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西高東低の医療費

2014-09-05 02:20:40 | 社会

高知県が62.5万円、山口県が61.6万円、大分県60万円、広島県59.8万円、佐賀県59.6万円と西日本の県が上位を占めています。最低の千葉県の40万円と比べると20万円の差があります。

これらの県では比較的に病院のベットに余裕があり、すぐに入院できるのが一つの原因でしようが、一番は高齢化が原因でしよう。若者が都会に出ていき老人世帯ばかりになると、家では介護できず、つい入院ということになります。それに最近は医療費が高額です。昔は寝たきりになっても家族が看病し、地域の医者が時々訪問するのが普通でした。

私の田舎の同級生は田舎に残り働いていましたが、糖尿病になり透析治療中です。個人負担は微々たるものですが、年間数百万円の治療費が保険から支払われています。また、年1回の健康診断で異常があれば、それ相当の病院に送られます。県内で治療ができなければ、福岡県の病院に送られます。ネットワークができているのでしよう。昔なら近所の病院で治療できなければ、だまって死ぬのをまつしかなかったのが、今ではとことん治療します。医療費はふくれあがります。根本的に医療費を下げるには生活習慣病をなくさなければダメです。


エピソード

私が子供のころは大分県の山奥で暮らしていました。当時は7人家族で醤油を1か月に5本使っていました。今スーパーでよく見かける1リットルのペットボトルではありません。1.8リットル入りのガラス瓶5本です。地域では臼杵のメーカーから直接ひと月に5本配達してもらっていました。それでも足りず、近所に醤油を借りに行くことがありました。今考えると恐ろしいことです。醤油だけではありません。田舎ではからい自家製の味噌に塩辛い漬物は常識です。今ではこんなことはなくなったようですが、塩分過多は万病のもとです。

 


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