かぜのかおり

心に想うこと

未知

2012-10-30 19:21:42 | Weblog
10月は色々あって気が付けば明日で終わり

齢を取るのはみな平等だから私だけの問題ではないらしいが
左ひざを痛め病院へ行くと「老化です」と言われ・・・・・
「えーーー!」あとは言葉が出ない
ヒアルロンサンの注射をひざのお皿に打たれ湿布薬をもらい

次の日仕事場へ
帰る頃にはさらに痛みがひどくなり階段を数段登ったところで激痛
20分の道のりを1時間半もかけ帰宅
夕食の準備もできず夫にデパ地下で総菜を頼む
翌日も一日中じーーっと痛みの収まるの待つ

こんな時こそ足が痛いだけなのだからフルートの練習を
なんて訳にはいかないのだ
気持ちが沈んでぼーーっと過ごす

週末夫は伊豆に車を取りに帰ってくれ
日曜日の練習・月曜日の買い物や用事・今日仕事場までの
数日間送り迎えをしてもらい
全面的に協力してくれかなり痛みがなくなった

11月にあるおさらい会の曲のピアノ合わせがあるのだが
一人で行かなければならないし
あまり練習が出来ていないのですごく心配

齢を取るということは当たり前だが未知の経験をすることでもあるのだ
無理をしているつもりはないのだが・・・

正しい姿勢でゆっくり歩くことを心がけ
曲もゆっくり演奏しようかしら


コメント (2)
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心に残る

2012-10-03 08:28:55 | Weblog
台風17号が来た今週の日曜日朝伊豆高原から戻り
東京オペラシティリサイタルホールで行われた
『齊藤賀雄メモリアルコンサート』を夫と聴きに行った

演奏会は最悪の天気で聴きに来ていただけるか主催者は心配していたようだが
午後3時開演には多くの来場者で会場は華やいでいた

2年前の11月に亡くなられたに齊藤先生は
読売交響楽団の首席フルート奏者として活躍していただけでなく
夫の大切な仕事上の良きアドバイザーで
美味しい酒の飲み方の先生でもあった

私は若いころフルート協会の合宿でご一緒した思い出があり
話のおもしろい声の美しい先生が第一印象だった
夫とのかかわりの中で接するようになると
几帳面で多彩な才能を持ち美食家であることも知る
何時も穏やかな物腰でつい話に引き込まれる
そんなお人柄がフルートと共にファンでもあった
 
演奏会はお弟子さんが中心になりGAO会(お名前の賀雄「がおちゃん」と呼ばれていた)
の方々がそれはそれは素敵ななアンサンブルを聴かせてくれた
技術的に上手なのはもちろんため息が出るほどなのだが
心に響くような音楽だった
アンコールに聴いたケシックのアベマリアとG線上のアリアは
胸が熱くなるような心に残る演奏だった



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