感染経路の追跡ができないオミクロン株の市中感染が大坂で起きているそうな
オミクロン株はデルタ株よか感染力が2倍から4.2倍とも言われているので 拡がり始めると一気に感染者が増えるという
オミクロン株はデルタ株よかは重症化リスクは低いという話だが
多剤耐性菌の発生プロセスと同じプロセスでワクチンや治療薬に対する耐性を獲得しつつあることは むしろ私の想定予測の方が当たっているのである
そもそもデルタ株というのは武漢で最初に確認された初期株よりも若年層での重症化リスクが上がっているので デルタ株よりも重症化リスクが低いといってもオミクロン株が初期株よか重症化リスクが下がって弱毒化しているわけでもないらしい
◇追記:オミクロン株は肺での増殖する率が1/10だというので 従来株よりは重症化率は下がっているという ただ 感染力が高いので重症患者の絶対数は減らないばかりか増える可能性まであるというので厄介
---------------ここからは想像の話になるのだが----------
そもそも何で重症肺炎を引き起こすのか そのメカニズムが解明されて ゲノム編集技術で「重症化しない感染力の強力なウイルス型ワクチン」を人為的に作り出すことができたら良いのかも知れないが
人工ウイルスが変異してもっとややこしい事態に陥る可能性もあるので 変異しないようにする技術も確立しないとダメだろう
ウイルス型のワクチンってのは商品としての医薬品扱いにならないので 製薬会社の利益にならないので作らないかも知れない
そうなると 政府系とか国連系の公的研究機関しか「開発」されることはないんだろう
下手すると 製薬会社は重症化のメカニズムを隠蔽する可能性もある
重症化しないようにするための技術や知見が周知されてしまうと会社の利益にとって不利になる可能性がある
会社の利益のために患者の健康を蔑ろにする可能性が 資本主義に限らずヒトの集団組織にはある
東京電力の原発事故と同様に「組織の利益を優先し 個人が自律的な社会的責任を負わない」という事例は数え切れない
もし 重症化を抑える技術や知見が発見されたのに会社がそれを隠蔽しようとするのであれば 内部告発でもなければ周知されることはないかも知れない
「組織の体質」というものは 組織を構成する個人の意識に依るものであって 組織内部の多数によって責任が薄まるわけではない
想像の話ではあるものの 想定はしておいた方が良い話ではある
-------ここからは想像の範疇ではない------------
ヒトという種の生物は 集団組織的に利益を独占したり 他人を騙すことや危害を加えることが平気でできるものである
特定環境下における断片的な利他的行動を抽出してきて「ヒトには先天的に人間性や道徳が組み込まれている」などというのは 単なるバカ生物学者や社会心理学者共による衆愚迎合に過ぎない
ヒトという種の生物は 先天的には卑怯で暴力的で利己的な野獣の子孫であり 人間性や倫理というものは自己客観性を持った論理検証性という「考え」や「理性」なくして発揮されるものではない
弱肉強食の自然環境下においては 卑怯であることや暴力的であることや利己的であることは 生存や「繁殖の継続」においては有利に働き 遺伝的進化における淘汰圧力として収斂進化を促すものなのであある
ピアプレッシャー(同調圧力)による道徳性というものは 衆人環視下でしか発揮されることのないものであり 到底「自律的な社会的責任判断選択能力」の論証にはならない
同調圧力というものは 自分が属する集団組織への迎合性や服従忖度も発揮する動物的な「習性」であり 主観的気分感情が行動と直結し 自己の行動を客観的に検証するべき「本質的な意識」が働いていないからこそイジメや組織腐敗が傍観放置温存されることになるのである
子供のイジメの場合は まず大人が見張ることであり 同時に社会全体における安全性や持続可能性や公平性についての自発的論理思考を促す必要がある
軍隊を文民が統制しないとミャンマーのような虐殺は簡単に起こるものであり 兵隊というのは要するに自分で行動責任を負わない幼稚で短絡的な「服従者」でしかないのである
ヒトは 自律的に社会的責任判断選択などせずに 多数や権威に迎合同調忖度服従しておいた方が気分的に楽で満足感が得られる先天的習性(行動バイアス)が存在しているのである
「ヒトには先天的に人間性や道徳が組み込まれている」などという話の方が主観的には気分が良く 安心満足できるのかも知れないが 主観的満足や安心は科学的論拠には全くならない
主観的感覚には錯覚が混入する可能があり 錯覚を錯覚だと認識し 真実との区別するためには論理客観的な「考え」が必要であり
論理客観的な「考え」なしに人間性も発揮されることはない
「Pha」とかいう読書マニアの主観的好き嫌いが科学的論証になるわけではなく 多数の衆愚人気も何の論証にもならない
多数でありさえすれば「正常」であることの証明にはならず
むしろ多数人気というのはヒトという種の生物に普遍的に存在する認知的欠陥に由来する錯覚が原因である可能性の方が高い
自浄効果を全く発揮できなかった日本大学も 民主的に選ばれたナチス政権も 多数を短絡的に「正常」だと主観的に安心満足していた錯覚が作り出したものである
マントヒヒが「工夫」しただの 昆虫が擬態を「思いついた」だの「考えた」だのといった遺伝的進化の「説明」は 全て科学的な根拠のないこじつけであり 遠藤秀紀の言う「典型的な間違い」である
NHKは科学番組で散々こうした「典型的な間違い」に基づいた「説明」をしてきたのであり これを訂正も周知もしないというのは社会的に無責任であり 不誠実である
自分達の不誠実を隠蔽黙殺しておいて「受信料をよこせ」などと主張する権利はない
そんなの当たり前の話だろ
Ende;