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good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「インセプション」2回目(ネタバレ)

2010-07-19 19:46:22 | クリストファー・ノーラン監督
「インセプション」2回目見てきた。
2日連続。
理解や記憶の定着には早めにリピって見るのが良いかなと。

またネタばれあるから、ご注意ください。








2回目はジョゼフ・ゴードン=レヴィットの演じるアーサーを注視してきた。
あ~いいわ。JGL。
なんか色気があるよね。流し目。黒目がち。そして撫で肩。
インセプションでは、JGLの心地よさそうな寝顔をたくさん拝めるし、車の中で手足がみょーんと
なるところとか楽しくて笑ってしまう。

イームス(トム・ハーディ)も頼れるガテン系兄貴みたいで良かった。
俺はセラピストか?というセルフ突っ込みが笑える。

サイトー(渡辺謙)は依頼者なのに同行して働き、下っ端並みに貧乏くじを引いて大変。

アーサー、イームス、サイトーが黙々と働くのがいいね。
アーサーとイームスはプロフェッショナルらしくて素敵。
裏切りや仲間割れ、足の引っ張り合いみたいなことがないから、余計なストレスはない。
そんなことまでやってたら、映画が3時間超えちゃうよね。

でもそのへんのスムーズさが不自然な印象にもなる。
あとサイトーの都合の良さ。
いくら有力者でも電話1本で犯罪歴消去できるのか、社長がそんなに自由に動き回れるのか、
あんなに軽々しく同行するのか、航空会社買っちゃうってそんな簡単か、等々…。
難しいところは全部、サイトーは大金持ちの有力者だから何でもできる!というのでは無理矢理だし、
他のメンバーもコブ(ディカプリオ)のために素直に尽力し、全部コブにとって都合良すぎるから、
これ丸々コブのためのセラピーなんじゃないか?という気がしてくる。

コブの夢の中でモルがコブを責めてて、モルが病んでるように見えるけど、あれはコブの夢だから、
コブの記憶と潜在意識がああいうモルを作り出したわけで、コブの罪悪感を思うと胸が痛む。

最後のシーンも色々違和感を持たせて、まだ夢の中かも?と思わせるよね~。
最後にモルが出て来ない、子どもが振り返ってくれた、ということで、コブは罪悪感を克服して、
セラピー成功、という感じ。

ま、そういうふうに無駄に?色々考えさせるのが面白いところだよね。


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