デジカメ日記

日々、目に触れたものをデジカメで捉えて行きます。

野生の葡萄

2005年08月18日 22時00分49秒 | 杉並区・荻窪







3番目の写真、古い木造の建物の前にある大きな木にご注目下さい。
7、8メートルはあろう程の桐の木が道路に大きくせり出して、
この木のてっぺんまで葡萄の房がたくさんぶら下がっているのです。
房を囲む周りの緑は、恐ろしくがっしりしたかぼちゃ(確か)の茎と葉。
まったく手入れをしてない、親切な棚も作ってもらっていない植物達、
まさに自然です。
毎年こうして自然に成長してどこまでもどこまでも弦を伸ばして
実がなっているのです。
本来農業ってこうだったはずです。こんな都会の車の通る場所に
それが証明されている事が不思議です。
写真を撮っていたら、郵便やさんがバイクを止めて話しかけて
きました。
「この辺いろいろ題材があるよね」と。郵便配りながら自然観察
してるなんていいお仕事の仕方だよね。

この建物、太宰治が住んでいた下宿です。今も人が自然に
住んでいらっしゃいます。
阿佐ヶ谷文士村

「千鳥が淵幻想」もよろしく
神代植物公園の「ダリア」を追加しました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然が1番ですね (清遊人)
2005-08-18 22:46:41
お久しぶりです。野生の葡萄はこれからですね。商売用は今が盛りですが、自然が1番みたいな気がします。群馬の新治村で芙蓉の花のとてつもない大きな花を見ました。品種改良が進んでますが、野生も捨てがたいですね。
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おいしそ~ ()
2005-08-19 17:25:06
野生の葡萄、ふっくらとおいしそうにとられていて、食べたくなってしまいます。

桐の木に巻きついて高いところまで行くとは・・旺盛な生命力をもつ植物たちに出会うと、元気づけられます。

太宰治が窓からひょっこり顔をのぞかせてもおかしくないようなお屋敷ですね。



いろいろありがとうございます。
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清遊人さん (さくら)
2005-08-20 15:30:59
お久しぶりです。

商売用は市場の関係で生産されるのでしょうが、これが自然な時期なんでしょうかね。



清遊人さんのリンクがうまく行ってないようで、ブログを拝見する事ができません。

残念です、よろしくお願いします。
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麻さん (さくら)
2005-08-20 15:33:55
この建物は、杉並区の史跡散歩コースになっているようで、時々数人の人たちが案内人を伴って見学に来ていますが、特に案内板もなく、資料館みたいにきっちり管理されてる訳ではなく、建物もお庭も住んでいらっしゃる人も実に自然なんですよ。
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