good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ファースト・マン」(2D字幕版、9回目)

2019-03-07 23:47:40 | 映画「ファースト・マン」
「ファースト・マン」9回目〜。
近所のシネコンでは上映終了
まだもっと見たいよ〜。
IMAXで1回見たけど、もっと見たかった。

寝不足で見たわりには、月面シーンでところどころ居眠りした以外、大丈夫で良かった。
やっぱりニールは案外笑ってるし、エリオットの死に動揺しすぎだし、息子と話して泣き
そうになってるし、全然無感動でも無感情でもないよ〜。
ツイッターで、ファースト・マンのニールがサイコパス扱いされてて困惑。
人の死にあんなに動揺する人がサイコパスってないでしょ〜。
感情があまり外に出ないということだけを指してサイコパス扱いなのかな。
反社会性のない人をサイコパスとするのは違和感ありすぎ〜。

アポロ11号飛行前記者会見のニールの答えが好ーきー。
「満足しました」
「満足しました」
「少しでも多くの燃料を」

金属のきしみの不穏さが完全にホラーで良いわ〜。

ニールが月面着陸訓練機の事故後に帰宅して、アイスティーを飲みながら、変な身振りだけ
してまともに説明せず、オフィスに忘れ物したと言って出て行き、取り残されて気の毒な
ジャネット、というシーン、見るたびに笑ってしまう…(笑うシーンじゃない)。

息子2人の前で指をせわしなく動かして挙動不審なニールにも笑う(全然笑うところではない)。
ニールはすっかり家族との向き合い方を失ったらしい…
エドが訓練中の火災で死ぬ前までは、ニールも家族とわりと良好だったように見えたけど、
あの事故以降、月だけにロックオンな感じになったよね。
あの家族会議?で、長男に淡々と、帰れないかもしれないんでしょ、と追求されるニール
妻は非難的だし、長男は目が死んでるし、次男だけがまだ幼くて可愛らしい…。
その分、次男の水泳大会に行けないと答えるとき、ニールがちょっと泣きそうに見える。

最後の妻との再会シーンはどうも良く分かりません。
ニールは月面で娘の死と折り合いをつけた、喪失を受容したように見えたので、もう少し
晴れやか?な顔をしても良いような気がするけど、ますます目が死んでるゴズリング…。
妻は夫を非難がましく見てるしな。
良く分からんな。

初めて見たときはホラー・スリラー演出にビビり、虚無感に痺れたけど、繰り返し見て、
そんなに虚無だとは思わなくなった。

ゴズリング、今までそんなには良く見なかったし、そんなに好きでもなかったけど、
「ファースト・マン」はもともとアップばっかりだし、9回も見続けて、家でブルーレイも見て、
すっかり好きになったよ〜。
「心ここに在らず系演技」とか言われてて笑う

カレン役の子がかわいすぎて、ゴズリングが抱っこしてるシーンが良すぎてやばい。
お父さんと幼い娘はキュンとくるわ。

もっと見たいな〜。
少し離れたシネコンではまだやってるから、そっちで見ようかと思うけど、平日に
17時台は無理だ…。残念!!
輸入盤ブルーレイがあるから、自宅で見られるんだけど、自宅だと音響が貧弱すぎてねぇ
コメント
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