を見せつけたのでした。
それだけに、降格の無念さというものも人一倍であったことかと。
かつてのJ2昇格時にはプロ2年目の若手でしたが。今は若手を引っ張る存在として、もういちどJ2の舞台へと返り咲くために、その力を存分に発揮せねばなりません。