デジカメ日記

日々、目に触れたものをデジカメで捉えて行きます。

近衛文麿首相邸

2013年03月30日 15時39分53秒 | 杉並区・荻窪



昭和10年代首相を務めた近衛文麿氏の荻窪の邸宅が杉並区の管理となり整備したあと一般公開
されることになりました。
「近衛」の表札はこの家の主の幾多の歴史を見つめてきたものと思います。
こういう権力側にいた人というのはとかく批判の的になりますが、私はこの家の歴史を語る
本を読んでしまったため同情のほうが大きくて、周囲を散歩するたびに胸が締め付けられる
気持ちになりました。
父親である首相はこの家で自決し、長男は11年間シベリアに抑留され、あとちょっとで日本で待つ
新婚の奥さんのもとに帰れるという時期に突然病死(実は変死)しました。
権力者であっても家族への気持ちは同じであり、一つの家族として見たとき思いを寄せてしまいました。
残された兄弟姉妹のうち、ここからお嫁に行かれた娘さんのお子さんが細川元首相と言うことです。

建物が壊されないということがわかりほっとしました。
公開されたらすぐに見に行きたいです。

 

 ここも財界大物の人の邸宅だったところを杉並区が買い取り、公園と資料館としたところです。
資料館は建物の一部を利用したもので樹木も残し、地面がウッドチップなのでいつも1才児が
たくさん遊んでいます。

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事件です!

2013年03月19日 19時10分34秒 | 江東区清澄付近

逃げないで立ち向かっていった男たちの話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000958-yom-soci

 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130319-00000472-fnn-soci

 

今日朝8時ころ、息子の住んでいるすぐ近くの駅前で起こった事件です。
NHKニュースの後すぐに息子に電話しました。
そういやヘリがいやに飛んでいるなぁ・・・・・息子はそういって確かめに行った
はずです。
こういう場合は向かっていかないのが正解だと思いますが、よく状況を観察した
上での行動だと推察します。

 


花を買う

2013年03月17日 23時44分12秒 | 杉並区・妙正寺川・妙正寺・妙正寺公園

 いつも買ってる花屋さんはここ。
メインストリートにある花屋さんの倉庫なんです。
無人でおかねを入れる木箱がおいてあるだけ、売れ残り(?)風に
見えるのですが、実に長持ちする花が多くて安い!
一番人気のゆりは蕾が数個ついていて300円なり。
ストック400円を買うのに小銭が300円しかなかったので、そのまま
持ち帰り、昨日100円入れてきました。
それでいいんでしょ?

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大震災の写真と手記

2013年03月12日 11時43分15秒 | 杉並区・阿佐ヶ谷

昨日杉並区役所ロビーに立ち寄った。
昨日はやはり、大震災の展示が行われていたのだが
救助に出動した警察官や自衛隊の様子の写真と手記に的を絞った
展示でとても感動した。

テレビを通じたものにはない臨場感と最前線で見たことを
警察官個人の目でつづった文章は胸を打ち涙を拭き拭き
すべて読んできた。

その中で一番思ったことは、目の前で人が助けを求めていることに
遭遇したとき、絶対に誰も逃げていないってこと。
ある若い警察官は、ほんの1ヶ月前に生まれた子どもと妻のことが
強く頭をよぎり、選択に動揺する。
しかし、しかし優れた上司の先導により目の前の命を救うことに全力を
投入して助ける。

駐在所勤めの一家の妻の手記
家族が最悪の路頭に迷っていてもおまわりさんの
夫は「市民の安全と秩序を守る」任務のため
他人の救助が最優先で帰宅しなかった。
一家で妻の実家に避難しないかと勧められるも
誰も帰ろうとは言わなかった。
そんなことをしたらお父さんは一生後悔すると妻は言う。

誰も逃げてはいない。

人間は逃げないものだと思う。

いやなら、逃げろ、逃げろ ・・・と言う某歌手の歌を聞かされて
「女の腐ったような…といわれても逃げろ」なんていう歌詞・・・・・
なんか嫌な感じですごくむかついた。
逃げてすむものなら誰も苦労はしない。
お国のために死ぬよりも逃げて生きろ!という反戦歌だとわかって
いても私はだめだ。

大震災でお亡くなりになった方、ご冥福をお祈りします。