人手不足

ついこの間までは、日本一景気のいい中部といわれ、慢性的な、人手不足でなやまされてきました。けれども、ここにきて、急激に、景気の落ち込みとともに、人手不足感はなくなってきています。サブプライムローンにはじまり、原油高、資源などの原料費の高騰、輸入食品（小麦、大豆）の高騰、などの影響が、じわじわ、でてきています。

特に、ガソリンの値上あがりは、すべての商品の値上げにつながります。ガソリンの値上がりは、自動車の販売にも影響します。最近の国内販売の不振はガソリン価格の高騰が、相当影響しているものと思います。そんなわけで、雇用人口の多い自動車関係の会社では、人手不足感は、急激にやわらいでいます。

この影響をもろに受けているのが、人材派遣会社です。今までは、売り手市場で時間給も、１０００円以上が、あたりまえでした。４月には、派遣の賃金もまた、アップしました。それが、ここえきて、下がり始めました。

これから、ますます、物価は上昇するので、個人消費の低迷は続くでしょう。４月に、正社員と、派遣の賃金を値上げした企業は大変でしょう。仕事は減るわ、人件費はかかるわで、大変でしょう。生き残りをかけて、企業の試練はつづきます。{/hiyob_ha