真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

プレオRS雑考

2013-05-11 10:04:50 | PLEO RS インプレ

 今週、昼より空いた時間が持てる機会がありました。ということで、プレオRSを通勤・通学の足に使う日常の中で感じた、とりとめのない雑感を記してみます。


 たまたま新型のトヨタbBに乗せてもらう機会がありました。1.3~1.5リッターの普通車ということもあって5人乗せた状態でもたつくことなく加速をして、ロールをほとんどしないままカーブを駆け抜けていました。また煌(きらめき)という室内ユーティリティやオーディオに凝った仕様だったこともあって、防音性やインテリアの質感を含めて、最新型の普通車を肌で感じることができました。


 で、プレオを見ると、あらてためて軽だなと実感したり、あらゆる面での普通車と軽自動車の壁を再認識しました。まあ、10年落ちの軽と新型の普通車では、比較の対象にはなりませんが、軽自動車でも室内の質感、走りの質感とも、もう少し向上させたいですね。普通車から軽自動車に乗り換える際に一番気になったのが、質感でした。現在の軽自動車は、価格も含めてコンパクトカー並みになっており、質感も向上したと言われてますが、90年代くらいまではセンターパネルのエアコンがレバー式だったり、車名のエンブレムもステッカーだったり、コスト削減の跡が露骨に目に見えていました。


 ということで、いつものコースに向かいます。


 プレオRSを含めて、軽自動車のエクステリア自体には不満はありません。可愛らしさを含めていろいろなバリエーションもあり、軽自動車規格というサイズの制約の中で作られていますので、密度が高くて良いと思います。


 今の軽自動車では、エンブレムもちゃんと普通車並みのメッキのものが使われてます。これは後付のなんちゃってエンブレムですが、費用対効果は良いと思います。


 ワゴン型の軽も好きではなかったのですが、室内空間が広いことで軽独特の狭苦しさからは、逃れられます。ここもワゴンRが生んだ、軽自動車の質感向上のひとつですね。一度乗ってしまうと、スポーツ性を犠牲にしても、ここは外せない点になります。


 プレオは、背の高いワゴン型のため、もともと峠を攻めたりジムカーナなどに使われる車ではありません。スタビライザーは装着されてますが、重心位置が高いためロールは大きいし、基本的にアンダーな車です。


 ただこの車自体は、10年落ちのためサスも抜け気味なのでしょうか。フワフワする感覚もあります。


 純正にしても社外にしてもサスを交換となるとかなりの出費となりますので、とりあえずはタワーバーを入れたい。


 タワーバーはドレスアップとしては目立たないパーツですが、ボディのしっかり間が増すため、質感の向上にはつながります。費用対効果が高いため、個人的には好きなパーツ。


 10年落ちの軽のため、ダッシュボードのびびり音や、軽独特のきしみ音みたいのは仕方ないか。


 まったくもって峠向きの車ではありませんが、サス交換とタワーバーによってロールを抑えてやれば走りの質感は向上し、かなり楽しくはなるような気がします。


 この車、10年落ち8万キロの割には、外装内装ともかなり綺麗な個体ですが、まったくのフルノーマル車です。プラグコードがブルーの社外品に変わっているくらい。反面、バンパーの隅などあちこち修正ペンの跡があります。女性オーナーで、車庫保管されてたのでしょうか。RSはいかつい顔ですが、マンダリンイエローのおかげで、ファンシーさも加味されて、女性が乗っていても不思議ではありません。


 町で見かけるプレオって、なぜかおばちゃん率が高い気がします。


 直線は、かなり得意。スーパーチャージャーによる高トルクと、低回転よりのCVTの設定のため、音も振動もかなり静か。最近の高燃費のエコ軽の技術を見ると、アイドリングストップや運動エネルギー回生システムなどと並んで、CVTの採用による低回転化が燃費を稼ぐ技術のひとつになっています。スバルは、10年以上も前からこれを実用化していたのですね。


 プレオは、エアコンの効きも弱いと言われてます。これはまめにガス補充してやるしかないか。


 風切り音やロードノイズは、かなり室内に入っています。これも古い軽自動車の仕方のないところ。エーモンからノイズ低減のセットとか出てるみたいですが、どれくらい効果があるのでしょうか。


 ドアのデッドニングやウーハーとまでは行きませんが、コンポもナビ付きの新しいものに変えて、スピーカーも社外品に交換してやれば、かなり良くなるでしょうね。ただ一体幾らかかるのだか。


 ここまでの不満点を解消すると、へたすると車体価格超えちゃいそう。


 ということで市街地に戻ってきました。軽自動車購入時にスバルのR2と並んで欲しかった軽のひとつ三菱i(アイ)。日本車には珍しい、何から何まで個性的な車。ユーティリティより質感、存在感重視の車。週末用として距離を走らないでガレージに保存しておきたい。


 駐車場にて、単体で見るとあまりワゴンという感じがしないプレオRSですが、並べてみると普通車より全然背が高い。少しワゴンタイプに見えるスイフトなんかと並べても、軽ワゴンって全然背が高いです。ワインディング不得意なはずです。


 ということで、ガレージへ帰宅。プレオRSの不満点について、とりとめもなく考察してみました。10年落ちの車ですから(基本設計は15年前)、今の新型車に劣って当たり前なのですが、比較して考察の対象になるというだけでも、スバルの先進性を感じます。あの当時の車としては、そうとうにキチンと作られていたのだと思います。


 CGの軽自動車特集を見ていたら(ステラ・カスタム、ソニカが新車当時のもの)、販売される車の1/3が軽自動車とナレーションがされてました。現在では、4割とか言われてますので、普通車よりの乗り換え組も多いのでしょう。個人的には、軽自動車は質感さえ向上してくれれば、お気楽で楽しくて良いと思います。プレオRSだと、セカンドカーの趣味自動車としても、十分役目を果たしてくれるでしょう。


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3 コメント

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黄プレオいいですね (NAカシミヤ)
2013-05-12 18:33:25
黄プレオいいですね、
私も白のRSリミテッド(2001年式)と黄R2を所有していますが、マンダリンイエローのRSのいい個体があれば欲しいと思っています。

ただこの色はなかなか出ないんですよね~
今となっては貴重で希少な黄RS ・・・大事になされて下さい。
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はじめましてが・・・ (NAカシミヤ)
2013-05-12 18:44:18
はじめましてが抜けていました・・・
大変失礼しました。
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はじめまして (spo-abarth)
2013-05-13 21:22:04
コメントありがとうございます。

イエローの車で検索をして、以前からHPは拝見させていただいてました。クリームイエロー・パールのR2はわりと見かけますが、トパーズイエローのものは珍しい気がします。コンセプトカーのR2を連想させて、R2の特別感を最もよくあらわしている、良い色だと思います。

マンダリンイエローは、マンダリン(柑橘類)ということもありオレンジに近い色です。こちらも結構味わい深い珍しい黄色ですので、ぜひ入手して下さい。
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