いんちょーのトレーニング&健康研究室

Total Body Support sin 院長sinの日々の記録。

腰痛などなど

2009年04月28日 | 整体・カイロプラクティック・健康
腰痛を訴えてくる方は非常に多いのですが、腰痛の原因を知っている方は非常に少ないです。当ブログでも自転車、腰痛というワードで検索されることが多いのですが、腰痛の原因って何でしょう?また対策は?

腰に限りませんが、私はいわゆる腰痛などは筋肉のトラブルだと考えます。整形外科に行って椎間板がうんぬんとか、背骨の間が狭くうんぬんなど言われたという方が多く来院されます。

整体やカイロで歪みが原因でうんぬん・・・などなど。痛みの原因って本当は何なの?って感じですようね。痛感神経の無い所が原因で痛いとか言われても???ですし、歪んでるのに痛くない人なんていくらでも居ます。

神経を圧迫して痛いというのも???ですし、自分の経験では物理的に組織が壊れている状態以外は殆どの方が筋肉の異常緊張が原因で痛みを感じているようです。

つまり、筋肉に異常な負担がかかる体勢、使い方をすると筋肉が痛く感じる(厳密には肉ではありませんが)のだと思います。だから、筋肉の緊張を緩めてあげれば痛みは和らぎます。

当然長期にわたり異常な状態でいれば、回復は遅くなりますし、慢性化し非常になおリにくくなります。頚の筋肉が異常に緊張し首が動かないという方が来ましたが、すぐに来てくれたお陰で1回の施術でかなり痛みを取る事が出来ました。

何でも早期対処が一番です。筋肉のトラブルですから、1ヶ月近くたっても治らないというのは、生活習慣などに問題があると考えねばなりません。もちろん例外もありますが・・・。

この手の話を文章にするのは難しいですね~。痛みってこんなに単純な問題じゃないので、変に書くと誤解を招きかねない。これは非常に大雑把な話として読んでくださいね。一般論としてのお話です。




続いて自転車に乗って腰が痛い・・・。よく聞きます。何人もサイクリストを診ていますが、元々腰の筋肉が緊張状態の場合。これは仕事や生活習慣が原因で、腰の筋肉に余裕が無いのですぐに痛くなります。

また、普段は痛くないが自転車に乗ると痛くなる・・・。これは乗り方の問題と、筋力、持久力の問題。ポジションが原因の場合もありますし、フォームの場合も。色々複合していることも多数。

人の体は恒常性と言って変化を嫌がる基本性質がありますので、ポジションを変更すれば大抵、調子が悪くなります。ハンドルを上げたら良くなったなどよく聞きますが、ビギナーの場合、ライディングフォームがポジションに依存する割合が高いので、ハンドルを上げることで使う筋肉が変わり、楽になる。

これはそのまま乗ればまた痛くなります。このようにポジションで全てを解決は出来ません。初級者、中級者などレベルによって対処方法が変わってきます。ポジションは段階を踏んで変わっていくものですので、普段殆ど自転車に乗らない人は、いくら本を読んでポジションを弄っても、根本的な解決は難しいように思います。

初心者でsinロジックの実験台になってくれる人がいれば色々弄ってみたいものですが・・・。どうなっても知りませんけど(笑)

最新の画像もっと見る