続けていっちゃいますよ〜!
昨日に続いて、今日も映画を観ちゃったんですよ。
と言うのも、しばらくぶりに会う学生と
久しぶりに良い映画を一緒に観ようよと言う企画でございました。
いや〜、良い映画だった!
昨日の映画があまりにも気持ちが悪かったせいもあってか、
なんか、この映画を観て、心が洗われた気持ち(笑)
スピルバーグ+トム・ハンクス+メリル・ストリープですよ!!
夢のような映画じゃないですか・・・(涙)
そして、内容は・・・え?今これやっちゃっていいの???っていう映画ですね・・・
正義ってなんなのか・・・正義ってただそこに存在するものなのか
正義って一つなのか・・・(最近そういう映画多いですね)
事実を伝えるってことは可能なのか・・・
事実と真実の違いも気持ちよく表現されていました。
嘘と真実・・・嘘という事実もあるわけで、その事実の上に
色々なことが積み重なっていたんだという事実。
政府とジャーナリズム・・・そもそもジャーナリズムってなんだ?ですね。
そして、何よりパワーゲーム、パワーゲーム、パワーゲームです。
もちろん、正義、真実っていう部分での戦いもあるんですけど、
同時に、女性がリーダーであることがどういうことなのか・・・も
キャスリンを通してしっかり描かれていました。
映画の3分の2のキャスリンの姿を見ながら、
私もなんどもそういうことあったよな・・・
今でもそういうこと結構あるんだよな・・・と
妙に自分を重ねてしまいました(苦笑)
男社会に女性のリーダーがいるっていう事実っていうんですかね(笑)
そして、彼女の自分への自信のなさとか、不安とか
なんかすごく共感できるんですよね(笑)
同時に、残りの3分の1の姿を見ながら、
女性だからこそのリーダーシップの姿を見た気がします。
何より、メリル・ストリープって本当にすごい役者なんだなって
再確認した気がします。丁寧っていうんですかね〜・・・
そして、映画の作りもとっても丁寧だったと思います。
単純に知る権利と正義っていうだけじゃなくて
この部分が描かれているのがこの映画のすごさかなと思うんですね。
そして、ベンも権利と正義を追って行く中で、奥さんに言われて初めて、
女性がリーダーシップを取るっていうことがどういう事なのか
ということを知るっていのが、またミソだった気がします。
これ、多分、言われないと全く考えないことなんだろうなと再確認っていうんですかね。
男性にとってはそういうものなんだなっていうか・・・
ああ、やっぱりそういうものなんだって思うとき、逆にある意味、男性を理解することも
できるのかなと思ったり。じゃあ、どうしたら理解してもらえるのか・・・
女性の人権とか平等とかそういうのを声高に叫んでいる映画じゃないから尚更
をれを思うのかもしれません。戦っているのは男だけじゃないんだぞっていうかね(笑)
ある意味、女性は「共感してくれている人」がいるときに
すごく強くなれる気がするんですね。
自分を振り返ってもそうかなと・・・共感という形で支えて励ましてくれる人がいると
ヘタレの私も意外とポーンと思い切ったことができたりする。
あるとき、「その笑顔が武器だよね」って言われたことがあるんです。
そもそも私はニヤニヤ顔っていうか・・・イギリスでは「チシャ猫みたい」って
言われたくらい、アホ顔っていうんですかね〜・・・
でも、このアホ顔だからできることもある。女性でアホ顔って意外と使えるっていうか(笑)
まあ、真剣に受け取ってもらえないとか、
本当にばかだと思われているとかいうことの方が
断然多いんですけど、だからこそ自由を得られるって言うか(笑)
パワーゲームは「ゲーム」でしかない。cought upするかしないかは自分が決めたら良い。
それは他者をリスペクトすることとは何も関係がないことなわけです。
なんか、昔の印刷風景とか素敵だった・・・活版印刷っていうんでしたっけね。
ワシントン・ポストってそもそもこういう会社だったんだっていうのも
すごくよかった・・・何かを一緒に作っている「同志」って特別だと思うんです。
「新聞は歴史の1行目を書いているようなもの」っていうセリフも素敵だった。
絶対また観たい映画です!!