good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「メランコリア」

2012-09-17 22:45:39 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティン(キルステン・ダンスト)は盛大な披露宴を催す。
姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の夫(キーファー・サザーランド)が所有する豪勢な屋敷での宴は
盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を
気遣うが……。

ラース・フォン・トリアー監督
キルスティン・ダンスト、シャーロット・ゲンズブール、キーファー・サザーランド、
アレクサンダー・スカルスガルド他出演

「メランコリア」を見た。
トリアー監督作品見るのは初めて。

三連休終わりの夜に見て憂鬱になったらイヤだと思ったけど、終盤居眠り混じりだったせいか、特に
そういうことはなくて良かった。

映像は美しかったけど、常に揺れてるみたいな不安定なカメラが気持ち悪かった。
スクリーンで見ると酔いそう。←「良いそう」って誤変換して、しばらく気付かなかった(笑)。全然
意味が違う。

第1部で、主人公はおかしな様子だし、普通は仲の良さを装う場である披露宴でさえ、キリキリカリカリした
態度を見せる花嫁親族に不安になる。
説明がなく進むから、ちょっといらついた。
主人公は躁鬱病で、披露宴のときが躁状態からうつ状態への転換期だったのか?

第2部の途中から、主人公と姉の役回りが逆転するのが見所?
最初、主人公はひどいうつ状態なんだけど、惑星が衝突しそうになって来て落ち着いて行く一方で、
常識人だった姉がどんどん取り乱して行くのね。
惑星が衝突するとなって落ち着きを取り戻す心理は分かる気がする。

どう見ても主人公は明らかに病気なのに、義兄が冷たすぎる気がした^^;
もともと主人公は奇行をしていたっぽいから分かってるはずなのに、怒るなら披露宴のお金なんか
出さなきゃいいのに…(そういうことを映画に対して思っても仕方ないんだけど)。

これ劇場で見て憂鬱になったって言う人良く見かけるけど、どの辺で憂鬱になるのかな?
第1部は、憂鬱というより、不安、不穏だし、第2部はむしろ落ち着いて行くし…・
普段からうつ傾向が常態のわたくしは、主人公と似たような心理状態になるだけだったのか??

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