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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第5節  横浜FC戦

2010-04-04 09:58:12 | カターレ富山
悪夢のような惨敗より1週間。
いまだ挙げることの出来ていない勝利、勝ち点獲得を目指して、横浜FCと対戦します。
あまり考えたくはないものの、もし負ければチームワーストとなる4連敗。勝ち点0のまま最下位という現実が、より一層重くのしかかることとなります。
シーズン序盤でありながら、はやくも史上最大の危機に直面している恰好。この窮地を乗り越えることが出来るかどうか。
ホーム戦で、真価が問われます。
横浜FCとの対戦成績は2勝1分けで、昨季に唯一負けなしで勝ち越した相手。
しかし、岸野監督に替わってメンバー一新。監督と同じくして移籍してきた鳥栖の選手、そして今季ここまで4ゴールを挙げている大黒と、まったく別のチームとなっています。
特に、大黒にはヴェルディに在籍していた去年、引き分け目前に決められて負けたり、ホーム戦でも決められてチームも完敗だったりと、J2におけるいやなストライカーの代表格かと。
開幕から首位争いを繰り広げる中で、前節は接戦の末徳島に敗れて初黒星。連敗などしてはならないと意気込んでくること間違いなし。
そう、首位争いの中で、未勝利、勝ち点0、リーグ最多失点の最下位チーム相手に勝ち点3を逃すようなことだけは、なんとしても避けたいと思っていることでしょう。

一方の、カターレ。
前節は、同じように首位争いの中で連敗を避けたかった福岡にいいようにやられてしまいました。初勝利を見出すどころか、完封負けを喫して大敗。
さらに、攻守の要である濵野とヒデが出場停止と、状況はむしろ前節より悪化しているなかで強敵との対戦。
「あ、こりゃもう負け確定」みたいな意見も聞こえてきます。

でも。
ここで、踏ん張らないでどうするよ?
この試合だけじゃない。苦しい状況なんて、これからだっていくらでもでてくることでしょう。そのたびに「どうせダメだろうな」なんて弱気になっているのか?
思い出すのが、2年前の前期流経大戦。10節で4敗目を喫し、J昇格がいよいよ危ぶまれていたなかでさらに濵野を欠くという状況で、背水の陣で臨んだ試合。
そのときにはチーム一丸となって勝利をもぎ取り、以後の巻き返しへとつなげたターニングポイントとなった1戦でした。
今回も、それに似た状況かと。負ければモチベーションがた落ち間違いなしという追い詰められたなかで、それを覆さなければなりません。
意気込みだけでどうにかなるほど甘いものではないことは、最下位の現状がなにより雄弁に語っているところ。
しかし、だからといってそれを無くして勝てるわけがない。要は、それがどれだけ体現できるかにかかっているということでしょう。

先週の惨敗、選手たちも悔しかったことでしょう。相手が悪かった?いや、そんなことはない。自分たちが悪かったからやられた点も多々あったのだから。
1週間程度でどうこうなるのか?と、傍目には心配となるところでもあるでしょうが・・・。重要なのは、どうにかなるかではなく、どうにかすること。
開幕から4戦目。チームが馴染んでないどころのハナシではありません。馴染んでなくても勝て・・・とはさすがに暴言かもですが、それでもなんとかしろ、とは言いたい。
負けても仕方ない、なんてのは外野の勝手な言い分。言い訳はいりません。勝つことだけを望みます。

最下位なんてものは、1度経験すれば、もう充分でしょう。これからは上がるだけ。
むしろ、最下位チームが首位争いをする強豪チームを打ち負かす・・・そのほうが痛快ってものです。モチベーションの話をするなら、3連敗を吹き飛ばすほどのものが得られるかと。
ならば、勝て。
勝って、今年もやれることを証明しなければ。

最下位とは、勝ってはいけないという意味ではない。目指すは、勝利、勝ち点3のみ。
勝たれ!!富山!!!