大正9年東京朝日新聞第21局

2006-10-13 12:00:00 | 棋譜
開始日時:1920/05/16
棋戦:その他の棋戦
戦型:三間飛車
手合割:角落ち 
下手:根岸 勇
上手:花田長太郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1920/05/16-20
*棋戦詳細:高段勝継特選将棋
*「根岸 勇二段」vs「花田長太郎六段」
△8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲7七角 △6二銀 ▲6六歩
△6四歩 ▲7八銀 △5四歩 ▲5六歩 △5三銀 ▲6七銀
△7二金 ▲7八飛 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩 ▲4八玉
△5二金 ▲3八玉 △6三金左 ▲5八金左 △7三金上 ▲2八玉
△5二玉 ▲3八銀 △4四歩 ▲4六歩 △4二銀上 ▲5九角
△8四金 ▲3六歩 △3四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲2六歩
△2四歩 ▲2七銀 △7三桂 ▲3八金 △9五歩 ▲同 歩
△8六歩 ▲同 歩 △9五香 ▲9六歩 △同 香 ▲同 香
△9五歩 ▲8五歩 △同 金 ▲9五香 △9六金 ▲8六歩
△9五金 ▲9八飛 △9六歩 ▲8七香 △8三香 ▲8五歩
△8六歩 ▲同 香 △8五桂 ▲6五歩 △9七桂成 ▲同 桂
△8六金 ▲9四歩 △9二飛 ▲6四歩 △同 金 ▲8五桂打
△同 香 ▲同 桂 △同 金 ▲6五歩 △6三金 ▲8九香
△8六歩 ▲同 香 △9五金 ▲8三香成 △9四飛 ▲4八角
△7五桂 ▲同 歩 △8六金 ▲7四歩 △9七歩成 ▲9九飛
△7四飛 ▲7五桂 △6二金 ▲7三歩 △9四飛 ▲7二歩成
△9八と ▲6二と △同 銀 ▲7二成香 △5三銀右 ▲9五歩
△同 飛 ▲6三桂成 △同 玉 ▲8四角 △9七飛成 ▲7三角成
△5二玉 ▲4九飛 △6六歩 ▲同 銀 △2五歩 ▲同 歩
△2六歩 ▲同 銀 △2七歩 ▲同 金 △8八龍 ▲7八歩
△同 龍 ▲6八金打 △8八龍 ▲6四歩 △6二歩 ▲7四馬
△4三玉 ▲5五歩 △7六桂 ▲4八飛 △6八桂成 ▲同 金
△7九龍 ▲6五馬 △7六金 ▲5四歩 △同 銀 ▲5五桂
△5三玉 ▲5四馬 △同 玉 ▲6五銀打 △5三玉 ▲5四歩
△5二玉 ▲6二成香 △4一玉 ▲5二成香 △同 玉 ▲5三歩成
△同 銀 ▲6三歩成 △4一玉 ▲6九歩 △4二銀 ▲7六銀
△5六桂 ▲5八飛 △6八桂成 ▲5二金 △3二玉 ▲4二金
△2二玉 ▲3二金 △1二玉 ▲6八飛 △4七金 ▲1七玉
△4九角 ▲2四桂 △2三玉 ▲4三桂成 △1五香 ▲同 銀
△同 歩 ▲2二金 △同 玉 ▲3二桂成 △1二玉 ▲1五歩
△6八龍 ▲1四香 △1三歩 ▲同香成 △同 玉 ▲1四歩
△1二玉 ▲1三歩成 △同 桂 ▲2一銀 △2三玉 ▲3三成桂引
△1四玉 ▲2六玉 △1八歩 ▲3四成桂 △2七角成 ▲3五玉
△3六馬 ▲4四玉 △5四飛 ▲3三玉 △3四飛
まで203手で上手の勝ち

大正九年東京朝日新聞第28局

2006-10-13 06:09:48 | 棋譜
開始日時:1920/06/24
棋戦:その他の棋戦
戦型:四間飛車
手合割:香落ち 
下手:村越為吉
上手:関根金次郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1920/06/24-28
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「村越為吉六段」vs「関根金次郎八段」
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲2六歩 △3二銀 ▲2五歩
△3三角 ▲1六歩 △4二飛 ▲4八銀 △6二玉 ▲6八玉
△7二玉 ▲5八金右 △9四歩 ▲9六歩 △8二玉 ▲7八玉
△7二銀 ▲5六歩 △3五歩 ▲5五歩 △4三銀 ▲1五歩
△5二金左 ▲6八銀 △3二飛 ▲5七銀左 △6四歩 ▲2六飛
△7四歩 ▲6六銀 △6三金 ▲7九角 △5一角 ▲3六歩
△同 歩 ▲1四歩 △同 歩 ▲同 香 △3七歩成 ▲同 銀
△1五角 ▲2七飛 △3七角成 ▲同 飛 △同飛成 ▲同 桂
△3六歩 ▲3一飛 △3七歩成 ▲同飛成 △3四歩 ▲2二角
△9五歩 ▲同 歩 △同 香 ▲9八歩 △1三歩 ▲同香成
△同 桂 ▲同角引成 △8四香 ▲6八馬 △9八香成 ▲同 香
△9七歩 ▲同 角 △9六銀 ▲9九桂 △6五歩 ▲7七銀
△9七銀成 ▲同 香 △9八飛 ▲8八銀 △6四桂 ▲2六龍
△4五歩 ▲7七桂 △4四角 ▲1六龍 △5五角 ▲8九銀
△9七飛成 ▲同 銀 △7五歩 ▲5七香 △4四角 ▲5五歩
△1五歩 ▲3六龍 △7六歩 ▲6五桂 △7五香 ▲8八銀引
△1七角成 ▲6六龍 △7四金 ▲8六歩 △7七歩成 ▲同 銀
△同香成 ▲同 馬 △7六歩 ▲同 馬 △同 桂 ▲7五歩
△6四金 ▲7六龍 △7一玉 ▲8七桂 △8六香 ▲同 龍
△6五金 ▲6六香 △同 金 ▲同 龍 △6三香 ▲7四桂
△7三銀打 ▲9六龍 △6五桂 ▲9二龍 △7四銀 ▲4二飛
△5二金 ▲8二金 △6二玉 ▲7二金 △5一玉 ▲2二飛成
まで132手で下手の勝ち

第19期竜王戦七番勝負第1局

2006-10-13 02:18:23 | 将棋
 将棋の内容そのものについては何も言えない。何分私の棋力が低すぎる。渡辺竜王は今年のNHK杯で松尾六段に似たような形から勝っているので成算はあったのだろう。NHK杯の棋譜を見る限りでは松尾六段がやりそこなったように見え、今回の竜王の選択が有望とは私には思えないのだが、自戦記なりブログなりで本人がそのうち何か書かれるでしょう。
 映像は昨日(12日)朝のBSをチラッと見た。両対局者の後ろに壁が見え、圧迫感があった。苦労して対局場を設営したとは思うが、あの映像が主に日本国内向けであったとするならば無駄な骨折りだったと言わざるを得ない。日本の伝統文化としての側面を強調するために、畳敷の和室のなかで和服を着て格好をつけて対局を行っているわけだが、将棋と畳・和服は不可分なものなのだろうか。現地の人があの画を見るならば、日本の文化としてアピールしやすいが、日本人の将棋ファンには新鮮味がない。人を集めるのが大変だが、公開対局かそれに近い舞台設定でなければ、あの演出は無駄であったと思う。盤の設置方法など別の苦労があり、対局者もやりづらい面があるかとは思うが、せっかくの海外、いっそ椅子対局で見せて欲しかった。

追記:△6三金については所司七段ブログ:竜王戦第1局の2日目を読んでわかったような気になる。