かぜのかおり

心に想うこと

どんな音

2012-02-27 16:01:36 | Weblog
伊豆へ来る度に春が近づく
ベランダの椿の花がいくつも咲いていることに気付いた
階下の温泉の湯けむりの先
まだ茶色の木々の中に濃いピンクの梅の花が咲いているのも発見
海は太陽の優しい光を反射してきらきらと揺らめく
船がいく艘も行きかう

散歩でもしようかなと思いつつ
飽きずに海を見ながらフルートを吹いていた

おさらい会が近い
モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲を演奏する
Cdurで運指の難しいところはない

しかし しかしモーツァルトらしく演奏するのはとても難しい
レッスンでは先生からその音は
もっと色っぽくとかスターカートではなく歯切れよくとか
音の立ち上がりや切り方に1音1音神経を使う
だからと云って神経使ってますと悟られる様には演奏したくない

CDを聴くとわかったような気がするのだが
実際に演奏するとなんか違う
超有名な演奏家と私が同じに吹ける筈もないのだが
違う処を見つけて練習する

最近80%で音を出すようにしている
ちょっと抑え気味で冷静に自分の音を感じるようにできるよう

でも色っぽい音はどんな音なのか・・・
練習したら解るようになるのかしら・・・







思いやる

2012-02-14 10:48:16 | Weblog
11日はさいたまし与野本町コミュニティーセンターまつりに参加した
初心者も楽しめる比較的やさしい曲を1カ月に1回集まり練習している「昼下がり」
と云うアンサンブルのメンバーになっている
仕事の都合と東京と伊豆との移動などでなかなか参加できなかったのだが
もう一つ浦和で3重奏のアンサンブルでも練習をしている
指導していただいているO先生とメンバーが「昼下がり」と一緒
丁度好い機会と思い3人で話し合って参加することに決めた

「昼下がり」の練習は自主練習とO先生の練習日の
たった2回しか参加せずに本番に
アンサンブルはこんなふうに飛び入りのように参加するのはいいと思っていない
アマチュアの演奏は1曲を飽きるほど練習して全体の音が馴染んでくる
響きや他のパートの音まで聞こえてくるようにもなるから
上手とか下手とかの前に
アンサンブル全体に思いやりみたいなものが感じられるようになる
今回私はなんとなく気負って音を張ってしまっていた
後で参加しなかった方がよかったかなと少し凹んでいる

3重奏は譜読み1回・レッスン1回・自主練習1回とやはり少なかったのだが
曲がフルートのオリジナルで『木漏れ日の散歩道』(神長康一作曲)
イメージが作りやすく今の3人のアンサンブルの雰囲気は出せたかなと思っている
でも実は私はこの曲も上がってしまっていて
思いやりは出せなかったのだ
自分が間違わないことに必死で
もっと美しいハーモニーを好いアンサンブルをなんて思いやるやることが出来なかった
明日は新曲の練習のレッスンを受ける予定
飽きるくらいしっかりさらってまた何処かで演奏したいと・・・・