蒲田の或るショップで突如発見、即時にサルベージ。
「これアウトレットになってますが状態はどうです?」
「それ新古品ですよ。早く捌いてしまいたいもんでね」
ということで、只同然の価格にてお買上げとなった。
鷹揚な(商売っ気がない?)店主殿には深謝したい。
店を出ると宝石でも護送するように持ち運んだものだ。
スライドとフレームのフィニッシュに微妙な差を施す、
といった細工に造り手の拘りが現れており、私好み。
発射性能を度外視すれば、完成度は上々と評価したい。
コクサイのエアガンの金型は火災や盗難で喪われた由。
もはや再生産も叶わぬため、偏奇な蒐集者としては
こうした製品を手にする度に哀惜の念が込み上げる。
「これアウトレットになってますが状態はどうです?」
「それ新古品ですよ。早く捌いてしまいたいもんでね」
ということで、只同然の価格にてお買上げとなった。
鷹揚な(商売っ気がない?)店主殿には深謝したい。
店を出ると宝石でも護送するように持ち運んだものだ。
スライドとフレームのフィニッシュに微妙な差を施す、
といった細工に造り手の拘りが現れており、私好み。
発射性能を度外視すれば、完成度は上々と評価したい。
コクサイのエアガンの金型は火災や盗難で喪われた由。
もはや再生産も叶わぬため、偏奇な蒐集者としては
こうした製品を手にする度に哀惜の念が込み上げる。
spaspaboyさんの簡潔でありながら凝縮されたトイガンへの愛情溢れる記事を拝見し、意気に感じ、コメントさせていただきます。
小生も5904のみ所有しておりますが、その魅力に常日頃感じ入っております。
本品である5906、非常に良いコンディションの個体を入手されましたようで、画像を拝見しながらドキドキしました。
以降も度々お邪魔したいと思いますので、これからもどうぞよろしく御願い致します。
このM5906ですが、入手が叶ったのは誠に以て僥倖というべきでしょう。どうやら前のオーナーさんは、購入後に暫し玩弄して一定の満足を得たのち箱の蓋を閉ざし、十年近くの歳月(座敷牢にでも置き忘れたわけでもありますまいがw)そのまま忘却してしまっていたかに想像されます。と申しますのも同梱の例のカラーカタログ類に挟まって上野のM店で購入した際のレシートが、はらりと出てまいりました(98-05-04と印字された日付からするとGWの最中・・まぁ佳い過ごし方ではありませんか)。
だいじそさんほどのお方なら共感いただけるものと思いますが、スライド表面に程よい加減で刻された繊細なへアラインが自然光に円やかに反射して風雅すら漂わせます。近年の再販品とは作り手のマインドにも差があるやもしれません。
あらためまして今後ともよろしくお願い致します。
はい、憶えておりますともエエw
その節はお越しいただきましてまことにありがとうございました♪
(同一人物であられることに少し驚いておりますw)
また、私の(超?w)駄ブログにお褒めの御言葉を頂戴し、非常に恐縮致しておりますが・・・、うれしかったりもしますw
>GWの最中・・まぁ佳い過ごし方ではありませんか
まことにもって激しく同感致しますw
そのようなレシートという、お手持ちのトイガンの履歴書も梱包されていたとはこれまた非常に楽しい「おまけ」ですねえ。
私も入手した中古品に履歴書と呼べるもの(落書きであったり値札であったり)が存在していると、妄想の世界に一直線!でなんとも楽しいものでございますw
>スライド表面に程よい加減で刻された繊細なへアラインが自然光に円やかに反射して風雅すら漂わせます。
はいはい!
うんうん!
すっごくわかります!
5904でさえもその仕上げの鬼気迫るものを感じることが出来ますから、5906はまた更に素晴らしいものであることでしょう!
ううぅぅ・・・ほんとにうらやましいです。
>近年の再販品とは作り手のマインドにも差があるやもしれません。
そこですw
およそコクサイらしからぬ、と申せば失礼になるやもしれませんが、コクサイの中でもこのS&W機種はとても良い仕上がりですねえ。
その出来具合はマルシンは当然のこと、タナカのオートにも迫る勢いがあるかと思います。
>あらためまして今後ともよろしくお願い致します。
こちらこそ!
何卒、よろしく御願い致します♪
早々で恐縮ですが、spaspaboyさんの本サイトを小生のブログにリンクさせていただけましたらとてもうれしく思いますが、その辺りのご都合はいかがでしょうか・・・・・。
何卒よろしくご検討くださいませ。
ではでは。
当時などはバックナンバーも遡り遡りして、ねっとりしっとり読み込ませていただいたものですよw
希少にして貴重なお仲間として、また蒐集家の鑑として末永くお付き合い願わしゅう存じます。
それからリンクの件ですが・・勿論よろこんで。
蒼々たるお歴々の中に列せられるということで大変光栄です。
美しいですね~。この輝き!
スライドのエッジ部分なんて、まるで金属のように見えます。
「早く捌きたい」なんて扱われる品ではないと思うのですが。
やはり、人間同士と同じ、「縁」があるんでしょうね~銃と、ファンの間にも。
ところで、蒲田のショップですが。
私も1年くらい前までは、月2回ほどのペースで立ち寄っておりました。
私のブログでUPしている銃の何丁かは、蒲田購入品です。
知らずにお会いしたことがあったかも知れませんね~。
蒲田のショップ、さすが、ご存知でしたか! わたしは一昨年、検索で本当に偶々見つけました。ホームページ自体もSEO対策などされていない為、中古品のショップ目当てで検索しても、殆ど引っかからない、まさしく“知る人ぞ知る”店ですが、それでも日々チェックしている固定客はいるようで、彼らの希少アイテムに対する反応は猛禽類のように俊敏そのものです(笑)・・自分もその一人だったりするのですが。ほんと、お店でお会いしていた可能性もありますね。
M5906ですが、おっしゃるように並一通りに扱える代物ではないですね。御指摘のように、エッジの立ち具合や金属加工の表現など、質感を高めるための工夫、その採算を度外視したような手の掛け方はトイガン史上でも稀に見るものかもしれません。MGCのM645などにもその点、執念めいたものが現れておりましたが(そのDNAはKSCに受け継がれているようです)、本品においては更にそれが破滅的な(笑)までの域に達していたのでは、と。現に破滅してしまった後だからこのような事が申せるのですが。いずれにしても、その末期に放たれた光芒は銘記に値するでしょう。