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宇宙・科学・超常現象の研究

旅する太陽系 73(地球と月の秘密2)

2011-02-02 13:11:24 | 旅する太陽系

旅する太陽系 73(地球と月の秘密2)

1.「火山活動」と「地震」と「地球内部」の話し

 地球の内部にある「放射性元素」と生物の「遺伝子」は大きく「大気圏」と「磁気圏」で守られている。
 「大気圏」は、云うまでもないが地球を取り巻く大気の層で、1気圧(1013ヘクトハ゜スカル)の大気。或いは、潮の満ち引きの中間地点の平均の気圧と表現している。太陽光線を2分の1カットする程の遮断能力がある。また、オゾン層に於いて、生物に有害な紫外線をカットしてくれる。しかし、近年に於いて二酸化炭素等の温室効果ガスは、太陽の熱エネルギーを保持することから、地球温暖化が深刻になっている。 惑星や衛星の磁気圏(地磁気)は、宇宙からの人体(生物の遺伝子)に対する有害な粒子線、特に超新星等の爆発崩壊で飛散する宇宙線(重粒子線)、太陽風に乗ってくる放射線(α線、β線、γ線、χ線、中性子線、電波、電磁波等)を適度にガードしてくれる。
何らかの原因で地磁気の減少或いは、消滅してしまった場合。これらの粒子線が惑星や衛星の地中内部の重たい物質(放射性元素ウラン 238やカリウム40)と反応し、物質の崩壊速度を速め、発熱により地中内部温度を異常に上昇させ、それと連動して火山活動や地殻変動が異常に起こることになる。

 地球の衛星「月」の場合も前述した通り、マグマの温度異常上昇により、大地から沸きだし豊かの海、静かの海、危難の海、晴れの海、霧の海、雨の海、湿りの海、雲の海、神酒の海、嵐の大洋等の地形を形成するに至ったと推測できる。勿論、沸き出した衛星の内部には大きな空間(空洞が)出来たのではないかとも推測できる。 地球もこの「磁気圏」減少或いは、一時的ゼロになった時期がある。それは、ポールシフトと呼ばれる原因不明の「地磁気」逆転現象で、数十万年(40万年)周期と云われ、2000年後頃に周期が回ってくるとも囁かれている。前回は78万年前がはっきりしているが、30~40万年前も発生していた可能性があると、私は最近考えようになった。
 人類の突然変異とも云うような劇的進化がこの頃発生しているからである。それは、宇宙からの粒子線量増加により、生物(人類)の遺伝子が変異され、偶々優秀な生物が生まれ、その遺伝子の生物が繁栄したのではないか?と云う考えたもある。 或いは、以前述べた旅する太陽系等の通り、知的生命体に因る遺伝子組み替えも視野に入れ、結論を急がず両方平行して考えて行く必要もある。


2.「磁気圏」(地磁気)の発生メカニズム

 地磁気の話しは、何説かあるが現在有力とされている説を紹介しましょう!地磁気の仕組み・・・・地磁気の発生メカニズムは、地球内部の放射性物質の自然崩壊に因る発熱、それに伴う液体の導電性外核の対流と強磁性体金属性の内核の磁気発生増幅に因るものであることが解明されつつある。

2-1.ダイナモ理論
 地球に地磁気があるのは、地球内部の外核にある液体の金属(鉄・ニッケル)の流れが大きな要因である。地球の内部は以下の通り、地殻(※地表~60km)、マントル(※30~2900km)、外核(2900~5100km)、内核(5100~6300km)の距離にあり、このぶあつい外核部分にある液体の金属(鉄・ニッケル)の環状の流れが内核(5100~6300km)の個体金属(鉄・ニッケル)の周りを回る為、磁界が発生する。 ※:地殻の厚さは場所によりますが、地表から30~60kmある。これにより地磁気が発生し、地磁気として地球を取り巻いているのである。

2-2.モーター理論
 上記と反対の作用で、地球の地磁気が外部からの太陽風等の誘導起電力や未知なるエネルギーの作用により地球内部の物質がかき回され、活発な火山活動に繋がっているのでは?