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あおむしの恋はちょっぴり☆オブザデッド

はやく人間になりたいオブザデッド

グレイブ・エンカウンターズ

2012-10-15 18:25:00 | dvd
例のアルバトロス配給。いつもながら煽りだけは超一流だな。

なのであんまり期待しないで、というか修行のつもりで観はじめたんだけど、

…そんなにつまんなくなかった。まあ面白くもなかった。

心霊番組の制作スタッフが、有名な心霊スポットである廃墟と化した精神病院を取材。一晩夜を明かしつつ番組制作に取り掛かる…というモキュメンタリー。二日連続モキュはきつかったなあ。

テレビ番組制作スタッフの胡散臭さはよかった。
特に霊能力者(実は売れない役者。ゲイ?)のキャラクターがすばらしかった。このキャラクターでも面白かったんだけど、よく日本の心霊番組に出演してそうな、本物の「自称霊能力者」設定でも面白そうだな。と思いました。

前半はなんやかやとワイワイとヤラセ番組制作を楽しんでいましたが、後半突然お化け屋敷状態。しかもドリフ風。
テテテ テッテレテッテ テテレテ テッテレレ♪ と全員集合でセットがはける時の曲がかかりそうなくらいドリフ。
怒涛すぎる。
んでお化けたちが小細工好き。
主人公たちが寝ている隙に患者用のリストバンド(それぞれの名前入り)を付けてみたり、一人さらって精神壊したうえで患者用のガウンを着せてみたり、自分の舌を床にセッティングした上で天井から襲いかかってみたり、とにかくジェイソン並みに意外に小細工好き。
たぶんしばらーくお客さん来なかったからそうとうはしゃいでしまったのだと思う。

アポロ18よりは一応プロデューサーのプロ根性という設定のおかげで、モキュメントであることを最後まで放棄してなかった。

えー。なんかもっとつまんなかったのに。

そういえばあのドゥークー伯爵似のロボトミー好きマッド野郎の下りは必要か?
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アポロ18

2012-10-14 18:10:00 | dvd
驚愕!月にクモだかカニだか!

公式には存在しない「アポロ18」計画が、アメリカ政府によって秘密裏に実行されていた。それは乗組員すら知らされていない月面における地球外生命体の調査であった…。

という体のモキュメンタリー。

モキュにしてはスケールが若干でかい。
宇宙だから。

前半はわりとモキュメントらしく造りこんでるんだけど、
後半あからさまに「今の映像は存在できないだろ…。」みたいのがあって逆に楽しめました。もうモキュンタリーどうでもよくなっちゃってる。

「アポロ」といえば「月の石」みたいなアイディアをさんざ広げてできたんだろな。

そこそこ面白かったです。
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アニマルキングダム

2012-10-04 17:43:00 | dvd
タランティーノ大絶賛のオーストラリア映画。

主役の男子の木偶の棒っぷりがすばらしかった。
この木偶っぷりは家庭環境からきてるものなんだけど、中盤で一皮むけそうになりつつ木偶のまま終わる。
人間そう簡単に変われるもんじゃないよねえ。
さすが実話をもとにしたストーリー。

ラストのカタルシスの回収も全部じゃなくて一部だけっていう絶妙なさじ加減。

面白かった。
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プレイバック

2012-10-03 17:30:43 | dvd
クリスチャンスレーターがただの変態!いいのかそんなチョイ役で!すぐ死ぬし!

サスペンスかと思ったらただのホラーだった。
憑依とかあっち系のやつでした。

がんばれクリスチャン!昔を思い出せ!
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ラスト4

2012-10-02 18:08:57 | dvd
ゾンビがしゃべる!意味なくポジショニング!

いい加減出尽くしたゾンビ映画のパターンを何とかぶち壊そうと模索してる作品。

旧軍事施設の工場が爆発して神経ガスが街を覆い、その副作用で街中の人間がゾンビ化したという設定。
ゾンビになった人たちは多分死んでないし、ウィルスの類じゃないので噛まれても多分感染しない。
ゾンビ化しても主人公たちを罠にはめようとする知恵のあるおばあちゃんもいた。

本作いちばんの特異点は主人公たちに希望を持たせ続けたこと。
取りあえずテレビは放送してるし、軍隊は動いてるし、町の外はまだ安全らしいと。

人間やっぱり希望がないとね。自暴自棄にもならんし、どんなやつとも助け合えるし、人間らしさを維持できるしね。

世の中強い人間ばかりじゃないので、いつもの絶望だけのゾンビ映画の主人公ほど正気を保っていられないじゃねっことで、結構感情移入できるタイプの主人公たちだった。
ラストもよいし。

全体的に甘々だったけど。
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ザ・ウォード/監禁病棟

2012-10-02 17:53:19 | dvd
ジョンカーペンターの新作。

マリリンマンソン似の幽霊少女が精神病院に入院中の少女たちを襲う話です。
マンソンには物理攻撃も効く!

ジョンカーペンター健在!って感じだった。
中盤の雑で稚拙な演出がラストにすぽんと繋がって気持ちよかった。
怖がらせ方も最高。
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ブレーキ

2012-09-28 17:36:00 | dvd
男が眼を覚ますとそこは、棺桶サイズの漆黒の空間、眼の前にはカウントダウンし始めるデジタル時計、足元には無線機!

テンションあがるオープニング!
…これが映画の最高潮。
まさに最初だけクライマックス。

『ソウ』とか『キューブ』とかのソリッドサスペンスみたいなのを期待してたんだけど、謎解きとかは特になし。

主人公はジャックバウワーみたいな「こなせる」タイプで観ていてハラハラがないし、敵側がちょくちょく出してくるちょっかいもとくに意味ないし。

取りあえずこういう犯罪を仕掛けてくる犯人は少なからず愉快犯じゃなきゃ辻褄あわないんだけど、なんかテロリストっぽいし。
そんな時計とか仕掛ける意味あんの?っていう。もっと効率的にできるだろ。
特に最後まで愉快犯的な仕掛けをした謎は解けなく終わってしまうのであらあら。という感情が湧きあがってくる。

金をかけずにどこまで面白くできるか、みたいな実験的な映画なのかもしれない。

犬がすごくかわいかった。
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ウォー・オブ・ザ・デッド

2012-09-27 17:50:00 | dvd
阿鼻叫喚!死屍累々!ナチスドイツが秘密裏に開発した屍兵士軍団!空からゾンビが降ってくる!
…みたいな話です。

ナチスってすげえ。さすが世界の悪者。ゾンビまで開発済み。
そのうち「731オブザデッド」とか「南京オブザデッド」とかできそうですね。

原題も『War of the Dead』とそのまま。
アルバトロスのあほが先走って別の映画の邦題にしてるみたいですが全然関係ない。
そもそもWar of the Deadって、ああ、うん。そう。くらいのタイトルだよな。まあ戦争だし。みたいなね。

第二次大戦中、アメリカ兵、フィンランド兵、その二人に捕虜にされたロシア兵の三人が、ゾンビと戦うストーリー。

ここのゾンビも走るんだよ。しかも生きてる時よりパワフルに。
やめてほしい。
やる気満々すぎて頭上攻撃を得意としていて、木のてっぺんから、屋根の上から、車の屋根からととにかくよく降ってくる。すげえ勢いで登ってから。
あんまりゾンビメイクもしてないからやたら元気な人が気勢を上げて降ってくる感じ。ゾンビじゃなくても怖いよ。
まあナチスが開発してるから。

あと噛みつくことを生業としてない。
なんかよく格闘戦を仕掛けてくる。割となぐって勝てるゾンビ。

あとなーんかアメリカ兵を何とかかっこよく描こうとしてるんだけど、いまいち伝わってこない。本人の行動が微妙だから。
奥さんが最近亡くなってるらしく、それに起因した「死にたがり」設定があるんだけど、それを差し引いても行動が不可解。

よくある「くそう。ここは俺が食い止める!お前らは先に行け!」がやりたそうなんだけど、
いや、まだ大丈夫だよ、一緒に来たほうがいいよ、ってところでやっちゃう。
いやまだゾンビ来てないし、ここの扉堅そうだから一緒に入ったほうがいいよ、ってところで扉を自分で閉めちゃう。「中から鍵をかけろ!」とか。お前はトキか。いいよ入れるよ。余裕だよ。
そんでなんだかんだでそのアメリカ兵生き延びてるんだけど、屈強なゾンビ(元上司)に格闘戦を挑まれて素直に乗っかる。ゾンビ(元上司)対アメリカ兵のガチプロレス。首投げからの肩固め!必見。ゾンビにサブミッション効くの?

なんかやりたいことが多すぎて詰め込みすぎてお客さんに伝わらなくなっちゃった感じがひしひしと伝わってくる映画でした。
変な思わせぶりな小道具もただのカギだったし。

ラスボスっぽいゾンビをあっさりと『ゴーストハンターズ』っぽく殺しちゃうところとかもありました。オマージュなのかな。

ロシア兵の彼女の血の涙は美しかった。

ロシア兵はやはり素手でも強い!コマンドサンボゥ!

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おとなのけんか

2012-09-26 18:29:00 | dvd
俺大好きジョン・C・ライリー主演のシチュエーションコメディ。
三谷幸喜かってくらいの固定舞台で繰り広げられるドロドロ精神アタック。

子供同士のけんかでけがを負わせてしまった親たちが、被害者側の両親の家にあいさつに行くだけのストーリーなんだけど、最高。

うちも子供がいるのであー。とかうー。とかいいながら観てた。

四者四様の取り繕いあい、いい人ぶり合い、大人ぶり合いがどんどんぶっ壊れていく。
時間帯によって違う敵と味方。

生々しすぎる。

これおもしろいよ。ライリーでてるけど特にちんこネタはなし。
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カウボーイ&ゾンビ

2012-09-25 18:29:00 | dvd
おっぱいっ!おっぱいっ!おっぱい!!
おっぱいが計6個(女ゾンビのチラリも含めると8個)も見れる映画。

はいはい『カウボーイ&エイリアン』の追っかけでやっつけのアレね。

…と思ったら2010年作?エイリアン(2011)より前なの!?こっちがオリジナル!?マジですまんかった。
まあ映画自体は追っかけでやっつけのアレな感じでした。

エイリアンの企画段階で前倒しでやっつけのアレの可能性もあるのか?
でもまあ原題は「The Dead and the Damned」なんていう普通のホラー映画っぽいし、こっちがオリジナルの可能性も!?

でも映画自体は前倒しでやっつけのアレっぽかったです。

だからそのフワッ とした血しぶきCGやめろって。
一気にアルバトロス臭い。臭い。

ほかにもいろいろ臭い。
まず主人公がカウボーイなのにうまく馬に乗れません。
馬にリンゴを無理やり食わせてみたりしますがやっぱり馬上では落ち着きません。(なんやかんやで普通に馬に乗ってる役者さん達ってやっぱりすげえなあ)
あとカウボーイなのに手入れをちゃんとしてないのかゾンビを目の前にして銃をジャムらせたり、
カウボーイなのに野営が心配でなかなか寝付けなかったり、寝始めると敵に気付かず銃の弾を抜かれてしまったり、
カウボーイなのに結局は拳でわかり合ったりします。

このカウボーイは賞金首のアパッチを追ってる賞金稼ぎなんですが、何やかやでこのアパッチを捉えたり和解したりして共闘しますよ。
で、この二人が夜中にキャッキャウフフと男子トークをしてるときに驚愕の事実が。

まずアパッチが賞金首になった真相を明かします。
俺は白人女性連続レイプ殺人犯なんて言われているが、当然そんなことはしていない。
白人領主の娘と禁断の恋に落ち、駆け落ちしようと逃げているところにその領主に撃たれ、俺を守って彼女が死んでしまった。
領主の逆恨みと、その時彼女が持ち出した金塊を取り返すため賞金首に仕立て上げられた、と。

まあ普通だよね。普通普通。俺もそうだと思ってた。だってアパッチいい奴っぽかったし。金塊の下りとかああだから生け捕りにしたがっていたわけか、領主が。とか伏線めいたものも張ったり。

で俺も俺もと自分語りを始めるカウボーイ。

なぜおれがバウンティハンターになったのかって?なぜそんな大金が必要?それは…
…女のためさ。

まあ普通だよね。と思いきや。

どうやらこいつは少女に恋をしたらしい。
すげーべっぴんさんだけど、大人になるのを待ってたら誰かに先を越されてしまう。そこで何とこいつは少女を手籠にして妊娠まで!させてしまう。
なんなんだよこいつは。
当然彼女の母親はこの外道の顔も見たくない。
しかし親父は亡くなり、母一人娘一人ではほそぼそと経営していた牧場も手放さなくてはならない。
そこに目を付けたこのボンクラは、俺が稼いできてやるぜ。と勝手に、恩を着せるために賞金稼ぎになったのである。

と、いうようなことをさも美談のように語るカウボーイ。
まじでなんなんだよこいつは。レイプ魔はこいつじゃねえか。少女の気持ち全く無視。いずれは親子3人で牧場を…。とか夢見がちで語ってんの。なんだよ。
まあきっとカウボーイ成り立てほやほやだから馬とか銃とかうまく使えないのかな、と変に合点がいったり。

あー純愛派のアパッチはさもどん引きかと思いきや、話もそこそこに「あの金塊だけどさ、隠してあんのよ。でも俺白人の穢れた金は使いたくないからさ。どっしよっかな。」みたいな話してんの。
なんだよ。これはなんだ。

アパッチが「金塊さあ。お前に…」と言いかけたところでゾンビ登場。
金塊の件は今後一切ストーリーに出てきません。


ああカウボーイがうんこすぎてつい熱くなりすぎた。

映画のストーリーとしては

なんか西部の空き地に中身が緑色に光ってる隕石っぽいものを町まで運んでいったらなんかウイルスっぽいものが噴出してきてそれを吸った町中の人がなんかゾンビっぽいものになってしまった、という話です。

死んでないのに感染して症状が出ていたのでタイプとしては『28日後』シリーズに近い。ゾンビというか感染者、という感じ。
でも一瞬で皮膚とかはがれてたけど。
そしてなんと、本作のゾンビは噛まれても感染しない!これは画期的!あんま怖くないじゃん。ただお腹空かした病人にちょっと必要以上に襲われてるだけじゃん。

しかしヒロイン(結構かわいい。しかもおっぱい。)とサシでバトルした頭皮がべろんとはがれた風の女ゾンビは怖かったー。
最高。どうやら眼もつぶれているらしく、臭覚を頼りに襲ってくるんだけど、あの緊張感、すばらしい。ここだけ別の映画みたい。ゾンビ役の女優さんが最高。背中で語れるゾンビは初めて見た。これだけでも必見。

あとはまあおっぱい出すためだけに服が汚れたり、おっぱい出すためだけにゾンビに襲わせたり、おっぱい出すためだけに草原の真ん中で水浴びしたりします。
ああホラーにはやはりおっぱいが必要だ。最近のすかしたホラーは猛省してほしい。おっぱい必須。

一応カウボーイ映画なのでラストは『明日に向かって撃て』を意識したりしています。
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