13th Avenue日記

一歩ずつ、一歩ずつ・・・・

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2018-07-11 | 映画

Tagって鬼ごっこのことなんです(笑)

この映画、大の大人が鬼ごっこをガチでするという話で、

それも事実に基づいた話なんです!!!

映画の中では幼馴染の5人組なんですが、

実際は十数人の幼馴染が、

毎年5月に鬼ごっこをするというイカしたおじさんたちの話です。

何がイケているって、手加減しないこと(笑)

そして、彼ら、全米に散っているのに、

5月になると鬼ごっこをいまだにし続けているということ(笑)

いや〜、なんか、自分たちの話みたいで笑えるけど、気持ちよかった(笑)

くだらないことをあえて真剣にずっと続けるって

素敵だと思うんですよね。

この映画の中で、ジェレミー・ラナーが一度も捕まったことがない

ジェリーの役をやってるのがまた笑えるんですよ・・・

やっぱりジェレミー・ラナーはホークアイだったか・・・(笑)

その中で、ジェリーが「みんなは仲間だけど、自分だけなんか遠い存在になってる気がしてて」

っていうシーンがあるんです。

捕まらない記録を伸ばすべく、彼は周到に一年頑張ってるわけです。

そして残りのメンバーは彼を捕まえるのを目標にしている(笑)

そんなジェリーが「自分だけ距離がある・・・」と。

それに残りのメンバーはこう答えるんです。

「鬼ごっこをする目的は相手から逃げるためじゃなく

相手を捕まえるためにやるんだよ」

そして彼は捕まることを良しとするんです。

散々笑ったけど、深いなって思いました。

勝つためにじゃなくて、ある意味、負けるためにやってるっていうか・・・

それが楽しいわけですよね。

捕まえるのも捕まるのも楽しい。

それは真剣に逃げてるからだし

真剣に捕まえようとしているから。

彼らは鬼ごっこを続けることを通して

一緒に大人になったと言います。

そして、彼らは鬼ごっこを毎年することで

友情をずーっと保っている。

確かに妙ちきりんな気もするんですけど、

私はすごくわかる気がしたんですね・・・

ってか、私、毎日しているなぁって(笑)

みんなでしょうもないことを真剣にするって

大人になると倍楽しいと思うんです。

子供の頃はそれしかチョイスがないけど、

大人になると、他にもチョイスがあるのに、

あえて、くだらないことをするわけですから(笑)

ちゃんと大人じゃないとこれ、楽しくないわけです。

それを今日も私はいろんな人としてる気がする。

そして、これからもずーっとし続けたいなってこの映画を見て思いました。

めちゃめちゃ笑えて、ちょっと切なくて、

なんだか元気になる映画です。

 

PS お葬式のシーンとか結婚式のシーンとか本当らしいですよ(爆笑)


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