かぜのかおり

心に想うこと

カロリー不足

2017-10-31 10:44:32 | Weblog

プチ終活を始めた矢先また体調を崩す

主治医の勧めで入院した

腎臓はかなり悪いらしいのだが

恐ろしいことに自覚症状は全くない

入院時に熱があり風邪の症状だったのだが肺炎に罹っていた

腎臓の検査と並行し肺炎の治療をしていただいた

結局12日間の入院となった

肺炎は治り退院しても腎臓の状態はいつ腎不全を起こしてもおかしくない状況なのだ

主治医からも食事・血圧など注意深く観察し節制して過ごすようにと注意があった

栄養士さんとも面談した

数年前から塩分・タンパク質・カリウムはかなり抑えてきたが

タンパク質制限の不足を補う為のカロリーを取ることが必要で

私にはそれが不十分らしい

家に戻り自覚症状がないことの不安がつのるのだが

栄養士さんによると私のような状況でも透析に至らない患者さんは沢山いるそうなのだ

適切なカロリー摂取のヒントをアドバイスしていただいた

前にも増して料理の際の栄養バランスや調理方法を工夫しようと思っている

暫く体調が回復するまでフルートは吹けそうもない

アンサンブルの仲間にはとても迷惑をかけてしまうのだが

諦めないで練習は続けようと思っているので皆も待っていてほしい

 

 

 


楽譜

2017-10-03 13:43:30 | Weblog

秋になり 体調が少し良くなった

9月はこれからの生活改善?に向け

プチ終活を開始した

未使用食器・着物・夫の背広・楽器・パソコン

リサイクルできるものは皆それぞれの所へ

楽譜も沢山ある

パートのコピー譜はこの際捨てることにする

一度も演奏していない楽譜も結構あるが

これは難しすぎる・好きになれないなど だったのだが

もしかしたら演奏するかもしれないので取っておく

子供が習っていた小さなヴァイオリンと一緒に奥にしまっていた包み

開けてみると古い古い黄ばんだ楽譜がでてきた

ヒンデミットのソナタ の譜面でHIROHOKO KATOの判が押されている

今では知っている人も少ないかもしれないが

フルート奏者の「加藤煕彦」さんが使用した楽譜で

表紙にはHindemithのサインがあるのだ

どうして我が家に???

夫も覚えていないが多分

アルプス山嶺で遭難しなくなられたときに

ご両親が形見分けのように楽譜を下さったらしい

他に林りり子さんの手書き譜も見つかる

りり子先生は弟子のためにこうして手書きで楽譜を下さったと聞いている

色の違いが判らないと思うがモーツァルトの2重奏で

1番パートは黒インク2番パーとは青インクで書かれている

今ではコピーがすぐできたり

パソコンで譜面を取り込んでパート譜にしたりと簡単にできる

こういった貴重に思える楽譜をどうしたものか

大切に取っておいても興味のないや知らない人には何の意味もなくなる

日本のフルート奏者の歴史のささやかな資料ではある