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good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」@ポーラ美術館

2018-09-15 09:34:09 | 美術鑑賞
「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」@ポーラ美術館を見た。
ルドンを見たくて箱根までわざわざ行ったよ〜。









ルドンは空の微妙な色合いがすごくいい!

88神秘的な対話
またお会いしましたね!
でも三菱一号館で見たときの方が、空が鮮やかな青だった気がする!(同じ絵だぞ)

154静物、花と果物
パステル画。あっさりしてるけど、いい。

140青い花瓶の花々
パステル画。綺麗。

142花
癖のない美しさだなー

138目をとじて
これも三菱一号館で見たときの方が、背景の青がもっと鮮やかだったような…。
照明のせい?私の気持ちの問題?目が悪くなった?





常設展の方にあったゴッホ「アザミの花」。


この後、静岡の3つの動物園を回ったよ〜。
三島楽寿園、富士サファリパーク、熱川バナナワニ園。

「モネ それからの100年」@横浜美術館

2018-09-08 15:19:50 | 美術鑑賞
「モネ それからの100年」@横浜美術館を見た。

スマホのメモ帳に感想を書いていたのをいじってたら、消えちゃった!
ショック…。
ま、しょうがない!

モネ以外の作品がたくさん、と聞いてたけど、モネもわりとあって良かったよ。
モネ以外だと松本陽子の「振動する風景的画面III」が良かったな。









以下、買った絵ハガキとメモ帳。











東京国立博物館の常設展

2018-08-18 21:41:48 | 美術鑑賞
藤田嗣治展@東京都美術館の後、年パスのある東京国立博物館本館の常設展を見てきた。


トーハクの常設展はボリュームがありすぎて、疲労困憊…
今日見た中で一番有名なのは「麗子微笑」かな。
西郷隆盛や大久保利通の書を見て、ほう、と思う。

帰りに国立西洋美術館の前庭をうろうろして、彫刻の写真だけ撮った。

地獄の門


カレーの市民


考える人

「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館

2018-08-18 21:23:33 | 美術鑑賞




「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館に行った。
涼しくなったな〜。

藤田嗣治はフランスで画家として活動して、当時から評価されていたんだね。

感想メモ。

油彩があまり油彩っぽくない。

16目隠し遊び
金箔がいい。

20野兎の静物
静物画好き。

29自画像
話しかけてきそう。目線が見る人に向いてる。

裸婦に興味なし…。
生活していてそんなに裸でいないのにさ〜。

56リオの人々
58ラマと四人の人物
59狐を売る男
南米で描いた水彩、とても良い。

75争闘(猫)

猫が表情豊か。躍動感!

80アッツ島玉砕
81サイパン島同胞臣節を全うす
茶色い…。

83私の夢
裸婦の周りに着衣の動物。涅槃ぽい。

87カフェ

女性が目の前にいるみたい。
ほの光るような肌の色に驚嘆。
なぜか涙ぐむ。
珍しく展覧会のキービジュアルになってる作品に感動。
額も本人手製だそう。
何度も戻って見てしまった。

88美しいスペイン女
これも本人の手製額。

92姉妹
本人手製額のレプリカ。ハートや天使の文様がかわいい。

98ジャン・ロスタンの肖像

晩年の宗教画。
黙示録は描き込み量がすごい。

124礼拝
信仰に基づく作品だなぁ。

藤田嗣治って全然知らなかったけど、とても満足しました!
あまり混んでないのも良かった。
やっぱり混雑はダメだ。
混雑していると、それだけで満足度大幅ダウン⤵︎⤵︎


「動物たちの息吹」@ホテルオークラ東京

2018-08-05 21:08:08 | 美術鑑賞


「チャリティーイベント 第24回 秘密の名品アートコレクション展 動物たちの息吹」
@ホテルオークラ東京に行った。
神谷町駅の辺りはビジネス街なの?日曜だから、とても閑静でゆったりしてた。

涼しくて、空いてて、静かで、とても快適だった〜!
縄文展の混雑にげんなりしていたから、余計に。
動物をテーマにした展覧会で楽しかったよ
テンション上がって、ポストカードをたくさん買ってしまった

10ジャン・フェルディナン・モンシャブロン「牧場」


27菱田春草「黒猫」


28菱田春草「柿に猫」


32橋本関雪「暖日」


37奥村土牛「仔犬」


ポストカードはなかったけど、円山応挙の犬もかわいかった

「縄文 1万年の美の鼓動」@東京国立博物館

2018-08-05 20:54:22 | 美術鑑賞


「縄文 1万年の美の鼓動」@東京国立博物館に行った。

楽しみにしてたけど、今ひとつ。
夏休みだからから人が多すぎて。
混雑していると、それだけで満足度が5割くらい落ちる、混雑耐性のないわたくし。

通信手段や移動手段のない縄文時代に、同じデザインや作り方の土器が伝播するのは
どうやってなんだろう。
当時の人たちはどういう言葉をしゃべっていたのかな。

感想メモ。

装飾具
貝とか使って作る、おしゃれ。

18硬玉製大珠
透けて薄緑に光ってて綺麗

19硬玉製大珠
ヒスイ(硬玉)は新潟県南部で取れるもので、憧れの材質。
常陸大宮で8個?まとめて出土は最多。新潟からどうやって手に入れるのかな?

79火焔型土器(国宝)
思ったよりずっと小さい。

81土偶 縄文の女神(国宝)
横から見た姿が綺麗






遮光器土偶のイヤホンキーパー。





ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界@三菱一号館美術館

2018-07-11 16:50:28 | 美術鑑賞




ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ@三菱一号館美術館に行った。

すごい評判が良かったから期待して行ったけど、ただ宝石がキラキラ、ギラギラしてるだけ…。
ショーメのショールームみたいだったよ。
世の中、すべては金、金と権力次第だな!という気分になった



ティアラのところは撮影可。
でもダイヤなどのきらめきはまともに撮れない
















入場者に配布された立派な小冊子。


買ったポストカード。
グッズはあんまりなかった。


ミラクル・エッシャー展@上野の森美術館

2018-07-11 13:30:08 | 美術鑑賞




ミラクル・エッシャー展@上野の森美術館に行った。
上野の森美術館は初めて行ったけど、狭くて動線が悪いから混みやすいというの、納得。
コインロッカーも少ないね。

エッシャーも版画で、小さくて、作品数多いね。
騙し絵が有名だけど、騙し絵はごく一部なのね。
画家に対して言うのもナンだけど、エッシャー、びっくりするほど絵が上手い。
魚と鳥が無限に続くみたいなのとか、同じモチーフが繰り返し出てきて、偏執的なものを
感じる…。

気に入った作品メモ。
番号は出品リストの番号。
展覧会見たときのメモのまま、手抜き…。

58静物と街路

103トンボ
羽の質感がすごい!

106 眼
ドクロ映ってる。写真みたい。

45ロッサーノ、カラブリア州
雨みたいな斜線。

68妻イエッタの肖像
美しい。

72婚姻の絆
綺麗な絵。

73 花
綺麗。

74 三男ヤンエッシャー誕生通知カード
かわいい。素敵。こんなの作れたらいいな。

75レストラン「インシュリデ」のためのエンブレム
赤くておしゃれ。素敵。
広告のコーナーの絵、みんないい。

123三つの世界


122水たまり

149上昇と下降
インセプション!

141でんぐりでんぐり


買ったグッズ。
メモ帳。



エヴィルデヴィル HNー悪・魔的ーコレクション@ヴァニラ画廊

2018-06-16 21:57:47 | 美術鑑賞






エヴィルデヴィル HNー悪・魔的ーコレクション@ヴァニラ画廊を見た。

美術館に比べて、狭い画廊の展示は見づらい
音楽を大きな音で流すのもやめてほしいし…。

シリアルキラーの描いた絵などの展示だけど、背景を知っても特に何も感じない感受性の鈍さ…。
アメドラ「クリミナル・マインド」ファンとしては、今回展示されていたシリアルキラーは
だいたい聞いたことがある。
まあ、単純に、コレクターも見る客も悪趣味だね。

見ておいてナンだけど、取り立ててありがたがるものじゃないと思う。
コレクターの方には悪いけど、「シリアルキラーの描いた」というのが付かなければ騒がれるような作品ではないし、
背景を知って 見ても、だから?て感じ…。

当たり前だけど、世界的に知られていて、評価もされているような画家は、才能もさること
ながら、勉強してるし、練習もしてるわけで、猟奇的殺人をしただけ(語弊)の人が描いたものは全然違うよね。
ということが良く分かったので、見て良かった。

入場者に配布されるパンフレット。



ターナー 風景の詩@損保ジャパン日本興亜美術

2018-06-16 21:41:21 | 美術鑑賞




ターナー 風景の詩@損保ジャパン日本興亜美術館に行った。

土曜に行ったせいもあるし、版画は小さくて、近寄って見る人が多かったこともあり、
混雑してた。

私は水彩画はあまり好きではないみたい。
版画は数が多くて、だんだん飽きてきた

気に入ったものメモ。

7 タウンリー・ホール
ダウントンアビーの城みたい。見たことのあるような庭。

21、P-24 ストーンヘンジ・ウィルトシャー
雷に撃たれる羊と羊飼い。版画の方が良い。

25嵐の近く海景

24風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様
暗い海、嵐。
曇天。イギリスっぽい。



26、P-34ファルマス港、コーンウォール 版画の方が良い。

ゴッホの「ひまわり」に期待してたんだけど、セザンヌの「りんごとナプキン」がすごく良かった
四角い筆跡面白い。


買ったグッズ。
ひまわりの一筆箋。



プーシキン美術館展@東京都美術館

2018-05-30 21:15:50 | 美術鑑賞




プーシキン美術館展@東京都美術館に行った。

気に入った作品。
展覧会見ながらメモしたものをそのまま…(手抜き)。
番号は出品作品リストの番号。

9農場
フランソワ・ブーシェ
空の色がまたいいな。

18ムーア式の入口
ウジェーヌ・ルイ・ガブリエル・イザベイ
写真みたい。

22嵐
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー
暗さ、力強さ。

25女性のいる森の風景
アンリ=ジョゼフ・アルピニー
みたことがあるような森の風景。涙。

19牛のいる風景
ジュール・コワニエ/ジャック・レイモン・ブラスカサット
切られた太い木の断面のリアルさ。牛と羊の質感。なぜか涙。



26刈り入れをする人
レオン=オーギュスト・レルミット
麦の穂。女性の背中。

31芸術館近くのセーヌ河岸、パリ
ジャン・ペロー
晩秋の芸術橋の眺め。
見たことがある気がする(見てない。映画?ドラマ?)

32夜のパリ
エドゥアール=レオン・コルテス
ガス灯などの人工照明の幻想的な明かりの部分が綺麗。雨の後なのか?

28パリ環状鉄道の煙
ルイジ・ロワール
画面の上半分以上、煙。冬かな?

36草上の昼食
クロード・モネ
陰影。木漏れ日。でもまだ印象派ほどではない。

37陽だまりのライラック
クロード・モネ
綺麗。


買ったグッズ。
一筆箋1冊。



「名作誕生 つながる日本美術」@東京国立博物館

2018-05-04 19:45:18 | 美術鑑賞
「名作誕生 つながる日本美術」@東京国立博物館平成館に行ったよ。


GWにしては混んでなかったのだろうけど、平日か土曜の夜しか行ったことのない私
からすると、十分混んでた

中国から日本への影響や画家から画家への影響が示されて、はぁ、という感じだった。
日本画はあんまり興味がないけど、水墨画も実際に見ると、墨の濃淡による表現力半端なくて
すげー!と感心。
雪舟の破墨山水図や長谷川等伯の松林図屏風とか…。
国宝になるような作品は、やっぱり何か違う…。

伊藤若冲の白鶴図の白い羽根の透明感、浮かび上がる感じ、黒い羽根の濃淡。

源氏物語や伊勢物語の場面を描いた数々の作品を見て、昔の人たちの教養を感じる。
尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱、綺麗だった。
着物の刺繍の細かさ、美しさ。

人が多くて、その中で妻?の体にベタベタ触る夫?とか(当人がいいならいいんだけど、
あんまり見たくないよ)、背中が少し開いた服を着た若くない女性とか(どんな服を
着るのも自由ではあれど、人の背中を近くで見たくないよ)、混んでる中で手を繋いで
人の流れを邪魔するカップルとか、人が多いとストレスも増えるわぁ。
そういうこともあるし、東洋美術はあまり興味がないしで、今回はいまいちピンと
来なかったな。

伊藤若冲のポストカード。


見返り美人図。またチケットホルダー買ってしまった。


プーシキン美術館展をハシゴしようと思っていたんだけど、やめて、トーハクを
よく見ることにした。

まずは平成館の考古展示室。






埴輪!


ハニワ、ハニワー!
ハニワに妙にテンションが上がるわたくし。






表慶館で「アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝」。
1時半頃、お昼を食べようとしたら105分待ちとか言われたので、げんなりしながら
アラビアの道展を見て時間つぶし。














アラビアの道展をざっと見て1時間くらいしてからお店に行ったら、食事の順番回ってきてた。

本館


総合文化展


踊る人々


貴賓室


平成30年に新しく国宝・重要文化財に指定されるものが展示されていて、面白かった。
伊藤若冲の野菜涅槃図が良かったな。


10時前から4時半ころまでいたけど、本館は飛ばして見てるし、東洋館、黒田記念館、
法隆寺宝物館は全然見てない。
トーハク、恐ろしいところだな
次は縄文展に行くつもりで、そのときトーハクのプレミアムパスを買おうかと思う。
トーハクがうちの隣にあったら、ぶらぶら総合文化展を見に行くんだけどなぁ。
往復に結構な交通費がかかるのがつらいわ。

「ルドンー秘密の花園」@三菱一号館美術館

2018-04-11 22:26:02 | 美術鑑賞
「ルドンー秘密の花園」@三菱一号館美術館に行った。
ルドンについての本を買って予習して行ったよ。
えらい強風だったわ。

三菱一号館美術館は東京駅のそばで、おしゃれな建物だった。
一角に三菱関係の企業が集まっていて、三菱の財力が眩しい。
私も丸の内OLになりたかったわ〜。









良かったよ。幻想的な感じ。
特に良かったのは、以下の通り。
ペイルルバードの小道→ルドンの見た空の色。
ペイルルバードのポプラ。
夢想(わが友アルマン・クラヴォーの思い出に)VI日の光→真っ暗な室内から見る外の明るさ。
若き日の仏陀→華やかな幻想的な色。
ドムシー男爵夫人の肖像→余白の微妙な色合い。
神秘的な対話→柱に切り取られた空の色、雲の色。

15点のドムシー男爵の城館の食堂壁画→どれも素敵。でも展示会のキービジュアルの
1つであるグラン・ブーケには何も感じず…。

複製画で食堂を再現して、そこだけ撮影可。
ゼラニウム、宿り木の枝、葉、オトギリソウ(ヒペリカム)の枝→地道なスケッチ。
眼をとじて
神秘→キリストっぽい。
蝶→空の色、浮かぶ雲の色がいい。


美術展に行く前ってすごくワクワクする。
私は美術について知識がないので、いつも新鮮な気持ちで見るのね。
「蝶」の空や雲の微妙な色に、いつかのどこかの記憶や感情を喚起させられて、ハッとした。
「神秘的な対話」の柱に切り取られた空にも、掴みきれないけれど、何かで見た空を思い出させられる。
今でも反芻して、涙ぐむような気分になる。
「神秘的な対話」の方は、テレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」の海辺の
状況が頭に浮かぶなぁ。変な映画だけど。
そういう感情の動きが面白いので、美術展に行くのは楽しい。
絵画ってすごいんだな〜〜。
と美術展歴のごく浅い人間は思う