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good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ザ・タウン」(ネタバレ注意!)

2011-02-05 21:53:00 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、
思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に。その後クレアは無事解放されるが、
強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが
自分を人質にしたダグだった。

ベン・アフレック監督、主演
レベッカ・ホール、ジェレミー・レナー、ジョン・ハム他出演

「ザ・タウン」を見た。ネタバレあるので、注意!

ベン・アフレックは監督だけの方が良かったんじゃないか…。

主人公は、街から出られない、強盗をやめられないという閉塞感、早くそんな状況から逃れたいという焦燥感、
疲弊感とか、腐れ縁の友人への愛憎相半ばする複雑な苦悩等々を感じさせないといけないはずなのに、
ベン・アフレックからはそういうものを感じない…。
ジェム(ジェレミー・レナー)は主人公のことが大好きというか、依存・執着しているのが良く分かるけど、
主人公はジェムやその妹に対して割り切れすぎ、あっさりしすぎなように見えるのがねぇ。
ああいう関係なら、心底うんざりしつつも、愛情や温かさ、どうにもならない感情があってしかるべきなのに、
現実的な冷静さしかなさそうなのが、どうなのかなぁ…。
しかも、ダグはあの強盗団?の頭脳的な立場で、とても賢いという設定なんだと思うけど、大変申し訳ないけど、
ベン・アフレックの容貌だとそういう賢さが見えないんだよね。ごめんなさい、ごめんなさい~。

終わり方も釈然としない。
主人公も死ぬか捕まるかと思っていたよ。
それなのに、たいして痛手もなさそうに逃れて行ったのが、どうなのかな~と…。
しかも強盗で得たお金を人に贈るし。全然悪いことをした意識がなさそう。
こんな街でこんな奴らに囲まれて強盗やってる俺かわいそう、俺は被害者的な考えしか伝わらず…。
嫌々かもしれないけど一緒に強盗しておきながら、何を1人だけクリーンな被害者のような顔をして
いるのかと。
ううーん、私の受け取り方が問題なのかもしれない。

何度も街の空撮、俯瞰ショットがあるのも、なんか、街を描いてますよー感が強くてねー。

評価は高いようなので、単に私がベン・アフレック好きじゃないだけかも…。

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