はいは~い。
何故か自然災害ネタは引っ張るこのブログ。
だって、疑問がうかんでくるんだもん。ブリッコ
という訳で、今日のお題は!
台風とハリケーンとタイフーンとサイクロンって何が違うとや???教えて!!良純さ~ん!!
で行きたいと思います。うん。
ちなみに、良純さんに聞いたワケではないですよ。残念ながら。
まず、
アメリカ南部を襲った「Katrina」もソレであります
ハリケーン(Hurricane)から。
ハリケーンとは、北半球の東経180度より東、南半球の東経160度より東で発生する最大風速(1分間平均)が64ノット以上のトロピカル・サイクロンを指します。
…ん?
トロピカル・サイクロン??
新たな謎が浮かんできたYO!
まず
サイクロン(Cyclone)から攻めてみますか。
サイクロンとは、低気圧を指すもっとも一般的な用語です。台風もそれ以外の低気圧も、すべてサイクロンです。
ふむふむ。台風もハリケーンもサイクロンてことね。
じゃあ、
トロピカル・サイクロン(Tropical Cyclone)とは??
トロピカル・サイクロンとは、熱帯(性)低気圧、つまり一般には熱帯地方に発生する種類の低気圧を指す用語です。
ほぉ!!トロピカ~ル!何かマンゴーとかパパイヤみたいな味がしそう!!(しません)
ん?何と
エクストラトロピカル・サイクロン(Extratropical Cyclone)なるものもあるらしいですぞ!!
エクストラトロピカル・サイクロンとは、温帯低気圧、語義通りに言えば熱帯外低気圧を指す用語です。日本付近を通過する低気圧はほとんどこのタイプです。
これとトロピカル・サイクロンとの構造の根本的な違いは、トロピカル・サイクロンは暖かい空気のみで成り立っているのに対し、エクストラトロピカル・サイクロンでは暖かい空気と冷たい空気とが接している点にあります。その結果として、発達のためのエネルギー源も異なることになります。
やばい!何か少し難しい話になってきた!!
要するに、トロピカルなだけじゃなくてエクストラな訳ですね!
日本に接近する低気圧はエクストラでトロピカルなのですね~…なるほど。
じゃあ~今(9月6日現在)日本に猛威を振るっている
台風は?
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼び,このうち北半球の東経100度〜東経180度で発達して中心付近の最大風速(10分間平均)が34ノット (17.2m/s)以上になったものを「台風」と呼びます。
お!ということは…台風はエクストラじゃないトロピカルなサイクロンてわけですね。
じゃあ、名前が似ている
タイフーン(Typhoon)は別人?(人??)
北半球の東経100度〜東経180度に進んだ熱帯低気圧で最大風速(1分間平均)が64ノット以上のものを、タイフーンと呼びます。
ふむふむ…台風よりタイフーンのが強いわけだ。
…ん?待てよ?
東経100度より西では何て呼ぶんだ??
台風(トロピカル・サイクロン)に相当するものを呼ぶための用語が存在しない場合にはサイクロンという名前をそのまま使います。
おぉ!!!!原点に還るわけですね!!!!
というか、ぶっちゃけ呼び方が無い訳ですね!!!
しかし、オーストラリアには
ウィリー・ウィリー(Willy-Willy)なんて呼び方もあるみたいです。
な~る。
てか、面倒くさいから全部サイクロンにしたらえぇのに…
とか言うと気象好きさんに怒られそうだ。
あ!!!うぉおおおお!!!
今、台風情報見てたら、この14号さんは
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)らしいですよ!!!(9月6日2時45分現在)
と、いうことは~
タイフーンですね!コレ!!!
台風とは呼ばせへんで…
わいは…タイフーンや!
と、14号さんが言っているかの様に外の風が酷くなってきました。
カトリーナ以上の勢力と報道されていて「まさか~ハハン」と思っていましたが、
14号が東経180度より東に行くとハリケーンと呼ばれるわけで
カトリーナさんと同じ扱いになるわけだから…
めっちゃ信憑性が増したぞ!おい!
明日どうすんねんバイト~…カトリーナには流石に勝てんぞ…
それと。
まれにハリケーンが日付変更線を越えて日本の担当海域に入ってくることがあります。この場合はハリケーンから台風に呼び名は変わりますが、最初からついていた英語名は変わりません。
だそうです。ということは、もし仮に「Katrina」が日本の担当域に来たとすると
「台風14号」とかではなくて「台風カトリーナ号」とか呼ばれるわけですか??
そう言えば、
ハリケーンには名前を付けてるけど、
台風は番号だよね~…
て訳で、こっちも調べてみましたよ。
サイクロンの命名には
リスト方式と
番号方式があるそうで、
ハリケーンが『リスト方式』
台風は『番号方式』が採用されているそうです。
『番号方式』とは、その年に発生した順に番号を付けていくもので
『リスト方式』はあらかじめ作っておいた名前リスト(たいていはアルファベット順)の順に付けていくというものです。
例:
大西洋方面のリスト(2003~2009)
世界的には『リスト方式』が普及しているそうで、
日本の地域で発生した台風にも実は名前がついていました。(日本で使われていないだけ)
もともと、アメリカの空軍・海軍などの学者が自分の彼女や奥さんの名前を付けていた名残で女性名が多く、男女同権の意向から男性名と女性名が交互に付けられるようになりました。
ということは、「カトリーナ」はもしかしたら「リー」だったかも知れなかったんですね~。
私の中で「カトリーナ」は悪女のイメージになっちまいましたよ。
日本では使われていなかっただけで、実はアメリカによって英語名が付いていた台風たちですが
2000年に
アジア地域固有の名前を付けることになりました。
カンボジア・中国・北朝鮮・香港・日本・ラオス・マカオ・マレーシア・ミクロネシア・フィリピン・韓国・タイ・アメリカ・ベトナムの14カ国が順に名前を提出し、合計140個の名前がリストアップされています。
このリスト、見ているとなかなか面白いですよ。
日本はネーミングセンス無いですね~。
各国とも統一性があまりにもないので見ものです。
それぞれの国の人名にしとけばよかったのにね。
と、言うわけで実はこのタイフーン14号サンにも名前がついています。
何か気になりますよね~…
どっか載ってないかな~…
JTWC(アメリカ海軍合同台風警報センター)のトップに書いてありました!
リスト137個目の
Nabi(ナービー)さんと言うそうです。
韓国語で『蝶』という意味らしい。
ナービーはカトリーナを超えるのか?!
外はまだ強風圏内なのに
何かスゴイことなってます。
ナービー怖ぇ~…
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□参考□
・台風ステーション
・デジタル台風
・気象庁HP
・Joint Typhoon Warning Center HP