辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

結局なぜ、さおだけ屋はつぶれないのか

2005年08月19日 | 
竹や竿竹の呼び声とともに町内に回って来る竿竹屋、なぜ商売が成り立つのだろうかと以前から不思議に思っていた。同じことを考えていた人が多いのか、そんな疑問に答えてくれそうなタイトルの本『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がしばらく前にベストセラーになった。

竿竹屋のことを延々と書いてくれたのかと思いきや、これは会計学の入門書で、肝心の竿竹屋はちょっとだけしか出てこない。なぜつぶれないかという疑問には、二つの例が載っているに過ぎない。

一つ目の例は、竿竹を買った老婦人宅に乗り込み、30万円する竿竹スタンドを売りつけた例。もう一つは、金物屋が配達の途中、竿竹屋を名乗っている例。

もうちょっと竿竹屋のミステリーを追いかけてほしかったなあと思う。

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