自動車産業

それが、今年になって、原油高の影響を受けましたが、日本のメーカーは、低燃費車が売り物の車を作っている為、さしたる影響も無く、販売を伸ばしてきました。しかし、最大市場のアメリカでは、サムプライムローンの影響をじわじわとうけてきました。そして、リーマンの破産で一気に金融不安におちいりました。自動車ローンが組めません。日本のトヨタ、日産など主要メーカーでは、30,40パーセント販売減がつづいています。トヨタは無金利ローンでなんとか、販売増を狙っていますが、たいした効果はないでしょう。

このアメリカ発の金融不安は、世界中に飛び火して、世界中の経済は破滅しそうです。世界の株が暴落し、回復には数年要する見込みです。「私は、株を買っていないから、いくら下がろうが、困りません」とおっしゃる方もいらっしゃるかとおもいますが、それは大間違いです。

この株安が、私たちの生活を直撃します。簡単に言うと、株価が下がると、企業が困ります。企業が困ると、私たちが勤める会社は給料を払えなくなります。回りまわって、私たちの生活を直撃します。この世界の株安の影響は、じわじわと私たちに、ボデーブローみたいに利いてくるでしょう。