バットマンリターンズ

1992ティムバートン。
ペンギン(鳥)かわいい。今は無理だろうな―。

前作に比べてティムバートン感が満載。
ねこかわいい。

蛇娘と白髪魔

1968大映。成城と狛江の絶妙な距離感。

バットマンリターンズ行こうと思ったけどこっち。
妖怪大戦争と同時上映だったらしい。

オープニングでいきなり異形の怪人のショッキングシーンて、現代のホラー映画演出の先駆けじゃないですか。
面白かった。

楳図かずお漫画エッセンスの完全映像化に成功しとる。以降のどの楳図原作の映画よりも楳図テイスト。
強引かつ突飛なストーリー展開、主役少女の一人称語り、アンド唐突なサブキャラクターの一人称語り、何より圧倒的な恐怖表現。
仏壇から覗く顔のシーンなんて声出たからなあ。ほんとにあった呪いのビデオ陣営は是非参考にしてほしい。
楳図先生ご本人もちょっとだけ出てくる。

主人公のさゆりちゃんめちゃくちゃかわいい。
たまみちゃんがかわいそうでカタルシスがなくもやもやしますが。

東海道お化け道中

1969大映。
バットマンリターンズかマンオブスティールか悩んで結局妖怪三部作最終作。

前作に比べエンタメ要素少なめ。妖怪も少なめ。というかちょっと妖怪が出てくる普通の人情劇。
面白かった。
妖怪は中盤まで出てこず。今回は一作目と同様あからさまに人間の味方というわけではなさそう。よい。
ストーリーとしては概ね予想通りに進みますので安心してみれますね。

青坊主がしれっと三部連続で出ててよい。というかほかの妖怪よくわからなかった。ぬらりひょんぽい奴はいたけどデザイン変わってるし。
子泣きじじいっぽい技を使うやつはいました。

良作ですが…三部作とかいってこの後作られてないのは人気でなかったからだろうなあ。前作が娯楽大作すぎた。

バットマン

1989ティムバートン。
マンオブスティール行こうかと思ったんだけど挫けてこっち。

バットスーツはこれがいちばんかっこいいなあ。
ニコルソンジョーカーは言うまでもなく。ナンバーワン。

ヒーローものは今のと比べてしまうとどうしても冗長感があるがやはり楽しい。
今日からどっち行こうかなあ。

ブラックアダム

ロックがかっこいい映画。いつもか。
DCのユニバース？は何だかだらだらーんとクロスオーバーしてるんだかしてないんだか地続きなのかそうじゃないのか曖昧な感じなので、
お気軽に観れてよいですね。サブヒーローとか出てきても初登場のこと多いし、過去に出てきてても演者が違ってたりするし。お気楽。
MCUだといったん過去作見直したりしますもんね。

ロックがかっこいい。ぶっころし方が素敵。無敵ヒーローが安心。

DCもなー。マンオブスティール以降丁寧に作りこんでほしかったなー。
MCUの成功に乗っかろうとして焦りすぎだったんだよなー。なんでアベンジャーズが面白かったかっていうとそれぞれのヒーローの映画を丁寧に時には我慢しつつ描き続けたからなんだよなー。
ちょこっとスーパーマン作ってすぐバットマンとはなー。
んで初出しヒーロー連れてきてジャスティスリーグとか言われてもなー。せっかくフラッシュのドラマ面白かったのになー。

MCUも最近は迷走気味ですけども。
DCでもピースメーカーは最高だった。ジェームスガン偉い。いちばんUNEXT入っててよかったと思った作品。
シナもいい役者さんだよなー。ロックと共演してほしいな。

妖怪大戦争

1968大映。
油すましリーダーだったー。

妖怪百物語からよりエンタテインメント性がアップ。わかりやすい。楽しい。子供もオッケー。

前作は妖怪たちが百物語の儀式を怠ったために現れたのか立ち退きによる祠破壊のためなのか不明でしたが
今作は明確に人間側の味方をしてくれて心強い。
当時の子供たちは楽しかったろうなー。

バビロニアのダイモンかっこよ。
勧善懲悪ものなので悪人間が出てこず心優しいお代官様がただただダイモンに殺されて乗っ取られるのはめちゃくちゃかわいそうだった。

妖怪百物語

1968大映。
最高。

悪質な地上げ立ち退きからの痛快仇討ち。
王道はすばらしいなー。
妖怪も怖い。
油すましはリーダーなの？

母性

駄。
全体的にただただむかつくだけの映画。
原作の良さもなし。
居酒屋のシーンとか「小さいことでも逃さない融通の利かない正義感」という演出ではなく「あ、この子asdか何かかなー」という風に見えてしまう。もしかしたらそういう意図かもわからんがこれ以降はそうでもなさそうだし子供時代も違ったしよくわからない。
高畑淳子は笑ってしまうくらい素晴らしかった。
「イヤミス」(笑)にこだわりすぎじゃないの？

ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界

ポリコレそれみたことか。みたいなことを言いたいんじゃないんだけどなー。

ディズニーとしては「多様性」は当たり前、日常であってテーマではない、みたいな一歩進んだ意識高い映画を目指している風なんだけど、ちぐはぐすぎるんだよなー。
日常を目指すならマイノリティの割合も意識しなきゃいけないはずなんだけどなー。
最近の映画とかドラマって「マイノリティ」なのに大部分ていう。LGBに関して言えば5人主要人物がいたら2組同性愛カップルが出てくるじゃん。まあこれは世に受け入れられるための「過渡期」とみれば別に良いんだけども。

「家長とは」とか「家系とは」とかいってたおじいちゃんが孫がホモセクシュアルなのを聞いて全く、すんなり、ノーモーションで受け入れてるのは混乱するなあ。
そこに葛藤があって二人で冒険して戦って寄り添いあって受け入れる、って王道っぽいけどそれこそテーマ足りえるんじゃないかなあ。
ここで没入感がゼロになって、あ、違う価値観の世界の話なんだねーと冷めてしまう。

YRR！木村さん！

「THE SWARM」見終わる。
ちょっと面白い。
あのクジラだかサメだかの生態調査で有名な海洋学者の若者にはもっと活躍してほしかったかなー。
あと木村さんいる？スケジュールの都合かもわからんけどいる？最後なんで船残った？いる？

鏡越しの二人、とか一場面だけアクセサリーを逆につけてたりとか、写し鏡的な演出が多用されていたのでなんかの複線化と思いましたがなんにも関係ありませんでした。

なんかやっとプロローグ終わったみたいな締め方。けど続編人気なくて作れなそうな終わり方。


自然の驚異ものとしてはいちばんエンタメであり素直に楽しめる終わり方でした。
次回作あったら木村さんがんばれー。