あおむしの恋はちょっぴり☆オブザデッド

はやく人間になりたいオブザデッド

ラバー、ストーカー、キラー

2024-02-27 11:12:18 | NETFLIX

2024。警察三人組がかっこよい。

2012年にアメリカで起きた事件のドキュメンタリー。なぜかイギリス制作。

そこまでかっこよくない自動車整備工のおっさんが出会い系でモテまくる話。

 

いや面白い。

ドキュメンタリーもドラマチックに演出するとここまでハラハラドキドキするもんなんですね。

事件の本筋がこのドキュメンタリーのまんまだとしたら正に「映画化決定」の内容。

 

構成としては当事者インタビュー7、イメージ映像2、ニュース等当時の映像1くらいの割合でしょうか。編集が素晴らしいなー。通常のフィクション映画にも通じるというか。淡々とのあとズバーンと、みたいなね。ステキ。

 

元のニュース知りたくていろいろ検索してみましたけどあんまり出てこないんだよなー。海外サイトも本作公開以降に書いた記事が多いし。残念。

ちょっと前にABCが特集してたみたいですけど。どうやってググったらよいでしょうか。

 

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ソウルフル・ワールド

2024-02-26 11:05:29 | Disney+

2020。ねこかわいい。

コロナ騒動で劇場公開できなかったやつ。ディズニープラスの中に埋もれてたので見てなかったけどもすごく良い。

これピクサーの中でもトップ3には入るやつだった。ピクサーなのに大人向け。

ともすれば押しつけがましい舞台設定もすんなり入ってくる脚本は見事ですし。子供を諭す親を実は諭している展開が素晴らしい。

ねこかわいいし。

まじで一歩間違えば最近のディズニー映画の主流である「普遍的なテーマを大上段に構えて説教をかます」風になりそうなんだけど、

それを全て映像とキャラクターの表情で見せるというまー素晴らしい出来栄えでした。

良い映画は書くことも少ない。

 

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ザ・シスト 凶悪性新怪物

2024-02-25 12:00:49 | hulu

2020。スパイダーヘッドもどきかわいい!

SFホラー。…なのか?

 

80年代グロホラーを完コピ!前知識がなければ「バスケットケース」とか「ブレインダメージ」とかの間に埋もれてたカルトホラーか?とか思うはず。1986年あたりの?みたいな。

劇中設定も60年代でまったく完コピに無理がない作りになっていて楽しい。

80年代風ホラーを作る!というのが大命題なのでストーリー上の粗はありまくりますが気にしない。

なぜならモンスターを愛でる映画だから。

こいつは人間サイズになるとなぜか東映怪人っぽくなってあんまりかわいくないんだけど生まれたてと成長したところはかわいかったなー。

特に赤ちゃんと時のあの眼球が出てくる感じとか。よい。当然全部実物。よい。

ある意味猫映画と同じスタンスで楽しめるかなー。そういった意味では猫の日にもふさわしい映画であるといえます。

 

hulu最近ホラーが充実してきたな。うれしい。

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ルー、パリで生まれた猫

2024-02-25 11:51:56 | U-NEXT

2023。ねこかわいい。

フランスの猫映画というオサレ臭しかしない映画。猫の日だったし。うちの猫と同じ柄だし。

面白かった。

まー猫がかわいい。主役の女の子もかわいいけど猫がかわいい。

犬のランボーもかわいい。顔がだるんだるんでどこまでが口だかわかんなくてかわいい。

 

猫と女の子の成長譚。猫の成長の早さを自分と重ねる女の子の戸惑いが大きなテーマ。

なのですが猫がかわいい。撮影大変だったんでしょうねー。まじでお疲れ。まるで猫に演技指導してるような出来栄えは「子猫物語」以来でしょうか。あんまり比較対象にはされたくないでしょうが。

 

 

フランスと日本の猫に対する接し方や信条や常識の違いが見て取れるのもめちゃくちゃ面白い。

最近の日本の猫事情って極端に振りすぎているというかさ。これは猫に限らずなんだけど潔癖になりすぎているというかさ。

捨て猫もらってくるのにも厳しい審査があったりさ。都内の保護施設なんて収入証明まで求められたりさ。そのうえで独り者の男はダメだったり65歳以上はダメだったりさ。

経験談でしかないけど都内の保護団体の人って大抵きつい顔しててなーんかけんか腰というか常にピリピリしてるというかさ。なんか上から目線というか。まあいろんな人の相手してるとしょうがないだろうけどさ。

じゃあお前らが全部飼えよとか思ったりさ。

そういうのの影響で一般の「うちの猫が赤ちゃんを産みました。育てられないのでもらってください」みたいな人まで保護団体と同じような条件つけてたりさ。それが常識だと思ってんの。馬鹿じゃねえのかと。あほか。

正直「たかが」猫だぜ。猫なんてなーんか生まれてなんとなーくうちにもらってきてって存在だっただろうが。それでイエネコは繁栄してきたんだから。

今の日本の猫に対する常識って究極的にはイエネコを絶滅させようとしてるじゃあないか。いいのかそれで。

もっとお気楽に、というのは語弊があるけども愛情をもって接すれば猫なんかずっと人間のそばにいてくれるんだから。それでいいじゃあないか。

命の尊厳を、命に敬意を、なんて言ってるけど「ペットを飼う」なんて行動自体が命に対する冒涜でしょうと。エゴこの上ないでしょうと。あほか。

 

猫は犬より断然飼いやすいし、一緒にいるだけで心が休まるし、もうちょっとこう入手のハードルを下げてほしいかなあ。

せっかくマイナンバーあるんだし公的な団体設立して保護猫もらった人の情報をデータベース化したらごく一部の虐待だのしてるクズもあぶりだせるだろうし、高齢者が万一なんかあっても猫の保護もしやすいだろうし。民間任せ、個人だよりのこの現状がピリピリムードを醸し出してるんだろうし。

今のままだと保護猫もらえない人はペットショップで買うしかないじゃない。あほみたいな肉体改造されたかわいそうな猫たちをさ。

マンチカンかわいー。なんて言ってるけどあんなの奇形同士のかけ合わせじゃないか。猫の品種の歴史なんてまだまだ浅いんだから。なんだよ「足の長いマンチカン」って。それエラーが出なかったただの雑種だよ。

エキゾチックが必死に水飲んでる姿観て微笑ましいとかさ。あほじゃねえか。スコティッシュなんて大抵腰悪いしさ。

なんかその辺をすっ飛ばして「かわいいー」じゃねんだよと。もっとこうたかが5、60年くらいの「猫の品種(笑)」の歴史を知ったうえでかわいがってほしい。遺伝疾患同士のかけ合わせというなんならエゴの最たるものというかマッドサイエンティスト的な様相を知ったうえで楽しんでほしい。

 

…とか日本猫事情にぶちぎれてる割にフランスの猫映画にはほっこりする割に違和感あるっちゃああるんだよなー。日本の潔癖に慣れすぎたんだろうか。

ことノネコの問題に関してはね。外来種としての猫は日本ですら多くの他の固有種を絶滅の危機に追いやっているわけで。生態系が存在する自然環境での異物としてのノネコは駆除対象であることは当然のことだと思う。外来種すべてに言えることですがどこまで行っても人間のエゴ以外の何物でもないのですが。

せめて生態系に影響の少ない都心部を「ノネコ特区」にして、それ以外は駆除対象にするとか?現状とあんま変わんないかー。全部駆除対象にしたら田舎の人も怒るだろ。

とかうちの6匹の猫たちといっしょに猫についてあれこれ考えた猫の日でした。

映画の猫のルー君はキジトラ柄で滅茶苦茶かわいかったです。たまに模様がクラシックタビーになったりそうじゃなくなったりしてかわいかったです。

 

 

 

 

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ペインテッド・イン・ブラッド

2024-02-22 11:32:03 | U-NEXT

2022。筆が持ちにくそう。

サイコホラー。

設定が面白い。ロバート・ジョンソンのクロスロードの画家版というか。

ロックの悪魔は魂と引き換えに超絶技法を授けてくれますが水彩画の悪魔は血と引き換えに1から絵画レッスンしてくれます。ちょっとかわいい。

いかつい悪魔?のメインビジュアルを見て即見始めたのですが、アイディアに映像がついてきてない。もったいない。

インディー映画だからしょうがないんだけどねー。お金ないし。

絵画の悪魔なんだから「絵」自体が肝なはずなんだけどね。絵の悪魔に師事する人たちは全員「絵で生計を立てたい!」とか「ルーブルに飾られる名画を描きたい!」とか思っている売れない画家たちなんですけども。

この悪魔にレッスンを受けるとどんな人でも写真トレースのポップアート風な作風になってしまう。

この悪魔自体才能ないんじゃないかなんて気もしてしまうほど「絵」に魅力がないんだよなー。

その辺の他にも様々な粗を脳内変換して観れればすごい面白い映画な気がする。

 

久々にインディ映画みたなー。メジャー作品のすごさを改めて認識できたな。カット割り他その他諸々、いちいち気にならないのが一流の証なんだなと思いました。

 

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リボルバー・リリー

2024-02-19 11:51:43 | U-NEXT

2023。殺してない。急所は外してある。

綾瀬はるか主演アクション大作。

面白い。

ジャケットと綾瀬はるかのみで見始めたのでてっきり現代劇かと思ってましたが大正時代の物語でした。

いや面白い。アクション良い。綾瀬さんのアクション素敵ですね。腕が長くてめちゃくちゃ見栄えもよいし。

「マーベルズ」の主役の二人のアクションの正直うーんな出来と比べると数段上だなー。

これは役者さんどうこうではなくて全て監督の責任だよな。アクションに重きを置いてないならやらなければよいのだよ。

本作はアクションに振り切っているので見てて清々しいしのめり込める。

 

これ原作読んでみよう。多分だけどいろいろ大正ミステリーが繰り広げられて面白いと思う。

映像化にあたってアクション重視ために何かと宙ぶらりんに、というかまあ正直なところおざなりになってしまっている設定もあったので、多少もったいないかなとも思う。

でもこれはこれでエンタテインメント大作な、何も考えないで楽しむタイプの映画になってるので好き。一見当時の歴史的背景も織り交ぜて問題作っぽい顔してますが。

こういう鑑賞後いろいろ考えなくて済むやつはやっぱ良いなー。ビールうまいし。ガッキーのやつと悩んだけどあっちはジャケットからタイトルからやたらと重めだったので多分こっちで正解だっただろう。あっちは体調が良いときに観ます。

「バガボンド」の辻風黄平や「花の慶次」の蝙蝠みいなタイプの死にたがりのやたら絡んでくるタイプの人の存在意義が最後まで謎とか、

銃撃戦に突如現れる赤ちゃんとか、

見せ場で計ったかのように晴れる霧とか、

佐藤二朗とか、

冷静になるといろいろおや?にはなるシーンも多々ありますがその辺はすっ飛ばしてビールを飲んだらうまい映画でした。

陸軍皆殺しにして全て丸く収めた後「殺し合いでは何も解決しない」と説教をかました綾瀬さん面白かったなー。最高。

 

あと映画って「急所」を何だと思っているんでしょうか。

 

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レンフィールド

2024-02-17 13:49:50 | U-NEXT

2023。熱いスカへの風評被害。

ドラキュラホラー。

めちゃくちゃ面白い。日本はビデオスルーだったみたいですね。もったいない。マジで面白い。

 

ニコラス・ホルトとニコラス・ケイジのWニコラス主演。両方好きな役者さんだなー。

ホルトさんの方は「ウォームボディズ」とか「マッドマックス」とかすごい印象に残る役ばっかりやっているイメージ。Xmenのビーストもよいなあ。マーベルズのラストで別のビースト出てましたけど。

ケイジの方は相変わらずの怪演っぷりでえげつねえな。この人の吹っ切れた様を見てからもう大分経つ気がするけどこれはいつくらいからでしたか。

 

DV彼氏と別れられない、とか、ブラック企業をやめられない、とか、ハラスメント支配による洗脳や共依存からの脱却がテーマ、というかまんまそういうお話。

面白い。まじで。

ケイジの下僕であるホルトがアジア人女性警官に惹かれるんですが、これがよい。自身の命を危険に晒してでも強者に屈しない芯に惚れるのです。憧れるのです。恐怖に支配され続けている自分自身にないものに強烈に惹かれるのです。

あーもう。よい。外見関係なく芯に惚れる。これがあまりお美しくない役者さんの正しい使い方ですよ。説得力が違う。ポリコレ糞食らえですよ。

容姿のよい役者さんもそうでない役者さんも、外見による説得力を無視して何が映像か映画かと。声を大にして言いたいわけです。大変失礼なことを言っていますが。

なーんか昨今のハリウッドは出演俳優の人種や性志向による「枠」が公然とまかり通っていますが、当の役者さんたちはほんとにそれでいいの?そんなみそっかすみたいなおこぼれみたいな役もらってうれしいの?と思ってしまいますね。この女性警官役のオークワフィナさんは以前から面白アジア人枠を勝ち取ってるイメージがありますが、そうじゃない人たちはもっとがんばりなさいよ。

まあポリコレはどうでもよいとして、恐怖による依存、というヘビーな題材を扱っておきながら、軽やかに痛快グロ面白展開がノンストップで続いて全く飽きない。

50年代60年代のクラシックホラー、特にクリストファー・リー版ドラキュラとか、なぜか80年代グロスプラッターに多大なリスペクトを注いでたり、本編で惜しくもカットしたシーンをエンディングでふんだんに復活させる貧乏性な所だったり、個人的に琴線に触れる点も数多くありまたお気に入り映画が増えた。うれしい。

怪人アパッチジョー最高。

 

 

 

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マーベルズ

2024-02-16 17:16:05 | Disney+

2023。ねこかわいい。

Disney+で早くも配信してたので。

というか劇場公開期間短すぎなかった?mcuシリーズで唯一劇場で見逃したよ。まじかよ。いつやってたんだよ。

世間の評判はあまり芳しくないようですが。

うーん。つまらなくはない。ポリコレ要素もいうほどではないし。ブラックパンサーやホーンテッドマンションのような「黒人向け映画」の女性版といった感じかなー。これもしかして逆にポリコレ感強すぎて末期な感じなのか?わからんけど。

 

結局いちばんの敗因は「Disney+」ですね。

Disney+で限定配信のMCUドラマシリーズを観てないと登場人物がほぼわからんし話についていけない。俺は全てパーフェクトに公開順に追っているのでその辺りに関しては全く問題なく楽しめたんだけど、このドラマシリーズを知らない人から見た「おいてけぼり感」はいかんともしがたい。

そもそもクロスオーバー作品て「それぞれの作品を把握していると『より』楽しめる」ことが重要なはずで、「みなさんご存じ」な空気を作り手が醸し出すとどうしたって引いていくお客さんは多くなりますよそりゃ。内輪受けのお笑い芸人見せられてるようなもんだから。

各全6話のドラマシリーズを2本、ともすれば3本見ていないと話しについていけないのはハードル高すぎですよ。お客さんふるいに掛けすぎですよ。

 

この置いてけぼり感はアベンジャーズ時も早くもちょっとづつ言われていたことで、クロスオーバー作品がこんだけ膨大になってしまってはしょうがないといえばしょうがないのですが。

もう先細りしていくのは目に見えているのがつらい。「MCUは終わってる」なんて暴言を吐く人もいますが、私は大好きなのでなんとか方向転換して頑張ってほしいです。

 

敗因トップはわかりきっているのでそれ以外の残念ポイント。

・唐突なディズニーテイスト。

ディズニーが作ってんだから当たり前といえば当たり前なんですが。「こんなの突飛でしょ?面白いでしょ?」感が正直な所はずしてるかなあ。世界観がまるであってない。

・定まらない軸

テーマらしきものがあっちゃこっちゃいって定まらない。三人の主人公が出てくるのですがどの人物をどうしたいの?というのが全部中途半端。三人を三人とも同じ熱量で成長させるのは無理がある。余計な面白コーナーを作ってる余裕なんてないと思うあのストーリー展開では。それこそドラマシリーズで丁寧に作ればよかったのに。

・共感できない主人公陣

なんかねー。共感できないのよ。ある惑星が滅ぼされてもそれ自体を話題のネタに自分たちのパーソナルな議論が始まったりするし、というかその上でお互い分かり合ってハグしあったりするし。その時点で惑星のことなんてすっかり頭にないみたいな顔してるし。

それが一回だけではないところとか。

これはなー。ともすれば「女は世界の問題より自身を高めることに重きを置く」みたいに見えませんか?女性のみなさんはディズニーになめられていると思う。

目の前の、とか自分の感知する範囲での、とか自分が心地よくなれる世界での、な問題にはとても同情的に対処するのに、自分は関心のない遠い世界の大問題は心底どうなろうが知ったこっちゃない、という滅茶苦茶残酷な最近の似非リベラル思考への皮肉、と言えなくもない。

多分違うけど。

というかマジで最近のリベラルさんたちはこんな考え方だよなー。ディズニーのことだからそれを当たり前だと思ってさらっと映像化してるのか。そう考えたらすげえ怖いけど。

 

全体的に「面白映画」にしようという気概は感じますし、絶対的な失敗点である「Disney+」問題も、私のように全て追っかけていればノープロブレムですし、実際面白も多いのですが、いまいち引っ掛かりが多くて全力では楽しめないかなー。という映画でした。

 

 

 

 

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KULA SHAKER JAPAN TOUR 2024

2024-02-16 16:23:41 | ライブとか

2024/02/15(木) EX THEATER ROPPONGI ゴービンダジャヤジャヤ。

奥さんと二人で。下手の真ん中より後方くらい。

長年待望のクーラ!…ではないんですが。去年も観たし一昨年も観たし。なんだかんだよく来てくれるクーラシェイカーですが、やっぱり最高だなー。

今回はニューアルバムツアーなので新曲多め。というかアルバムの曲大体やった気がする。まあどうしたって昔の曲の方がお客さんは盛り上がるんですが。

いつまで経ってもhushがいちばん盛り上がるのはなんだかんだでかわいそうな気もします。

遠目でみるとメンバー全員全く変わらん。特にクリスピアンの変わらなさたるや。すごいよなー。マジでかっこよい。恥ずかしいくらいのロックスター感。かっこよい。

 

ニューアルバムは相変わらずクーラシェイカー然としていて安定しているので好きです。

コールアンドレスポンスというか観客が歌う用の歌詞というか掛け声「M・A・G・I・C・K!」も滅茶苦茶ダサくて好きです。私の周りは私しか歌っていませんでしたが。

ただこの安定感が。円熟味が。あのデビュー当時のマジックは起こらないんだろうなと思うとちょびっと切なくもなります。

こんなのクーラに限らず全部のバンドがそうなんだけども。

そもそもクーラに関してもデビュー当時のケミストリー感というかとんでもねぇ感も、あくまで「感」であったっぽいですけど。今考えると。

オアシスの後の次のスターを聞き手が求めすぎて勝手に持ち上げすぎた気もする。所謂「ブリットポップ」熱が日本でもすごかったですから。クリスピアンの男前度にもかなり引っ張られてたし。

それでも若い時分にいちばん聞き込んだバンドですし、ライブで「START ALL OVER」やると当時の思い出があふれ出てちょっと涙でますし、今でもいちばん大好きなバンドですね。

そもそもおっさんが安定してて何が悪いんだよ。って話ですし。おっさんなめるな。ぷんぷん。

客層もおっさん世代7.5、若者(といってもキッズはさすがに見当たらず。30代前後くらいだろうか。)世代2.5くらいの割合でした。みんな生きてて安心したよー。

男女比はちょうど半々くらいですかね。女性はみんな小ぎれいにしてて偉いなー。

などと思っていたら昔も同じようなこと書いていた気がして探してみたら

 

jerry is here - あおむしの恋はちょっぴり☆オブザデッド

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昨日今日と二日連続でKulashakerを見に行ってしまったよ。昨日はリキッドで今日はAX。今日は特に後ろのほうでまったり眺めようかと思ってたんだけどなんか流されやすい体質...

goo blog

 

ありました。

>2008-01-18 jerry is here

>しかしさすが年食ってもクリスピアンですな。
>女の子比率が高かったですよ。
>女の子といってもやっぱり俺と同年代くらいの女の子が多かったですよ。
>かわいい子も結構いましたよ。

16年前にすでに俺はおっさんだったのか。当時とはおっさんの認識も全く違うけども。

あれから丸16年たつのか。渋谷AXはいい会場だったなあ。文章で観るとありありと思い出すなー。

日記って付けとくもんですね。

EXシアターもよいステージですがなにぶん酒が。せこい!生ビールはプラコップに多分1合強くらいしか入ってないし、ハイボールみたいな割物に関してはそのコップに氷入れた上でウイスキー2mmくらい入れて炭酸ですよ?一口だよあんなもん。せめて金とっていいからでかいコップでだしてよ。何回も買いに行くのめんどいんだよ。

場所代も高いし経費削減とか人件費とか諸々大変でしょうけども。なーんかあのコップにだけはセコさというか貧乏くささを感じてしまうんだよ。ぷんぷん。もっと飲ませろ。

 

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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー

2024-02-10 10:19:23 | U-NEXT

2022。クローネンバーグ特有の変なコントローラー。

クローネンバーグ監督新作久しぶりですか?面白かった。

カンヌで途中退出者続出!みたいな触れ込みは結局倫理的なものかー。めちゃグロを期待してたのに。こういう売り方って卑怯だよなー。

にしてもクローネンバーグの視覚的もしくは精神的なグロ描写は健在で、もはや作家性というものは一生変わらないのか、作家性が自縄自縛になってるのかわからん状況。

面白いけどね。

主人公の自己投影間もよいなー。監督が他者に求められる作品や人物像をシニカルで自虐的に表現してるように受け取れましたね。

意図せずグロテスクなものを生み出していしまう主人公の「作品」に、勝手にあらぬ講釈をたれて崇める意識高い系の人々に辟易している様子とかね。

しかもその作品には下手糞な猫ちゃんの落書きがしてあったり。

結局人類の行きつく先や解決方法が滅茶苦茶陳腐な結果なのも、「バカ相手にもわかりやすく」なのか「究極の理想主義の体現」なのかわからんのもよい。

取りあえずクローネンバーグ監督健在!な映画でした。

息子は元気にしてるのかなー。

 

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