半月のこころ

月にたとえると、半月です。三日月もいいな、満月もいいな、って思っちゃう。

屠場の見学に行ってきました@加古川食肉センター、兵庫県(こわい写真は載せてません)

2012年05月19日 | 菜食・無添加のススメ
※建物の外側の写真しか載せていません。
内側の写真も撮影OKでしたが、ブログなどでの公開はNGとのこと。
ただし、かけてあった説明パネルの写真は載せてますので、見たい人はクリックして大きくしてみてください。


加古川食肉センターに、見学行ってきました。
この話をごパンさんから頂いたときは、一つ返事で、「行きます!」といったけど、
実は ず~っと やっぱり断ろうかと どうかと迷っていました。

でも、自分に与えられたミッションだと思って、こんな機会めったにないし
自分の眼で見よう と思って 結局 断らずに、きっちり有給とって
質問したいことなどをメモして準備しました。


自分はその光景に耐えれるだろうか、卒倒してしまうんじゃないかと不安でしたが
結果的には そういう感じにはなりませんでした。



朝一にご一緒する方の車に便乗させてもらい、加古川食肉センターへ到着しました。

周囲はのどかな田んぼと民家といったところ。

見学者は私を入れて4名です。(この見学の呼び掛け人の方は急用でこれなくなりました)

しばらくほかの合流する方々を待っている間、建物の表側から、
いわゆる「枝肉」が何体か、レールに吊られた状態で出てきました。(クリックすると大きくなります)

 

この枝肉になった状態は、
オーストラリア時代に、国をあげての畜産と物産展、EKKA(エッカ)@ブリスベンで実物を見たことがあったので
自分としては、心の準備はできていました。

これから、別の食肉加工場へ搬送されるのでしょう。



事務所のような建物の入り口でご挨拶、そして、まずは建物の裏側へと誘導されたので、
建物のサイドを歩いていたら、
はがされた牛の皮が 水と少しの血と一緒に、ズルズル、ベロンと排出されて、外の入れ物に積み重ねられ
層になっていた光景を見て、頭が真っ白になりました。(クリックすると大きくなります)


建物の裏側には、誘導チェーンに鼻ぐりをつながれた牛たちが列を作っていました。


建物の中から外へベロリと排出されたペッタンコになった皮。
屋外でまだ生きている、あと5分ほどで死が訪れる、牛の列。
この狭間がこの室内にある。


担当の獣医師のTさんとごあいさつし
このセンターの運営概要などを聞きました。

ここで処理される牛は、兵庫県内だけなく、他府県から来る牛も多く
それは、地方で処理するより、こちらでセリにかけたほうが高い値がつくことがあるからだそうで
輸送費とのかねあい、のようです。

輸送されてきた牛は夕方ぐらいに来て、次の朝から処理されるそうです。
このセンターは、牛専門 1日60頭ほど。年末になると100頭ぐらいのときもあるそう。


お話をうかがっている間にも、獣医師さんによって生体検査に合格された
牛の列は1頭1頭、中に入っていっていました。
牛たちはほとんどおとなしく うつろで、鼻ぐりとつながれているレールの誘導にしたがって
足を進めているようでした。
ある牛は精一杯こっちに顔を向けて目をむき、いやがっているように見えました。
彼らまで、血のにおいは、しているんじゃないかと思いました。

(私たちが立っていた場所からは何のにおいも漂ってきませんでしたが
後で 建物内からその入り口を見たら、放血している場所と入り口が思ったより近かった)

中から、牛の鳴き声なのか 機械の音なのかわからない音が、定期的にしました。



建物に入る前に、畜魂碑の紹介がありました。



いよいよ、建物に案内されました。外の入り口の階段に、血痕が数滴落ちていて
また目が回りそうになって、建物にはいっったら、いわゆる精肉のにおいがすごくしました。

私には、荷が重すぎる使命だわと、来たことを一瞬後悔しましたが
まもなく、見学専用の大きな窓のついた部屋につきました。


その窓越しに、
生きている牛が、枝肉になるまでの全工程を見ることができました。


外で鼻ぐりを誘導レールにつながれ
と殺の列へ並ばされた牛は、
建物の入り口から中へ入って 2頭分処理を待ち、
次に歩むとき、
狭い鉄製の囲いに入って身動きがとれなくなった状態で、
打撃銃というもので後頭部を撃たれると、牛は脳しんとうを起こし、
牛はごろんとくずれ倒れ、職人さんが動脈を切開して放血させ、死に至らしめます。
床は、文字のごとく、血の海です。

牛には苦痛を与えないのです、と説明がありました。


放血した後しばらくは、横になったまま大きく足をばたばたさせているのが見えました。

正直言って、獣医師さんに「あの状態で意識はなく、苦痛は感じていない」と説明されても、
牛が痛みを感じていない、と、自分では確証が持てませんでした。

動脈切開のとき、食道をバンドでくくります。消化器官に入っているもの(要するに消化中だった餌)が漏れないようにするためです。

放血が終わり、片足をチェーンでくくられ  逆さに吊りあげられます。
そのときも、はげしく足をばたばたさせている牛もいました。

今一度 獣医師さんに聞きましたが
「放血した時点で命は終わっているから、あれは、筋肉が反応しているだけです」とのことでした。

吊あげられた体は、ずっと床に接触することなく、処理されます。

イメージ的には、ドキュメンタリー映画のいのちの食べ方 と似てるプロセスでした。
工場の製造ラインのように、スペースの無駄なく、スムーズに進んでいるようでした。
非常に集中力の要るタフな仕事だな、と職人さんたちを見て思いました。

「ダーティーゾーン」の説明 (閲覧注意。見たい人は、クリックして大きくしてください)

角と足を切断し
皮をはいで、
スチームで洗浄され、

「クリーンゾーン」の説明(閲覧注意。見たい人は、クリックして大きくしてください)


頭部からBSEの検査用に検体を採取し
頭部を切断し→頭部はほほ肉やタンをとるのでまた別室へ流れていくようでした。
肛門の部分を裂いて、そこで腸の先をバンドでくくります。
これも消化器官に入っているもの(糞)がほかへ漏れないようにするためです。

内臓を取り出し→肺/心臓/肝臓、消化器系も別室へ流れ次の処理におくの部屋に流れて行きました。
電動鋸で背割り(体を2つに割る)
これで枝肉になります。

スチームでさらに洗浄され、冷蔵室で検査結果を待ち、合格だったら出荷されます。
ここまで、1頭だいたい30分くらいの処理です。

室内での作業を わかりやすいイラストで見ることができます。
神戸新聞 工場の歩き方 産業ツーリズム・入門



ガラス越しなので、かもしれないし、
このセンターだから、すべてがシステマチックでスムーズなので
逆に、感情的になりませんでした。

外とは、別世界のようでした。

ついさきほど死んだ、クレーンでつるされた牛たちは、
すでに「違うもの」のようでした。

皮をはがれ 赤く あらわになった 顔をみると
もうそれは絶命した、ほかの何か、になっていました。


説明してくださったTさんは、検査体制のこと、衛生上のことを詳しくお話してくださいました。

内臓を取り出す作業を見ていて、
「内臓をみていて、最近の牛はヘルシーじゃなくなってきた、というのはありませんか?」
と質問しました。

日本人好みの霜降りにするために、牛の生理ぎりぎりまで、濃厚飼料を食べさせた結果
牛そのものの身体能力を奪い、いわゆるメタボとストレス状態で、内臓は未病/成人病状態だから廃棄率が増えたのだと
聞いたことがあったからです。

確かに霜降りにするために、濃厚飼料を食べさせて仕上げをする、需要があるから。
たとえば人間の健康な体と比べれば、もちろんややメタボ。との回答でした。


中での見学が終わり、次はDVDを視聴させていただきました。
このDVD、けっこう率直でいい内容だなと思いました。
きれいごとな演出は控えめで、意外とグレーな部分も正直に紹介されていていたからです。

「960日のいのち -安全安心な食肉の生産から消費まで-」(40分)

960日というのは、肉牛が生きられるだいたいの日数です。

かわいい子牛が繁殖農家さんで誕生するところから始まります。
- この子牛は、人間に食べられるためだけに生まれた -
としずかに字幕が入っていました。

とても率直な表現だと思いました。
いくらこの子牛がかわいくても、この子はいずれ、食べられるために殺される運命である、という明確な表現です。

牛の健康管理、
雄牛の去勢(肉を軟らかく、雄の闘争心を和らげ人間が扱いやすいようにするため)
角切り(角による外傷を防ぎ、また 人間が管理しやすいようにするため)
肥育農家さんの飼料の調整(乾草、混合飼料、濃厚飼料)についての紹介がありました。


生体検査、と殺プロセスの詳細、衛生管理、検査体制の詳細も説明されました。


DVDの最後らへんで、
繁殖農家さんのご家族がすき焼きか何かを食べているシーンがあって
「自分の育てた子牛を食べたいですか?」という質問に対して
「ま、まぁ食べてみたいですね・・」
とちょっと私には、大手を振って回答しにくい質問に、戸惑っているように見受けられました。
その戸惑いを編集でカットしないところがよかったと思いました。

経済動物だとわりきってやっていかないといけない部分がある、とDVDのまとめの部分で繁殖農家さんがおっしゃってた。
これも、正直なところだなと思いました。

また、食肉加工センターで働く職人さんのインタビューもあり
「かわいそうとか汚いとかいわれる仕事だけど、こういうのをやるひとがいるから、みんながお肉を食べれるのであって
自分の仕事を誇りに思う」と笑顔で話されていました。


DVD終了後、
質問タイムもありました。

◎去勢と角きりは麻酔してあるんですか?
部分麻酔はしていると思う、とのことでした。

◎検査のとき、残留毒素の検査がありましたが、その残留する毒は具体的になんですか?
飼料の農薬、牛に投与した医薬品、ホルモン剤(?なにのホルモン剤だったか忘れました)
(しかし、肉を軟らかくするための女性ホルモンの投与や
外国で認められている成長ホルモン剤は、日本で法律で認可されていないそうです)

◎牛や豚の解体は、法律により許可を受けた処理場でしか処理できない。
鶏は、その限りでない。(小規模施設であれば、認可を受けた処理場の担当者が、チェックに行く。)

◎今日見たのは全部 黒い肉牛でしたが、乳牛だった牛もこちらで処理しますか?
します。肉が固いのでハム、ソーセージなど加工用に回ることがほとんどです。


情報を閉ざすよりも、もっと見てもらって、消費者のひとびとに知っていただきたいというポリシーで
作られたセンターだそうです。


。。見終わった感想。。

屠場というと恐ろしいイメージだったのだけど
室内の加工プロセス(生体検査、牛のいのちを奪うところ、解体作業、解体後の諸検査)の一連が
あっけないくらい、シンプルでスムーズに見えた、というのが印象です。
自分でもそんな印象を持つなんて思いもしなかったのですが・・・

この加古川食肉センターは、平成12年に年に設立されたセンターで、
県の意向で、消費者に見せることを前提に設計された建物なのだそうです。
なので、ある意味、「用意周到」というわけで、
日本の中でもトップクラスの最新の加工施設を搭載し、
検査もきっちりしているはずです。ここで信頼を失わせるようなことはできないんだろうな、とも思いました。

意外と、あの場で感情的にならなかった。室内の作業を見て
崩れ落ちて泣いたりしなかった。(そうなると思って覚悟してきたのに)

これは、やっぱり、見学者受け入れ態勢万全の、この、新しめの、加古川食肉センターだったからじゃないかな、と思いました。

ほかの、公開されていないと畜場の実情は、自分の目で見てないので、なんともいえません。
未公開の食肉センターをもし見たら、卒倒するような状況かもしれないし、
そうでないかもしれない。
(兵庫県では 鶏と豚の解体を一般が見学できるセンターはないそうです)

また、DVDは、こちらのセンターが県のポリシーで作られたもので
自己紹介、なのだから、すごくいい状況 を紹介していると思います。

「ウソついてる!」とは言いませんし、きっと誠実に作られたんだろうと思いますが
この40分のDVDは とても駆け足で、「編集者」の方の「見せたい」ところにピントがおかれているはずだからです。

「なんだ よかった~」ってなんでも鵜呑みにしない、メディアリテラシーが必要だと思いました。


けど、本当に、センターの方々や県のポリシーは大いにレスペクトしたいんです。
このセンターの見学を受け入れる、というのはとても画期的な取り組みだし
すごく勇気のいることだったと思います。

消費者の多くは、きれいにパッケージされたお肉を買うときや外食でお肉を食べるとき、
このセンターのような場所、と殺される牛、作業をしている職人さんたちの存在
を考えず、ただただ消費し、飽食しているような気がしてしまいます。(きつい言い方でごめんなさい)


見学の受け入れ、可視化すること、は、このセンターのすごく重要なミッションだと感じました。
中学校や高校の見学もしているとのこと!

働いている職人の方々、運営されている方々にとっても、仕事にほこりを持ち、
社会に対し、オープンでいる、ということは 新しい試みでとても勇気の要ったことだったはず。

そして、忘れてならないのは、人間に食べられるだけに生まれてきた牛たち、その命を奪うこと、それは
タブー視されるべきものなく、認識され、語られなければいけないと思います。

そのあたりは いのちのたべかた 森 達也 著を読んでおかれたし。
わたし的には、1点重要なところが納得できない本だけど、いい本です。


よくちまたでは「感謝していただく」っていう言葉がとびかっているけれど、
正直言って「感謝していただく」という言葉がきらいです。だいきらいです。
このきれいなひびきが、「具体的に知る」という作業を飛び越え
いきなり「美談」に飛躍して終わってしまう、
つまりはくさいものにフタをする(都合悪そうなことは聞かない 視界から外す)状況を生んでいると思います。

ベジタリアンになるか否か、というところに、話の根本があるわけではありません。
そんな大きな決断、いきなりしなくていいです。

それは個人的な生き方の選択にすぎないからです。
各々の人に、生き方が考え方があります。

私の場合は、個人的な生き方の選択として、ビーガンですが、それは個人の自由です。

「具体的に」知る、ということが、「感謝していただく」ことだと思っています。
そうでなければ、すごく しらじらしい、内容のない「感謝」に終わってしまいます。

だから いわゆる「かんしゃして うんぬんかんぬん」は、どうよって思って大いにヘソを曲げてしまいます。



あと、思ったこと。
このセンターで学んだ「食べるために育て命を奪う」というのは認識すべき重要なポイントです。
しかし、これは個人の心がどうとらえるか、ということにかかっている部分があります。
あの場でショックを受けたとしても、
ニンゲンの「忘れる能力」というのは、すばらしく機能します。


だから、これだけではない、要するに、肉食に関する、み~んなに、普遍の 環境問題について
もっと広めていかかなきゃって 逆に、思いました。

家畜を大量生産するためにどれだけ飼料を投入したか
すなわち飼料を生産するためにどれだけ、土地、水、農薬、化石燃料、化学肥料、遺伝子組み換え技術 を投入したか?

穀物を家畜に回すことで、世界でどれだけ、水と食糧の不均衡が起きているか?
(貧しい国から穀物を奪い、食べ物がマネーゲームに使われる。水不足の国から、水を間接的に奪っている)
(11kgの穀物を家畜に食べさせても、1kgの肉にしかならない(トウモロコシ換算)、という不効率さを生む)

家畜を安く育てるために熱帯雨林や草原地帯の土地を焼き払い、不自然な多い数の牛を放ち、彼らが草をはみ、踏み固め、
自然のキャパを超えた廃棄物(糞尿)を排出し、どれだけ、不毛な土地ができてしまったか?

大量生産された家畜が排出した廃棄物や大規模飼料生産によって どれだけ、
空気(余分な二酸化炭素、窒素酸化物の気化、アンモニア、メタンなど) 土壌・地下水(農薬、化学肥料、過剰な窒素、アンモニアなど) 海洋(汚染物質が河川にながれ、結果的に海洋が富栄養化、デッドゾーン創出) 森林(酸性雨) が汚染されたか?
このあたりの情報は
肉食.com
国連食糧農業機関(FAO)調査報告書 "Livestock's long shadow" (畜産の長い影)英語
農業情報研究所による、日本語要約 牛が環境への最大の脅威 FAO報告
肉食再考委員会


これに、もっと、自分を束縛することなく、自由に
みんなが、反応していかなくてはいけないんじゃないかって思うのです。

たとえばモンゴルや極地周辺の人々が肉を食べているじゃないか、とか
昔々、人類は肉を食べて進化した、とかいう話でもなく、
自分のキャラがどうのこうのっていうのでもなく、

この時代に、この場所に、生きている この自分は、どう感じどう考えどう行動するか?
というのがポイントだと。(説教くさい?ごめんなさい)

みんなにできることは、
「肉食を減らす」ことです。それをタブーにしないことです。
ベジタリアンになるか否か、というところが争点ではありません。


そうとう脱線したようにみえますが
私の頭ン中ではつながってるんだけど・・


このような機会をいただけたこと とても幸運に思っています。
心から、感謝したいです。

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13 コメント

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おかもんありがとう! (Natsumi)
2012-05-19 22:55:24
ごパンさんからも報告頂きました^^
センターの見せようとする姿勢は評価したいって言ってたよ。
私も夏くらいまでに行ってくるね!

>このきれいなひびきが、「具体的に知る」という作業を飛び越えいきなり「美談」に飛躍して終わってしまう、
つまりはくさいものにフタをする(都合悪そうなことは聞かない 視界から外す)状況を生んでいると思います。

その通りだね本当に。

お疲れ様でした
返信する
実際に見た感じがしました (russia)
2012-05-20 00:55:30
僕は読んで見て動揺しました。
おかもんちゃんの真摯なとこが素晴らしかったぁ。
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Unknown (おかもん)
2012-05-20 19:30:23
なっちゃん
お、夏に行くんだね。センターの方に聞き忘れたことがあるから、それ、質問してきて! またメールするね。で、注意点もあるから、また連絡するね。

russia さん
ありがとうございます。いろんなかたに、「動揺」しててほしいです。そして迷ってほしいです。
迷うぐらいは、してほしいと思っています。
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Unknown (けんたらう)
2013-03-12 16:36:04
はじめまして。

とても読み応えのある文章でした。

>「具体的に」知る、ということが、「感謝していただく」こと

これ、本当ですね。
直接見てからどう判断するかはそれぞれで良いと思います。
良かったも、嫌悪感を感じたかも。
まずは、知る事ですよね。

いつか、機会があれば行ってみたいと思います。
ありがとうございました。
返信する
動物が苦しんでないか心配でした。 (野良犬太郎)
2013-03-28 16:26:48
為になりました!ふと食肉加工で動物をしめる仕事は嫌だなと思いと殺についていろいろ調べここにたどり着きました。動物は神様だと思ってる(食肉、革製品など恩恵をくれるから)ので、牛が苦しまないようにしてくれてるのを見て安心しました。ありがとうございます!
返信する
Unknown (きむ)
2013-10-27 00:08:49
初めまして。
とあるきっかけで、はどのように行われているか知っておこうと思い、ネットで検索するなかでこちらのブログに出会い、拝見させていただきました。

正直、写真は怖くてアップにしてみれませんでした。
文章を読んでいるだけで、血の気がひいていく感じがしたので。。

このブログで、牛さんが精肉になるまでの生々しい過程を知り、牛肉をいただくことに罪の意識を覚えました。
食肉用の牛さんを生産し、命を奪い、精肉にし、食卓に並ぶ。これが当たり前のサイクルになっていること。
また、牛さんを育てる酪農家さん、命を奪う場の職人さん…その方々に対して、またそのような職が存在していることに対しても人間の罪というものを感じてしまいます。

私の祖母は兼業農家で、食用の牛さんを育てています。
祖母は牛肉を、可哀想だからと言って食べません。
祖母の家に行くと肉料理が食べれないため、正直祖母の考えを鬱陶しく思っていました。

しかし、今回場の様子を知り、祖母の気持ちが痛いほどわかりました。

でも、私は牛肉のおいしさを知っています。
また、牛肉をいただくことに罪深く感じ、社会に対して倫理観を問おうと声をあげたところで、はなくならないと断言できるでしょう。

それならば、少しでも命が無駄になるようなことがなくなるように、生産や消費の仕方を考え直すよう努めたいものです。

ありがとうございました。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-12-07 23:58:31
はじめまして。動画観させていただきました。
素晴らしい施設ですね。ここで殺される牛達は幸せですね。

私は昔、農協に勤務しており、何度も牛や豚を場に運んだことがあります。

「牛が痛みを感じているのでは」といった内容が多々見受けられますが、
痛みを感じていたらなんだというのでしょうか?
痛くなければいいのでしょうか?
痛みを感じない植物ならば殺していいというのでしょうか?

私が長い間、「」という仕事に間接的であれ関わり、思ったことがあります。
我々は命をいただいて生きているのだということ。
可哀想だから肉は食べないようにする。
最も短絡的で、逃避的な考え方です。
自分だけ関わらなければいい。
いじめを見て見ぬフリをする人たちとどう違うのでしょうか?

正直、綺麗なものだけ見て満足しようという内容にしか、私の目には映りませんでした。
牛が可哀想だから考えてみよう?って内容ですよね。
この場に従事される方々、
畜産に携わる方々の気持ちをまるで考えていませんよね。
大変残念なブログでした。
返信する
ありがとう (ふぐ)
2014-03-28 01:28:06
初めまして。記事を書いて頂き本当にありがとうございます。私は神戸出身ですが、近所の加古川にこういうセンターがあるとは知りませんでした。今はカナダに住んでいますが、近所にも鶏の処理場があります。近くを通ると死のにおいがします。私も6年間Veganを続けてましたが、今は家ではVegan、外ではVegetarianをしています。自分のブログにもぜひ書かせて頂きます。ここを見学してくださり、ありがとうございました。あなたの行動に感謝です。
返信する
Unknown (チンク)
2014-10-08 08:45:56
初めてコメントさせていただきます。
非常に共感の持てる内容でした。私は中学3年生のときに、理科の授業で穀物を家畜に回すことで飢餓の問題があるという話を聞いてから、肉食を基本的にやめました。もちろん、私一人がそんなことをしたところで世界が何も変わることはないということは十分に承知しています。また、差別の問題、南北問題、食糧問題、環境問題、人間と動物の関係、命の問題・・・肉食の問題は、色々な問題を考えさせられることだと思っています。自分の中ではっきりした答えを持っているわけではありませんが、とにかく肉を食べるにしろ、食べないにしろ、現実から目をそらしてはいけないと思います。鶴見俊輔さんの言葉に、「世界は原因と結果が巧みに引き離すように仕組まれた大きな場だ」という言葉がありますが、この言葉は比喩でもあり、またそのままストレートにも読める奥深い言葉だと思っています。
『いのちのたべかた』(森 達也著)に1点重要なところが納得できないとのことですが、具体的にどのあたりが納得できないのか、もしよろしければご教示いただければありがたいと思っています。
返信する
またお前か (サイバー警察)
2014-11-13 09:29:01
>Unknown13/12/07 23:58
>└Unknown
相変わらず名前も書かない時点でお前自身自らの存在価値、お前のコメントに何の信憑性も無い事を自ら認めてしまっているのだから愚かとしか言いようがないな。

>はじめまして。動画観させていただきました。素晴らしい施設ですね。ここで殺される牛達は幸せですね。
この数行を見る時点で13/12/07 23:58時点でのお前は、大卒以上の最終学歴はなく、非正規雇用労働者または外見的精神的学歴的理由により収入を得ていない者である事は、誰の目にも容易に窺い知る事が出来る。またこのブログ主の親しいと思われる関係者ブログにも同様に余りにも稚拙で異常な精神疾患粘着コメントを多々残しているところから性的欲求不満解消と性的ストレス発散が1番の目的である事は明らかで特定も容易である。

>私は昔、農協に勤務しており、何度も牛や豚を場に運んだことがあります。
この一文でもお前が現実格差社会に恨みを抱きながら、日々ネット依存に明け暮れる怠惰で無意味無駄な人生を送り、ネットのみで目にした事をお前独自のどうしようもない統計学により弾き出された、皆がネットでこう書いてるからこれは正しいだろうという恥ずかし過ぎる選択をし、俺は馬鹿じゃないGoogle先生のおかげで一般社会人並の一般教養を身につけているんだ!と余りにも浅はかで余りにも無知で余りにも世間知らずな犯罪者予備軍でしかないお前の妄想虚言を決定的にするものである事にすら気づいていないとは笑いすら生まないな。

>「牛が痛みを感じているのでは」といった内容が多々見受けられますが、痛みを感じていたらなんだというのでしょうか?痛くなければいいのでしょうか?痛みを感じない植物ならば殺していいというのでしょうか?
疑問形を繰り返すだけ繰り返しお前の意見は何もなく、何を言いたいのかが余りにも曖昧で否定にもなってないところが13/12/07 23:58時点でのお前は、大卒以上の最終学歴はなく、非正規雇用労働者または外見的精神的学歴的理由により収入を得ていない者である事を決定付け、尚且つその人生の敗残者である無知無能で外見的精神的に気持ちの悪過ぎるお前が、ブログ主に嫌悪感を与える事による性的ストレス発散目的である事は、誰の目にも容易に確定出来るものである。

>私が長い間、「」という仕事に間接的であれ関わり、思ったことがあり~大変残念なブログでした
もはや低年齢層の日記か何かを参考にしたコメントなのか妄想虚言はともかくとしても何一つとして正当性や具体性は微塵もなく、ぼくはあたまがわるいですよねまで読んだとしか言えず、否定としても余りにも弱く言葉にならず可哀相にもならず嫌悪感すら感じずどうでもいいな。
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